勝利が遠い両者。互いに果敢に攻めながらスコアレスドロー
ジュビロ磐田
今日の試合は僕にとって間違いなく難しい準備期間で、SNSを通していろんな声をもらって、励まされた部分もありますけど、川崎F戦のようなことはやってはいけないですけど、起きてしまうこともあるかなと自分で前向きに捉えて、「今日の湘南戦で必ず完封して勝つ」ということを考えて準備してきました。 --J1を戦って感じている難しさと手ごたえを教えてください。まだ8試合が終わったばかりで、僕自身勢いもあると思いますし、自分に何ができる、できないかの判断は難しいですけど、ここまでやってきて止められる失点もありました。そういうところは「なんで止められなかったのか」というのをGKコーチと分析して、練習にうまく落とし込んで、同じミスをしないようにやっています。まだ何が通用するかは正直分からないです。
湘南ベルマーレ
監督
前節からやろうとすることを選手はうまく表現してくれて、ベースとなるところは見せられたんじゃないかと思います。自分たちが取り組んでいるところも確実に進歩していると思いますし、その成果は出ていると思いますけど、最後のゴールのところは無得点だったので、課題が残る試合だったなと思います。 ただ、選手のゴールへ向かう姿勢や戦う姿勢というのは出せたと思います。これをベースにまたやっていきたいと再認識させられる試合になりました。 --前半、斜めや縦のクサビのパスがよく通っていた印象ですが、そこに関しての手ごたえは?それこそが自分たちが取り組んでいることのポイントだったので、今日はサイド、ボランチのところがキーマンになると話していました。でも課題はその先なので。そういうところが一歩ずつ使えるようになっているなと感じています。ただゴールを奪うことがまだまだ課題としてある。そういう意味でちょっとずつ進歩できたという捉え方をしています。
ジュビロ磐田
監督
1,000人以上のファン・サポーターの皆さまに来ていただいて、後押ししてもらえました。本当にありがとうございました。 ただ、われわれとしては勝点3を取らなければいけない試合で、今日の結果をライバルチームに勝点を与えなかったとポジティブに捉える人もいると思いますが、われわれはそこを目指しているわけではない。勝点3を取りにいく姿勢をもっと見せなければいけませんでした。ですが、お互い必死にやっていますので、そこのぶつかり合いのところで最後を取り切る力をつけなければいけないと思います。 ゲーム内容としては、相手が[3-5-2]で入ってきて、米本(拓司)選手と山田(直輝)選手と茨田(陽生)選手の3人の中盤を前半は抑え切れなかったなというのがありました。その中で前半はしっかり耐え切ることができた。もう1つ、われわれの攻撃のところはマンツーマンで来るので、その背中を取れたところはありました。 右サイドはあまり機能していませんでしたが、左サイドで突破はできていたので、そこを起点に何度かチャンスは作れましたけど、得点に至ることもなかった。セカンドボールが大事で中盤の攻防がこの試合の要因でした。 ハーフタイムで米本選手のところをケアすること、もう1つは山田選手と茨田選手へ入るボールに対し、われわれはコースを切って厳しくして、そこに入ってくるボールを抑えようと、守備のところでは改善がありました。前にパワーがなくなったこともありますけど、しっかりゼロに抑えながら相手が出てくる裏を取ってこいというところも、戦術的に選手と共通認識を持ってやりました。 途中から黒川(淳史)とジャーメイン(良)を入れて、裏で重点的に勝負しようというのがありましたけど、相手もウェリントン選手、町野(修斗)選手を入れてロングボールを上げて、前にパワー持って入ってきました。そこでのセカンドボールの回収やファーストDFで行くというところが(うまくいかず)、そこが最後押し込まれた原因。6、7割型ウェリントンのところで抑えられ、そこのセカンドボールを拾われて、サイド攻撃をしてこられたことで湘南さんの方が押していたのかなと思います。 われわれとしてはそこからディフェンスラインの裏を突破しながら勝負しようというのがあり、何度かチャンスもありました。ジャーメインとかCKでチャンスがありましたけど、そういうところでネットを揺らす力がこれからすごく必要になると思います。選手にはこの勝点1をポジティブに捉えて、まずチームとして一体感を崩すことなく、しっかりと積み上げながら次のルヴァンカップ、その次の広島戦に向けて入っていかなければいけないと共通認識を持ちました。次のルヴァンカップを良い材料に、リーグ戦も勝ち切れるように戦いたいです。
湘南ベルマーレ
MF 15
米本 拓司
ピンチもありましたし、どちらが勝ってもおかしくない試合でしたけど、こういう試合を勝ちに持っていけないことが上に行くチャンスを逃すことだと思っている。こういう試合で勝点3を取れるように、みんなで同じ方向を向いて、次の準備をやっていこうと思います。 --米本選手の縦パスから推進力が出ていましたが、自分自身のプレーに関する手ごたえは?ただ、ミスをした場面がすごく多かった。試合を見直さないと分からない部分はありますけど、もう少し正確につなげるシーンもありました。僕のクオリティーをもっと上げればもっと良い攻撃ができると思うので、そこは正直反省点でもあります。 それでも、みんながミスをカバーしてくれたので、そういう意味ではどんどんチャレンジのパスを出せたと思う。僕もミスは多いですけど、ミスしたあとにみんながカバーしてくれると思えばチャレンジできると思うので、そういう助け合いをチーム全体でやれていた。これを毎試合出して、みんながチャレンジできるようなチームにしたいです。
MF 42
高橋 諒
--今日はどんな気持ちで試合に臨みましたか?チームはリーグで勝てていない現状なので、自分が出て流れを変えたい、勝たせたいという気持ちで試合に臨みました。 --前半から良さが出ていて、後半はさらにギアが上がったような印象でした。試合中、意識したことを教えてください。前節の名古屋戦もそうですけど、1試合を通して自分たちのゲームができていなかったので、今日は前半から良い入りをして自分たちらしく戦えました。後半も相手のゴールをより目指せたと思いますけど、やはりゴールという結果が遠いなと感じました。 --得点力の部分で突き詰めなければいけないところは?点が入らないなら、相手のゴールに迫る回数を増やさないとゴールは生まれないので、その回数をもっともっと増やさないといけない。個人的にはワイドの選手なので、クロスやシュートといったゴールに関わるプレーができれば、湘南ベルマーレを勝たさせられる選手になれると思います。