鹿島が1点を守り切り、4位フィニッシュ。ACL出場に望みをつなぐ
鹿島アントラーズ
勝てて良かったな、という感じです。4位に入れて良かったとは言えないですけど、まず自分たちがいける順位がここまでだったので、あとは(天皇杯の結果を)祈るというか、応援するしかないですね。 --今日も終盤にオープンな展開になったときにシュートブロックで守れていたが?選手全員で守ろうという意識はすごく持てていますし、後ろが(失点)ゼロというか、チームがゼロ失点だと負けることはないので、(クォン)スンテさんやマチくん(町田 浩樹)、ディフェンスライン全員で頑張っています。 --自分なりの評価は?個人的には苦しい1年だったなとは思います。いまはしっかり試合に出ていますけど、それまで夏場とかけっこうしんどかったな、という1年間でした。 --夏過ぎだったかもしれませんが、相馬 直樹監督と話をする機会があったと思います。あそこで切り替わったのは大きかったでしょうか?自分ができてないこと、できていること、なんで試合に出られないかを聞きに行って、ちゃんと会話をする時間があって良かったなと思います。そのままなにも言わずに、ただ不貞腐れて1年間過ごしていたら絶対に試合に出られていないと思うし、ここまで結果を残していることはないと思うので、良い時間だったと思います。
--素晴らしいゴールでした。シュートにもクロスにも見えましたが?実際はクロスを上げようとしました。それが得点になってチームの勝利に貢献できたので良かったかなと思います。 --決まった瞬間はどういった気持ちだったのでしょうか?本当に試合前からベガルタさんはタフな相手だと言われてきましたし、J2降格が決まっても真剣に勝負してくる相手であるとずっと言われ続けていた。実際、試合をやってみると難しい試合でした。ただ、その中で僕自身もゴールから遠ざかっていたところもありましたし、たとえクロスがシュートになり、得点になったとしてもゴールはゴールだったので自分としては喜びがありました。チームの勝利に貢献したいという一心でずっとやってきましたので、やっと決められたということ、最後勝利で終えたということは自分としても納得できる形になったかなと思います。 --コロナ禍の影響で合流が遅れ、今季は難しいシーズンだったと思う。振り返り、また来季以降の意気込みは?コロナ禍ということで合流が遅れたり監督が代わったり、1シーズンフルで戦えていないのでなんとも言えないですけど、自分自身が合流できたタイミングでチームのパフォーマンスに貢献できたかなと思っています。ただ、満足という面では個人的な満足はできるかと思いますが、チームとして求めているものを達成できなかったのでふがいない部分もあります。 ただ、今日で終わりなので、まず切り替えてしっかりと休んで、またしっかりと準備を進めていかないといけないと思います。個人としても、チームとしてもまだまだ良くしていかないといけない部分は多くあるので、それは練習で培うしかありません。それについてはしっかり準備して、来季はサポーターの皆さん、パートナーの皆さん、家族の皆さんも喜べるような形にできればなと思います。
ベガルタ仙台
監督
リーグ戦最後のホーム戦ということで、鹿島に対してわれわれの攻撃のポイント、守備のポイントといったところを重点的に準備はしてきました。結果、勝ち切れなかったことはまだまだ足りないな、という印象を今日のゲームに(対して)は受けています。 --指揮した2試合を終えての手ごたえと、来季に向けた修正点について。残り3分の1のクオリティーは徹底的に上げていかないと、最後にゴールを奪うところにもう少し迫っていく回数を増やさないと、迫力が足りないというところです。ボールを動かす点に関しては、準備期間がそんなになかった中でよく理解してやってくれていたので、もう少し細かいところを修正していければ、もう少し自分たちの時間を作れるかなという印象をいまは受けています。 --今季中に2試合を監督として経験できたことについて。このトレーニングでこれくらいやれるというものも見えましたし、「何が足りなくて」というところも、いまの段階でも少し自分の中ではある。この2週間は来季に向けてというところもあるので、私にとってはすごく大きな2週間でした。
鹿島アントラーズ
監督
まずはアウェイの地、今年の最終戦にたくさんのサポーターが駆けつけてくださいました。30周年という年に、タイトルを目指してスタートした中で、そこには手が届かないという結果になってしまった。それでもわれわれと一緒に戦ってくださった皆さんに感謝したいと思います。最低限、ACLの可能性がある4位を確保するために今日は勝ちを目指して、本当に簡単なゲームではなかったですけれども、勝利できたことをうれしく思います。 前半のうちに決め切るチャンスはあったと思いますが、入らないのもサッカーだと思いますし、そういった中で仙台さんもこの最終戦で勝利をつかみたい、そういう思いやエネルギー、狙いを感じる前半だったと思います。後半は苦しい展開だったかと思います。ただ、そういった状況の中でも選手が焦れずに戦って、なんとか(ゴールを)こじ開けて、勝ちを持ち帰れることをうれしく思っています。今季はこれで終わりになってしまいますけれども、最後に良い形で締めくくれたんじゃないかと思います。本当に1年間ありがとうございました。 --監督に就任してからの8カ月間を振り返り、どういった手ごたえがある?実際は昨年からコーチとして戻って、昨年も、今年の頭もそうなんですけど、うまくいかない時期というのもありました。なかなか難しい、勝ちがうまく重ならない、つながらない時期もありました。それは本当に選手もそうですし、私もそうですし、勝つために何をしなければいけないか(を考えた)。目の前のゲームに集中するというところにフォーカスしてやってきました。実際そうした中で全部がうまくいくわけじゃない中でも、特に自分たちが1つになったとき、1つの方向にベクトルが定まったときには力が発揮できるっていうのが、全体として出てきているんじゃないかなと思っています。
ベガルタ仙台
MF 16
吉野 恭平
攻守ともに高い強度を持った相手に、そこで劣らず上回っていこう、と話していたゲームで、前半は少し相手の勢いに押されたところはありました。けれども、後半に自分たちも「どんどん前に行こう」と話して何度かチャンスを作れた中で、そのチャンスを決められればまた違った結果になったと思います。ただし、ああいったところを決め切るかどうかの差が、今年1年を通してこういう結果になってしまったのかなと思います。
DF 25
真瀬 拓海
最終節ということで、最後くらいしっかり勝ちを取って終わらせようという気持ちでチーム全体が臨んで、立ち上がりから相手のプレッシャーをはがして自分たちが用意してきたものをしっかりできていた。守備でも粘り強く、相手に押し込まれていた場面もありましたけれども、体を張って守れて、良い流れでいって、後半もチャンスというシーンはけっこうあったと思います。けれども、ああいうチャンスで今までも、今季は決め切れずに接戦を落とす試合が多くて、そのような展開に最後もなってしまったのはとても悔しく思う。ああいうところでしっかり決め切る力をつけないと勝てないな、ということを痛感させられた試合になりました。