最終節の“横浜ダービー”。先手を取った横浜FCが逃げ切って白星
横浜F・マリノス
率直に最後の精度の質が結果に表れたと感じています。やられてはいけないシーンもありましたし、セットプレーで2回失点しました。終わってから言うのは簡単なのですが、中の選手がもっと修正できれば良かったと感じています。 (今季は)チームの結果も出ていないですし、個人としても4点しか取れていないので、チームにまったく貢献できませんでした。それはシーズン途中から感じていたことです。コロナの影響は僕たちだけじゃなくて、どのチームも難しかったはずです。自分たちは22連戦がありましたが、他のチームも連戦はありましたし、もっと良いパフォーマンスを出さないといけないと感じています。波をなくして、常に安定した戦いができれば良かったです。本当に悔しい思いをしたシーズンでした。昨年の優勝を知っている選手はその差を感じているはずです。僕も悔しい思いをしたので、言葉だけじゃなく、来年は結果を出していかないといけないと感じています。
横浜FC
監督
ホーム最終戦で、“横浜ダービー”という舞台で気持ちのこもったゲームをして、勝利することができてうれしく思います。選手たちが魂を込めて、一体感を持って戦ってくれたことが、結果につながりました。戦術うんぬんよりは気持ち、メンタルのところで、サポーターと一緒に喜ぼうとしてくれました。斉藤 光毅は今日が(このチームでの)最後の試合になりましたが、彼の良さを出し、アグレッシブに戦ってくれました。ただ、メンバー18人全員がハードワークしてくれたと感じていますし、胸が熱くなるゲームでした。 --特に2点取るまでイニシアチブをにぎりました。何が良かったと感じていますか。マリノスさんはボールを持たれるとうまいので、自分たちの攻撃を出せるような立ち位置を含めて、短い時間で準備してきました。その中で選手たちが前向きに前向きにという意識を持ってプレーしてくれたことが良かったですし、2点につながりました。 --昨日49歳の誕生日でした。49歳の1年を白星スタートとなりましたが、どう感じていますか。昨日の囲み取材で誰も気づいてくれず、残念でした(笑)。それは冗談ですが、誕生日の人は一発芸をする流れがチームにあるので、自分はそういうキャラじゃないのですが、アントニオ猪木さんのモノマネをさせてもらいました。今季最終戦が49歳の最初の試合でしたが、選手が意地を見せてくれて良かったと感じています。
横浜F・マリノス
監督
今日が初めてのことではないのですが、ポストに嫌われ、相手GKの素晴らしいセーブがあり、チャンスを決め切れませんでした。セットプレーから2失点し、残念な結果に終わってしまいました。 --今日の試合も先日、監督が指摘されていたフィニッシュの精度の問題が出ました。来季に向けてどう改善していきますか。チャンスはたくさん作れているので、集中力を高めないといけません。ポストやバーに4回嫌われ、GKのセーブがあった中でも決め切らないといけなかったです。サッカーの質は悪くないので、あとは個の質です。来年は決め切れる選手がいてくれるでしょうし、個の質を高めないといけません。 --今季は監督にとってどのようなシーズンだったでしょうか。難しいシーズンでした。自分たちだけでなく、世界中が大変だったと思います。いつもと違う雰囲気でプレーをしないといけませんでした。サポーターがいなかったり、5人の交代枠があったり、飲水タイムの時間が設けられました。その中でも選手、スタッフが一生懸命やるべきことをやってくれたと感じています。来年は以前と変わらないように過ごし、いつもどおり試合ができることを望みます。
横浜FC
FW 11
三浦 知良
今季は先発した川崎F戦をはじめ、途中出場した試合もそうですが、皆さんが期待しているプレーをしようといつも意識し、トレーニングをしてきましたし、日々を過ごしてきました。ただ、振り返っても満足できませんし、喜んでもらえる場面を作れなかったのは実力なので仕方ありません。 コロナ禍の中、選手もコンディションを整えるのが大変でしたが、周りの関係者も大変だったと思います。それでも無観客で再開し、予定どおりの試合数を消化できて順位が決まるまできました。いまもブラジルやヨーロッパの国々は無観客で試合をしていますが、Jリーグはこれだけのお客さんが入って試合を開催できました。それは日本人の強さ、秩序や規律を守る国民性に尽きます。その中で試合をできたことは幸せですし、Jリーグの組織、サポーターを誇りに思います。 自分のことに関して言えば、この3年間物足りなさを感じています。伸びシロがどれだけあるか分かりませんが、あきらめずに自分しかできないことをやっていきたいです。来年も挑戦させてもらえるなら、挑戦させてもらいたいと考えています。
FW 23
斉藤 光毅
まだまだ成長しないといけないと感じています。これがスタートラインなので、新たな自分としてやっていく覚悟ができました。Jリーグで手に入れたものは多過ぎて、何を挙げればいいかは分かりませんが、試合にどうやって絡んでいくのかとか、自分の素質を出すための立ち位置やプレー選択を、プロの世界で学べました。これから海外に出て、もっともっと突き詰めてやっていかないといけません。 --きょうがJリーグラストゲームでした。横浜FCとしての最後のゲームなので感慨深いものはあります。ただ、プレー中は集中して、サイドのスペースを狙うことを優先していました。試合が終わったときはこみ上げるものがありました。 --先制アシストの場面を振り返ってください。良い感じで崩せたので、あそこに入れれば誰か入ってくるだろうという感じでした。志知(孝明)さんがうまく合わせて素晴らしいシュートを決めてくれて良かったです。