様相が変わった58分。そして最後は槙野の同点弾が突き刺さる
ヴィッセル神戸
DF 14
--古巣の埼スタ凱旋、ゴールも決めた。心境を教えてください。やっぱり率直に強いな、イヤだなっていうのが対戦してみての感想ですね。成熟されていますし、ボールの動かし方、相手がどうやったらイヤか、ピッチ上でプレーしている選手たちが分かっている。守っていてもイヤだなっていうのは、(相手が1人)退場するまでですけど思ってやっていました。ただ、そこから自分たちも落ち着いてゲームを進めることができたし、ボールを動かすこともできたし、前がかりになって点を取りにいく姿勢というのを見せた結果が、最後のゴールにつながったかなと思います。 --得点シーンはアンドレス イニエスタ選手と目が合った?イニエスタ選手とは、普段の練習からもそうですし、練習場のロッカールームも近いということですごくコミュニケーションをとっている中で、前回の開幕戦ではコンディション不良で出られなかった。ただ、今日は時間も限られていたが、出てきたときにはセットプレーを含めて「見てる」って話もされていたし、動けばパスは出してくれる選手なので。クロスでほとんどゴールが決まったようなもんですけどね。
浦和レッズ
監督
立ち上がりにPKを与えてしまい、そのあとの流れから失点して難しい流れでしたが、そこから反撃して松崎(快)のゴールが生まれ、チャンスから2点目もあり、松崎が3点目を取っていてもおかしくない試合でした。左側から少し相手に形を作られてはいましたが、最も試合の転換期となったのは明本 考浩選手の退場でした。そのあともなんとか持ちこたえて、槙野(智章)選手のゴールや(セルジ)サンペール選手のバーに当たる場面以外はそこまで形は作らせなかったと思います。神戸のようなチームと対戦して、負けないというのも大事なことです。(勝点を)1点拾えた試合だと思います。 --松崎選手がスタメンだったが、これまでのボランチ3枚と比べてサイドハーフ2枚を起用したパフォーマンスはどう映ったか。神戸に対してこの形がベストだと思い起用しました。ボールをもう少しキープしたかったですが、前半も後半もチャンスは作れたと思います。良いパフォーマンスがありました。最初に失点しましたが、そこからしっかりと逆転するのも良かったと思います。前半の終了間際に松崎選手がさらに追加点を取れる場面もありましたし、良いゲームはできていたと思います。 --退場後について、1人少ないとはいえ守備一辺倒になってしまったと思う。どこかで割り切って守り切ろうとしていたか。2つのオプションがありました。本日やった形([5-3-1])と、[4-3-2]という形にして、タカ(関根 貴大)などをセカンドストライカーとして使うオプションもありましたが、 前半もSBの背後を狙われていました。失点を避けるために、クローズの形としての守り方にしました。相手もインスイングのクロスや槙野選手の攻撃参加などで危険な場面は少しありましたが、どちらが良かったかはそのときの判断になります。
ヴィッセル神戸
監督
先制して良い形で入れた。ただ、すぐに失点して逆転されるなかなか難しい展開だったんですが、前半も失点はしたんですけども意外とわれわれが狙っている最終ラインの背後をどうやって突いていくかに関しては、ある程度できていたので、点が入るのは時間の問題かなと思っていた。相手が1人退場してからより中央を固める、そういう戦術を浦和さんはとってきたので、サイドからしっかりと数的有利を作りながら攻撃していく、クロスを上げていくことに関してはベンチも選手も同じ気持ちでいました。そこから点が入って、よく追いつくことができましたし、この勝点1が必ず最終的には影響してくるのかなと思ってます。よく選手は頑張って追いついたと思います。 --アンドレス イニエスタ選手の起用のタイミングについて。彼の状態と相談しながら、ただやはりどこが相手にとってイヤな場所なのかを探すのが得意な選手ですし、一発のパスで得点チャンスを生める選手なので、そういう意図があって起用しました。 --出場時間の制限は?だいたい30分くらいかなというのは彼としっかり話はしていました。 --同点ゴールを決めた槙野 智章選手の評価について。(相手が)1人少ないときは中央を固められて、ボールは持てるが意外と得点できないことはサッカーには多いと思う。それをこじ開けてしっかりと点を取るのはすごく大事なこと。槙野も良いポジションに入ったと思いますし、ロッカーで話を聞いたときに、アンドレスもしっかりと槙野の動きが見えていて、槙野もアンドレスと目が合ったと。相手のイヤなところにしっかりと入っていくのは重要で、そこに入ればアンドレスはピンポイントでパスを出せる選手なので、それが結果に結びついたなと思います。
浦和レッズ
MF 22
柴戸 海
勝ちたいゲームでしたし、立ち上がりに失点はありましたけど、自分たちで前半からリズムを作って良い流れで巻き返して、ある程度プランどおり進めることができていました。難しい時間帯がありましたが、そこでの失点は今後も起こり得ることなので、勝ち切れるように、この経験を生かしていきたいです。 --得点を挙げたことについては?今季はゴールに向かっていくプレー、得点・アシストをかなり意識しています。セットプレーは練習していましたし、いろいろなアイディアがある中の1つをチームとしてイメージどおり出せたゴールでした。 --2失点目までは良い守備ができていたと思うが。声を出して全員で集中して守れていた時間は長かったと思いますが、やっている選手としては1回やられた悔しさや、もっとやれたんじゃないかと感じていると思います。すべてはね返せるように個人・チームでもっとやっていきたいです。
MF 27
松崎 快
--トピックの多い試合だったと思うが、ゴールシーンとそこまでの心境などは。得点シーンは、ボックス付近は自信を持っているところですし、ワントラップ目で対面の相手を外せて、正直そんなに当たりは良くなかったですが、うまくゴールに入ってくれて良かったです。 その前に自分がPKを与えてしまって、正直先に触れると思って出した足が、大迫(勇也)選手がすごく速かった。今まで体感できていなかったところで、「やってしまったな」と思いました。そこで落ち込んでもしょうがないので、自分が取り返すという気持ちを持ちながらやっていて、結果的にすぐに点を取れたのは良かったです。 --試合を通しての手ごたえは?結果論ですけど、自分が2点目を決めていれば終わっていた試合です。退場者が出たあとも、2-1と3-1では勝つ確率も変わってきたと思うので、あそこでフリーで受けたからには確実にゴールに流し込むべきだったと思いますし、悔いのほうが残る試合になってしまったかなと思います。