京都が1-0で王者を撃破。川崎Fは手痛い連敗に
川崎フロンターレ
--サイド、中と攻撃的なパスをどんどん入れていた。終盤、小林 悠への良いパスもあったが?負けている状況で入ったので、どうにかして1点を返したいというのがプレーに表れて、あの場面では視野も良い状況が確保できていたので、ゴールにつながるプレーができればいいと思ったが、それがつながっていないので、できていないかなと。 --3試合勝利がない状態が続いているが?試合後の雰囲気は良いものではなかったが、僕は今年入ってきた身として、勝ち続けていたチームだからこそ連敗にナーバスになっていると感じた。以前、自分はそういう状況ではなかったので、こういう状況に慣れがあるわけではないが、こういう状況を変えていけるかという、チームの中ではいろいろな経験はあると思う。それを新加入だからというのは関係なく、日々の練習から還元したいと思っている。 --選手で互いの要求を増やしたいという意見もあるが?間違いなく、その部分は少し足りないところだと思う。一人ひとり自覚を持って、自分たちで声をかけていかないといけないところだと思う。日々それができれば質も高くなると思うし、結果にもつながると思う。そういう要求はしていきたいと思う。
チームとして良い形で奪ってからのチャンスというのを作れていなかったが、そこで決め切れなかったこともそうだし、最後まで失点せず、我慢強く守れなかったのが敗因だと思う。 --3試合無得点。改善点については?高い位置で奪って、ショートカウンターができていたことがこれまでは多かったので、そこでもっとより全体で守備を上げて、前で奪ってチャンスを増やすことだったり、もっとビルドアップのところもやっていかないといけないと思う。 --前に出して攻撃のスイッチも入れていた?まず、ゴールの近いところから見ることを意識していて、相手が前から来るなら背後も空いていたし、そこは意識してやるようにしていた。
京都サンガF.C.
監督
気温が高く36℃あったと聞いていますが、タフなコンディションの中の試合でした。チャンスの数はあまり多くありませんでしたが、相手にボールを持たれたときに、いかに入れ替わって前にボールをつなげていくのかというところが自分たちの本質です。それプラス、ビルドアップやプレスなどもありますが、そこなくして京都スタイルはあり得ないと思っていました。 ここ最近はJ1の技術の高さや相手の判断の速さに振り回されたところもあり、今日も危ない場面はたくさんありましたが、選手のファイティングスピリットがゴールマウスからボールを遠ざけた部分があったと思います。得点シーンも粘り強くやったことで、神様が得点をくれたのかもしれません。この暑い中、足を止めずに最後まで戦った選手を誇りに思います。 --プレスの出足やボールへの執念が前節より見違えて良かったが。自分たちは何なのかということを映像で見直し、練習で取り組みました。勝ち負けはありますが、その前に自分たちのスタイルを見せていくことをどんな試合においても実行していくことで、選手やチームの成長があると思います。前半は苦しい時間帯もありましたが、粘り強く戦い、後半は相手のビルドアップを寸断する場面もありました。 卵が先か鶏が先かというところはありますが、自分たちはいつも攻撃を考えているんだというマインドは、どの試合でも消しちゃいけません。見違えるようだと言ってもらえたのはうれしいですが、それをノーマルにしていかないといけません。それを今日強く感じました。 --選手交代について。点を取るときに川崎Fが前に人数をかけてくことも含めて、少し早いかなとは思いましたが井上(黎生人)を入れて3バックとして、構えながらカウンターを狙いました。(途中出場・途中交代となった)宮吉(拓実)が悪かったわけではなく、フレッシュな選手を前に入れて、カウンターから願わくば追加点を取りにいこうとしました。 --去年から「川崎Fに勝てるチームを」ということを選手に話していましたが、実際に戦ってみて。今日は相手のシュートが入っていれば、勝点3を失った試合だったと思います。試合後に鬼木(達)監督とも少し話しましたが、本当に素晴らしいチームを作っている事実は揺るぎません。今日はわれわれは勝点3を取れましたが、実力的にハマったり、戦力で上回ったとは思っていません。
川崎フロンターレ
監督
今日のゲームは何がなんでも勝つという形で送り出したが、なかなか結果的に難しくなった。前半を含めてチャンスをいくつか作り出していた中で、決め切るべきところで決めないとこういうゲームになる。1点が重くのしかかるゲームにしたくなかったが……。ここからまた立て直しが必要だった。やろうとしているところができてきたり、やり始めていることがチームとしてあったり、一人ひとりやれるところが増えた選手もいる。そこを評価しながら進んでいければと思う。 --この3試合は無得点。もっとよくしたいと思っているところは?今日のゲームは、また別のゲームかなと思う。それ以外の2つの試合はチャンスの数も多くなかった。自分たちが最後、フリーで打てるくらいの崩しだったり、逆に迫力のあるところ、相手のイヤなところに入れていく作業が必要だと思っているが、少し最近の2試合よりは出たところがあった。 その中でもう1回決め切るというところ、チャンスの数を増やすことが仕事になる。そこに対してもう1回惜しいではなく、決め切るところにもフォーカスしないといけない。攻守は一体で守備もそう、そこもしっかりやった中で得点というところだと思う、前から行って引っかけて、チャンスも多く作り出すためには少しのところになると思う。 --最後、瀬古 樹選手から小林 悠選手が縦に入れたようなパスが増えるといい?おっしゃるとおりで、あの数を増やしたい。前に強い選手を入れた中でも、全部がパワープレーだけではなくて、ああいうものを狙っていた。そこの意図をくんでくれた。パスもクロスもそうだし、相手のイヤなところを感じる数を増やしたい。それは個人、みんなとしてやっていければ。
京都サンガF.C.
DF 17
荻原 拓也
シンプルに川崎F相手にも自分たちのサッカーを見せること、それだけを意識して試合に入りました。 --7試合ぶりの大きな勝利となったが。チーム全体が欲しかった勝点3だったし、とにかくうれしい気持ちでいっぱいです。 --前節よりも攻撃に関わる回数が多かったが。もっと攻撃に絡みたいというのが正直な気持ちです。特に前半はまだコンディションが100%ではない中でキツくて、あまり前に攻め上がることができませんでしたが、後半は自分の中でゾーンに入った感じがありました。攻守において、いまの自分にやれることはやれたのかなという感じがあります。 --スパイクを前後半で履きかえていたが。前半を終えて体が少し疲れていたので、足元だけでもフレッシュさを出そうという気持ちでスパイクを変えました。
MF 24
川﨑 颯太
川崎F戦へ向けてのミーティングで、去年の僕たちの試合映像を見ました。その試合では勇敢にプレスに行っていました。今年になって相手がJ1だったり、うまい選手が多い中で「プレスに行き切れなくなっているんじゃないか」という話があり、言葉だけではなくて映像も見たことでハッとしたというか。もっと自分たちは勇気を持って前から行っていいんじゃないか、俺たちはできるんだという高いモチベーションで試合に挑めたからこそ、今日は良いプレッシャーが出せたんだと思います。 --去年から目標としていた川崎F戦を実際に戦ってみて感じたことは?まだまだだなと感じたのは運動量です。橘田(健人)選手と比べて上回っていないし、もっともっと攻撃にも関わらなきゃいけない。守備でも橘田選手のところをつぶしに行きつつ、その脇の脇坂(泰斗)選手のところなどにも行かなきゃいけない。90分を通じて、相手のキーマンをつぶせるようにならないといけません。 通用したところは、自分が攻撃に顔を出したり、うまくボールを引き出せたときは相手のプレッシャーも強くありませんでした。1枚はがしてボールを運べたりもできました。日々の準備があってこそですが、自分は守備で激しくボールを奪うことが特徴だけれど、攻撃でも川崎Fを相手にやれたことが今回の収穫です。