相馬のミドルシュートが劇的な決勝点に。名古屋が敵地で勝利を掴む
名古屋グランパス
--自身の決勝点を振り返って。すごかったですね。本当に良いシュートが入ったと思います(笑)。ボールが今回から新しく変わって、昨日にシュート練習をしたときも、芯に当たればけっこうボールが伸びるなっていう印象があって。健太さん(長谷川 健太監督)からも、試合前に「雨の状況もあるし、伸びるから低いシュートを打ったら入ると思う」みたいな話をされていたので、そのとおりに2つの要因が重なったかなと思います。 --交代で入ったときは、どのような意識で入りましたか?同点になっちゃったので、攻撃的にいこうと思っていたんですけど、ちょうど清水も勢いに乗り始めていたところで、なかなかチームを良い流れに変えることができていないなと思いながら、でも最後一発仕留めてやろうと思いながらプレーしていました。 --あのシュートはコースも含めて理想どおりか?そうですね。GKから離れていったし、ポストの内側に当たって逆に跳ね返っているので、一番良いところに行ったかなと。第14節でやっと初ゴールなので、安心しました。 --チームも勢いに乗っていけるようなゴールだと思いますが。そうですね。セレッソ戦での勝利があって、徳島戦では吉田 温紀とか若い選手がゴール決めたりとか、チームが良い流れになっていたから、この試合は大事だなと思っていたので、その意味でも勝てて良かったです。
--ゴールシーンの一連の攻撃は、どんな手ごたえがありましたか?練習から常に言われていることで、チームで点を取るために誰かがつぶれ役としてニアに入るとか、そういう犠牲心を持ったところにうまくボールが来て、マテちゃん(マテウス カストロ)には本当に合わせるだけっていうボールを今年何度も送ってもらっているので、それを決められることができて本当に良かったなと思います。マテちゃんと練習からすり合わせていきたいという話をしていて、それがようやく実ったかなと思います。 --後半は苦しい時間帯もありましたが、試合全体を振り返ると?やっぱりちょっと重くなるのがどうしても……チームとしてアグレッシブにやりたいと言っているので、そこはどうかなと。耐える時間もありますけど、ちょっと長過ぎた感じはあったので、そこをチームとしてどう修正していくか、みんなで話しながらやっていきたいと思います。 --連勝できたことについて。チームにとってすごく自信になることだと思うし、今日の試合もたくさん課題が出ましたが、それを勝って修正できるのはチームとして良いことなので、次の試合に向けてまた課題を修正していきたい。自分たちができたこと、できなかったことを自分たちで整理して、次の試合に向かっていきたいと思います。
清水エスパルス
監督
雨の中、多くのサポーターが応援に駆けつけてくれて、選手たちには「熱い試合と勝利で応えよう」と話をしましたが、最後にあのような形で負けてしまったことは悔しく、残念に思います。 試合に関しては、立ち上がりのところで、イージーなミスでリズムを壊してしまったところがありました。そして攻撃において、お互いの距離感が遠かったと感じました。その中で相手にリズムを持っていかれて失点してしまいましたが、後半はうまく相手の立ち位置を見ながら修正して、より多くの時間で主導権を握りながら試合ができたと思います。残念ながら、最後にあのような形になってしまったのは、もっともっと最後のところまで突き詰める、勝利に対してこだわることを、みんなでやっていかなければいけないと感じています。 --西澤 健太選手の投入で攻撃のリズムができたと思うが、そこはどう感じているか?チアゴ(サンタナ)との距離が全体的に遠かったので、健太が入ったことでリズムが出たのもあります。それ以外のところでも、白崎(凌兵)がボランチに入ってポジションを変化させながらリズムができていたと思います。 --後半、主導権を握る中で、試合を決定づける1点を決めるために必要だったことは?今までやってきたことの質と精度、連携をより強めていくこと。そして途中から出てくる選手、私は「キープレーヤーズ」と呼んでいますが、その彼らがパワーアップして、最後に決め切れるようなチームになったら、こういう試合で勝てると思います。
名古屋グランパス
監督
最後は本当に苦しい展開でしたが、ディフェンス陣がよく頑張って、代わって入った選手が仕留めると。今までなかなかできないような試合展開でしたが、全員が1つになって戦えたというのが本当に大きかったと思っています。こういう勝ちを次につなげていかなければいけないと思います。終盤は本当にアップアップの状況でしたが、そういうところを踏ん張れて、勝ち越せたというのも、また1つ大きな積み上げだと思います。また次の試合が中3日でありますので、切り替えて頑張っていきたいと思っています。 --酒井 宣福選手が得点を挙げましたが、彼のゴールの評価について。マテウス カストロからのボールは角度のないところだったと思いますが、よく良い形で頭に当てたと思っています。これをきっかけに、これから自信を持って、また次のゴール、次のゴールというような形で取ってくれることを期待したいと思っています。 --終盤の相馬 勇紀選手の得点は、かなり勢いを感じる得点だと思います。あのゴールが持つ意味はどう感じていますか?吉田 豊も連戦で、中2日で移動もあってというところで、だいぶ終盤はへばっていたと思います。それは藤井(陽也)にしても中谷(進之介)にしても、中2日で徳島から移動での試合は、やらせたのは私なので、何とも言えないんですが、よく最後まで頑張ってくれたと思っています。そういう意味では、吉田(豊)に疲れが見える中で、ああいう形でカルリーニョス(ジュニオ)のクロスから(チアゴ)サンタナに決められましたけど、逆に終盤は相馬のパワーでもう1つ押し返せればという思いで入れました。本人もずっと得点がないというのは気にしていて、終盤にあそこでドリブルで仕掛けて、1人で運べるという……石田(凌太郎)もそういうタイプですが、終盤にああいう仕掛けが出てきたというのは、チームにとって大きいと思っています。
清水エスパルス
MF 16
西澤 健太
前半、ベンチから見ていて、サイドハーフの位置が低くなっていたので、どれだけ自分が我慢してボランチの脇を使えるのかということは考えていました。それはうまくできたと思うし、山原(怜音)だったり、白崎(凌兵)選手、鈴木 唯人もそうだが、良い距離感でプレーできたと思います。個人としては、手ごたえはありました。ただ、「狙いどおり」と言うには、点を取っていなければいけないし、もう少し精度を上げていかなければいけない場面もあったので、それはこれからの改善点だと思います。 チームとしても、ゴール前に入っていく積極性は見せられたと思います。自分と(オ)セフン選手がクロスに対してかぶってしまった場面があったと思いますが、そういうところに途中から出てきた選手が入っていけるというのは、チームとして良い流れだと思います。宮本(航汰)も飛び込んでいく場面があったし、クロスに対して何人も入っていくのが平岡(宏章)監督のサッカー。それをこれからも継続していきたいと思うし、あとは決めるというところに尽きると思います。 前半、あまり良くなかったところから、後半に盛り返していけたのは成長だと思うし、これが勝ち切れていれば、自信になったと思います。次の試合は最初から行けるように、準備したいと思います。
FW 9
チアゴ サンタナ
厳しい試合になったが、みんな最後まで戦っていたと思います。個人的に点を取ることができたのはうれしかったのですが、欲しかった勝点3を取れなくて、残念に思います。これから、良くなかった点を探して、修正していければ、FC東京戦では勝点3を取れると思います。 得点シーンはカルリーニョス(ジュニオ)選手が、素晴らしいプレーから良いボールを出してくれました。最初は足で行こうと思いましたが、クロスがファーストDFを超えたときに、頭で行こうという判断に変えました。早めにしゃがんで、直接ゴールに決まらなくても、GKのこぼれ球を誰かが狙えると思っていました。でも、直接決められて良かったと思います。自分が得点を決めましたが、半分は彼のゴールだったと思っています。 次節に向けてチームとして一丸になること、自信を持ってプレーすること。そして細かいミスを修正して、FC東京戦に勝てるようにみんなで頑張っていきたいです。