鳥栖が怒涛のゴールラッシュ。札幌に5-0の大勝を収める
北海道コンサドーレ札幌
MF 8
--出足の速さや走力で相手に上回られていたという部分を認めざるを得ないところもあった試合では?完全に鳥栖の選手のほうが走れていましたし、攻守の切り替え、球際、すべての面で鳥栖のほうが上回っていたかなと思います。 --鳥栖がマンツーマンでハメにきた中でどう対応しようと考えていたのか。まず、一人ひとりが自分のマークに来る選手に負けないこと。それに加えて、味方のカバーなどそういうところは確認しないと、こういうふうなオープンな試合では相当な運動量を持っていたり、走れるチームには勝てていないのではないかなと思います。 --開幕から負けていないという拠りどころを失い、敗戦になったが。もう1回確認をしないといけないと思います。ただ変にネガティブになり過ぎずに。やっていることは間違っていないと思うので、自信を持ってやっていきたいと思います。 --次も中3日でアウェイでの試合になりますが。しっかりと練習できる時間はおそらくないと思うので、一人ひとりがコンディションを整えること。誰が出てもいまの札幌は同じようなサッカーができると思うので、出た選手が責任を持ってやることが大事だと思います。
反省するところが多く出てしまったので、残念な結果になってしまいましたが、すぐに試合が来ますからチームとして改善できるところをしっかり見つめ直して。気持ちが切れないようにチームとしてしっかり次の試合に向けてやっていきたい。 --自分たちの時間をなかなか作れなかったが。今日のコンセプト的にある程度ブロックを作りながらという中で、運動量や局面で相手のほうが上回っていたんじゃないかなと思います。攻撃についても自分たちが保持する中でうまく時間を作れなかった。有効的な攻撃の形をゲームの中で見いだせなかったんじゃないかなと思います。 --長く勝てない時期を経験したこともあると思いますが、こういうときに大事なことは?あらためて簡単ではないですし、こういう状況を乗り越えたらチームとしてまたまとまって強くなれると思う。現状、勝つことができていないわけですから、気を引き締めて次の試合に向かっていかないといけないと思います。次の試合で勝点3を取るためにしっかりと前を向いていきたいと思います。
サガン鳥栖
監督
平日のナイターということでファン・サポーターの皆さんに良い雰囲気を作っていただいて、感謝しています。また試合に勝つことができて、それを達成してくれた選手たち、スタッフにも感謝したいと思いますし、本当に良い勝利だったんじゃないかと思います。 --久しぶりのホームゲームで5-0の大勝となりましたが、率直に振り返っていまの気持ちを教えてください。今まで得点が取れていないと言われていたのですが、やはり、やり続けることが大切だと思いますし、選手も意識を少しずつ変えてくれたこと、それがこの試合では表れたのかなと思います。あとはファン・サポーターの皆さんが一番得点を欲しがっていると思いますので、それを見せられて良かったなと思います。 --今季初先発の本田 風智選手が先制点を決めましたが、プレーはいかがでしたか。非常に良かったと思います。彼の能力はまだまだこれぐらいではないということもありますけども、ケガから徐々に徐々にステップアップしてきて、それを本当にしっかりと結果で証明してくれたなと。もっともっと成長してもらいたいと思います。 --後半は多くの選手が得点しましたが、その点に関しては。われわれには得点パターンがいろいろあると認識してもらえればいいと思います。誰が出てもわれわれの形だったり、スタイルを前面に出してくれますし、そういう意味ではわれわれの形が見えた試合でもあります。たくさんの選手が点を取って良かったと思います。
北海道コンサドーレ札幌
監督
今日のゲームは立ち上がりから最後まで、鳥栖がわれわれを上回っていたゲームだと思います。運動量、出足の速さ、球際、テクニック。サッカーにおけるすべての要素において鳥栖がわれわれを上回ったゲームではないかと思います。 特に前半はなかなか自分たちのビルドアップがうまくいかない中で攻撃の形を作れなかったと思います。後半に入って、立ち上がり10分ほどのところで2回ほど、興梠(慎三)選手に決定機があったと思います。それ以外のシーンに関しては惜しいところまではいくが、なかなかシュートまで持ち込めないというようなシーンが多かったのではないかと思う。サッカーですので、こうした自分たちにとって出来の悪いゲームはもちろんあると思います。今季で最も出来の悪いゲームでしたが、今日のゲームをしっかりと分析した上で次の試合に向かっていくしかないと思います。 結果に対して、選手たちを責めるつもりはありません。やはり、この結果に関しては、まずは監督である私自身がどうだったのかを見つめ、そして次に向けてのことを考えていかなければいけないと思っています。今日のような試合はリーグ戦において必ずあるものだと思います。ただ、こういう試合のときに自分たちがどう向き合い、そして次に向かっていくかが大事だと思っています。今日のようなゲームですので、監督としてそれ以上のコメントをすることはないでしょう。 --なかなか攻撃の糸口を見つけられなかったが、要因は?こうしたゲームはサッカーなのでよくあるというのは先ほど申し上げたとおりですが、いろいろな理由があると思います。1つの理由だけではないと思います。それは戦術的な理由もあるでしょうし、ただ3日前の浦和戦では非常に素晴らしいビルドアップから相手のプレスを簡単にはがしていたと思います。ただ、今日のゲームではそれができなかった。 もちろん戦術的な理由もあれば、選手のコンディションの状態もあるでしょう。今日の試合を比較しても明らかに鳥栖の選手のほうがフレッシュで出足が速く、運動量、球際の部分で相手が上回っていたと思います。その部分も含めての出来だったのかなと思います。 もちろん、われわれの選手たち、コロナの影響を受けた中でこの間の試合は非常に素晴らしいゲームをしましたが、連戦を戦うまでのコンディションはまだないのかなと、今日のゲームで確認できたことでもある。先ほど言ったように戦術的な理由、コンディションの理由、いろいろな理由があると思いますが、しっかりとそのへんは分析した上で次の試合につなげていかなければいけないと思います。
サガン鳥栖
FW 2
飯野 七聖
--出足の速さ、走力で札幌を完全に上回ったことで主導権を握れた試合だったと思います。相手が高い位置で5枚並ぶ形が想定できていたので、自分はいつもより低い位置から出ていく。なおかつ守備のときには(原田)亘がマンツーマンで前に出ていくので、そこのカバーで最終ラインまで落ちるということを意識していました。 後ろから出ていくというのは本来の自分の(ポジションである)SBをやってきたときと同じ感覚でもありますし、出たあとにしっかり戻るというのもやらなければいけないことだった。ひさびさにSBをやってきたときの自分のスタイルというか、後ろから出ていくという持ち味が出せた試合だったと思います。 --後ろから出ていくという意味では1点目は自身が低い位置でパスカットし、そこから高い位置まで出てのクロスから生まれた得点でした。インターセプトして自分が前に出ていくというのはSBをやっていたときの感覚そのものでした。勢いよくそのまま前に出ていきました。今日はちょっと速いクロスを意識していたのですが、前線にカキ(垣田 裕暉)と今日は2トップで(本田)風智もいたので、自分のボールで合わせるというよりは、ちょっと高いボールを入れて、前の選手に選択の時間を与えることを意識して、あそこはクロスを入れました。
FW 8
本田 風智
--先制点は飯野 七聖選手からクロスが上がってくることをイメージしていたのですか?去年、試合に出ていたときも飯野選手からは良いボールが来ていたので、来るだろうなという予想で入っていきました。本当に良いボールが来たのであとは合わせて、良いコースに飛べばいいなと思っていました。 --その後も2回ほど頭で狙いましたが。今日は足よりも頭の方が調子が良いのかな?と思って、ちょっと強引に飛び込んでいきました。あそこで1、2点取れていれば良かったのですけど、そこはこれから練習で質を高めていければいいと思います。 --前節のダービーでは本田選手の持ち味が出ていなかったからこそ、今日の試合で意識したことは?この間の試合で自分もまだまだやれていない、持ち味を出せていないと感じていたので、今回はスタメンだったので思い切ってプレーしようと思っていました。それができたかは分かりませんが、良い方向につながったと思います。 --去年からケガがちで、今季初先発に懸ける思いもあったのでは。ケガの治りが良くなく、自分のプレーができない悔しさはずっとあり、チームもあまり勝てていない状況だったので、自分がヒーローになってやろうという気持ちでプレーしました。
MF 14
藤田 直之
--FKのゴールについて。ちょっとファーが空いていたので、GKに誘われているかな?という感覚もありながら、でも壁の大きさとGKの立ち位置を見たらちょっと速いボールでファーのあのコースかなと。先に味方がたくさんゴールを決めてくれていたので、そのぶん力まずに蹴られたのかなというのはあります。 --札幌の攻撃をマンツーマンの守備で抑えたことが勝利の要因になったと思います。毎試合、スタッフが相手のウィークポイントを分析した中で落とし込んでくれた戦術なので、そういう意味でスタッフが分析した戦術を僕たち選手が実行できた試合で、本当にスタッフと選手がチームでつかんだ勝利だと思います。 --トップ下のような位置にいることが多かったが、藤田選手はアンカーでの出場でしたか?そうです。アンカーですけど、そこは戦術なので、それくらい大胆に(プレーした)。走力戦というか、もちろん走り勝てる自信もチームとしてあって、そこもスタッフがしっかりと分析した結果として、ああいう守備の形を出せたので良かったかなと思います。 --川井 健太監督のサッカーは走力も重要になりますが、35歳になる藤田選手は辛くないですか?もちろんキツくないことはないんですけど、今季は90分出場した試合はルヴァンの2試合くらいなので、こうやって90分をこなせばコンディションは上がってくるでしょうし、ここからよりコンディションを上げて、よりチームに貢献したいと思います。