互いに最後までゴールを割れず。スコアレスドローで決着
浦和レッズ
--昨季と比較して、今季は縦に速いプレーが多くなっていると感じるが。去年から、試合によりけりだったとは思います。対戦相手や、こちらの選手の特長や状況によって戦い方は変えていました。去年もショートカウンターで奪って勝つみたいな試合もありましたし、今年の札幌戦などは引き込んでカウンターという展開になりましたが、それもプランの1つなので。今日はそういう相手ではなくて、どちらかというと自分たちがボールを持って主導権を握ることが予想されていたので、そういう試合なら自分の特長も生かしやすいと思ってプレーしました。 実際はボールも握れて、自分も少なからずボールに絡めた中で、結果的に0点でしたけどチャンスはいくつか作れました。決め切ることを決めると言うのは簡単ですが、チームとしてはああいうチャンスをたくさん増やすのが大事だと思います。あとはもっと、その中に自分がどれだけ絡めるかというところで、もう少しゴール前で仕事ができればと思っています。
FW 17
-- 点が欲しい展開でデビューとなったが。非常に好ゲームだったと思います。実際に自分が入ったときは前め前めに、勝ちを狙いに行くために入りました。われわれがゲームを支配していて、結果を残すために自分が入った状況でした。ゴールもしくはアシストを狙いにいってかなわなかったことは残念ですが、 良いゲームだったと思います。 -- 試合後、ゴール裏に挨拶したときはサポーターをどう感じたか。ものすごく素晴らしい良い気持ちが湧き出てきました。アウェイゲームであの数のファンを目にしたのは初めての経験でした。自分はそのようなものを必要とする選手です。自分は試合のプレッシャーや、ファンから背中を押されるとモチベーションが上がり、強くなるタイプだと思います。ホームの埼スタが埋まっている状況でプレーすることが待ち切れません。 -- 合流してすぐのデビューに驚いたが、コンディションはどのくらいか。90分もすぐにいけるのか、もう少し時間が欲しいか。ここに来る前にスイスで4分の3のシーズン、25試合プレーしていて、体的にはかなり上がっている状況でした。ただ、日本に移動したりなどで2週間体を動かすことができなかったので、いまのところは100%とはいえません。ただ、これからACLで3週間過ごしますが、良い機会だと思います。この期間を使って100%に戻したいと思います。
FC東京
監督
今日の試合はいくつかの展開に分かれたと思います。前半と後半で流れが違ったわけではなく、90分を通じてわれわれの時間帯もありましたし、浦和さんの時間帯もあって、それが交互に来るような試合だったと思います。今日の試合は戦術的でヨーロッパ的な試合で、お互いにチャンスもある見ごたえのある試合だったと思います。両チームのGKは素晴らしい仕事をしましたし、お互いに勝利を目指してプレーしました。 とてもきっ抗した試合でお互いにチャンスはありました。そこでゴールを決め、勝利をもぎ取ってもそれが見合った結果ではなく、引き分けが妥当な試合結果だったと思います。後半のスタートからアダイウトンを投入して背後のスペースを突いていく狙いを持っていました。途中には(松木)玖生に代えて(渡邊)凌磨をトップ下に配置しました。そこで試合をコントロールしようとした交代でしたけど、その後に凌磨がケガをしてしまい、ゲームプランが崩れた部分はありました。 いずれにせよ、全選手が全力を出してプレーしてくれたと思います。かつ、長友 佑都の素晴らしい活躍についてコメントしたいと思います。守備ではとても集中したプレーをしてくれていました。選手たちにも直接伝えましたけど、勝利できなかったことに対してイライラしていることはある意味プラスで素晴らしいことだと思っています。当然、試合内容にかかわらず勝利に飢えている姿勢を持つことは素晴らしいことだと思います。 ただ、われわれのプロジェクトが始まって3カ月ほどしか経っていません。それにもかかわらず、ポジショナルプレーに取り組んでから1年少し経っている浦和さんに対して、きっ抗した試合をできたことを誇りに思っています。 --中盤の形に変化が見られたが?浦和さんは中央で危険なプレーをしてくると感じていました。神戸戦でも中央を打開されて苦しんだ時間帯がありました。それを踏まえ、守備ではダブルボランチ気味にすることが狙いとしてありました。今日も浦和さんのFWやトップ下が下りて来て、逆のところでプレーをする。もしくはウイングが中に入ってきて中央で数的有利を作ろうとする意図を持っていたので、そこに対応するためにダブルボランチ気味に守備をしました。 中盤の中央での守備の安定性を保持するために、いつもよりは前がかりにプレスに行けない形になり、少し相手にボールを譲ってしまったところはあったと思います。ただ、中央の守備はうまくできたと思っています。攻撃時はいつもどおり[4-3-3]でプレーしていました。
浦和レッズ
監督
全体的には、非常に良いプレーができていたと思います。もちろん不用意なロストもありましたが、全体的に見れば非常に良いプレーができたと思います。前半も後半もチャンスが作れていて、相手のゴールに迫る回数もありましたし、何より相手よりチャンスを作れていたので、どれかをしっかり決められればというところでした。 こういった難しい相手に対して、これだけのプレーができてチャンスを作りましたし、相手にはあまりチャンスを作らせなかった。セットプレーやアダイウトン選手の個のところで何回かはありましたが、それ以外に全体としては大きなピンチを迎えることなく、試合をすることができました。だからこそ勝点3を取れなかったことを非常に残念に思いますが、 いまわれわれがやるべきことはこの基準を持ちながら、改善していくことだと思います。 --スピードを上げていきたい選手とゆっくり持ちたい選手とがいたと思うが、そこのすり合わせについては。そうですね。ですので、先ほども言ったとおり、いくつかプレーの段階でうまくいかない部分があり、ポジショニングなどはまだまだ改善しないといけないと思います。ただ、その中でも相手もいる中で、われわれがうまく使っていきたいポジションの選手にフタをされてしまったところもありました。われわれのやりたいことに彼らも対応してきたところはあると思います。 改善点としては取り上げますが、ここにあまりナーバスになり過ぎず、やるべきことを追求しながら、何が足りないのかを常に模索しながら進んでいければと思っています。いま話したところをやれていれば、さらに勝つチャンスは広がったと思いますが、それでも今回勝つチャンスはあったと思います。
FC東京
FW 15
アダイウトン
チームとして立ち上がりからプレスを受けていて、非常に難しい試合であったので、スペースを使うことと自分たちのリズムを取り戻すところへの指示があった。少しずつ自分たちのリズムに持っていけたと思いますけど、勝点3を奪うことができなかったことに関しては悔しい思いでいっぱいです。 --全体が間延びする時間もあり、アダイウトン選手のところからしか攻め手がないような部分もあったと思うが?浦和さんがしっかりと真ん中のスペースを使って攻撃してくることは分かっていたけど、そのスペースを使われてしまう時間も続いた。その中で奪ったあとは相手が出てきている背後を狙ったり、SBの背後のスペースを使ったりして攻めることは意識していたので、自分のサイドから攻める機会が多かったのかなと思います。次はしっかり得点につながるプレーをしていきたいと思っています。
DF 50
エンリケ トレヴィザン
--浦和の攻撃で気をつけていた部分とそのために意識していたことは?浦和さんの攻撃は中央のスペースをうまく使った攻撃と、センターFWのスピードを生かした攻撃の2つが一番怖いところであったので、中央のボールに対してはインターセプトを意識しながら真ん中を閉める。それから相手に背後のスペースを与えないようにすること。その2つを意識して臨みました。 --左足のビルドアップを含め、今日は自分の特徴を生かせたと感じていますか?ノーですね。左足のビルドアップはまだまだよくなると思っている。ビルドアップで相手を崩していくサッカーに到達するには、まだまだレベルが届いていないと思っているので、これからもっと良くなることを踏まえて、いまの段階ではノーが答えです。 --始動してから3カ月で手ごたえを感じている部分は?チームの成長に関して言えば、ビルドアップは良くなっていますし、相手に応じた監督の要求を表現できるようになってきている。あとは切り替え。その3つは成長を感じている部分であると同時に、その3つを日に日に良くしながら一試合一試合良い試合をできている。そこに成長を感じています。