念願の勝点3をつかんだFC東京。サポーターと歓喜を分かち合う
北海道コンサドーレ札幌
ピッチの中に入っていないと分からないこともありますけど、(2つのPKに関しては)あと1歩寄せていれば防げていたような部分もあると思いますし、勝つためにはそういう部分を突き詰めていかないとこういう結果になってしまうと感じました。 --いま感じているチームとしての課題は?修正しないといけない部分はたくさんあると思います。現状、うまくいっていないですし、失点も重ねていますから、攻撃でも自分たちが思い描くような攻撃をできていないと感じるし、外から見ていても思う。今までもっと難しい状況もありましたけど、自分たちのやるべきことを整理して改善していかないといけない。一番大事な部分である走る、戦うは大前提で修正していく必要がある。みんなで前を向いてバラバラにならずに整理してやっていきたい。
FC東京
監督
まずは札幌さんを称えたいと思います。偉大な監督と対戦できることは私にとって誇りです。攻撃的なゲームプランを立てて来るチームと戦えることをうれしく思います。攻撃的なチーム同士が対戦するゲームは魅力的なゲームになります。その意味では札幌さんと戦えたことをうれしく誇りに思います。 前半と後半で分けて振り返る必要はないと思います。90分を通じて同じ流れだったと思います。しっかりとしたゲームプランを立て、相手に良い形でプレスを掛けることを狙っていました。前線の3人もチームのためにしっかりとプレスに貢献してくれました。札幌さんに余裕とボールを与えてしまうと良いプレーをしてきます。その意味でも守備をしっかりとできたことが勝利につながったと思います。そして相手にスペースを与えないようにコンパクトな守備を表現できていたと思います。ボールを持ったときには札幌さんはマンマーク気味に人を捕まえる守備をしてくることを予想していましたので、それを利用してスペースを作る選手とそこのスペースを生かす選手と2列目からの飛び出しを狙いました。われわれの期待できるプレーができ、勝利を収めることができたと思います。 18歳の梶浦(勇輝)がリーグ戦でデビューしましたけど、勝利と素晴らしいプレーでデビューできたことをとてもうれしく思います。今日、中盤には18歳(梶浦)と19歳(松木 玖生)の選手が並んでいましたけど、彼らがクラブの将来を担ってくれることでしょう。 あと、最後に声援があることは素晴らしく、美しいことだと思いました。 --あらためて、サポーターの声援を聞いて感じたことは?2年半前、2020年に新潟で指揮を執っていたときの開幕戦、その1試合だけサポーターの声援がある中で試合をしました。その意味でも今後も声援がある中で試合をできることを強く望んでいます。やはり、声援があることこそがサッカーでありエンターテインメントだと思うので、続いてくれることを願っています。サポーターの歓声を直接聞くことができて、これを機に日常が戻ってきてくれることを願っています。私の名前を叫んでくれていたと思います。それはしっかりと耳に届きましたし、うれしく思います。
北海道コンサドーレ札幌
監督
それぞれがスタイルを出す攻撃的な戦いをし合ったゲームだったと思います。非常に高いテンポの中で両者がパスサッカーにチャレンジした、良いサッカーだったと思います。ただ、ハンドを2回取られて決められて、3点目は自分たちから相手にプレゼントを与えてしまったような失点だった。両チームともに自分たちのスタイルを出した攻撃的なゲームだったと思いますけど、チャンスの数はそこまで多くなかったと思います。FC東京は立ち上がりの1分で打ったシュートがポストに当たり、われわれも(ガブリエル)シャビエルのヘディングシュートが際どいところに飛んだ。攻撃的な良いゲームではあったけど、0-3で負けたあとに「良いゲームだった」とは言いづらいとも思っています。 ボールを動かす中でゴールの近くまでは運べるけど、そこから迫っていくことができない状況にあるのがいまの札幌だと思います。小柏(剛)が離脱している中で背後にスプリントができる選手がいない。クオリティーとスピードのある選手が戻ってくると、攻撃はより活性化されると思います。 サポーターの皆さんに感謝したいと思います。久しぶりにサポーターが声を出して応援できるゲームの中で素晴らしい雰囲気を作り上げてくれた。平日のナイトゲームでも駆けつけてくれた両チームのサポーターに感謝したいと思います。遠くまで駆けつけてくれたわれわれのサポーターに勝利を届けることができなくて非常に残念で申し訳ない気持ちがある。その気持ちをしっかりと胸に刻みながら次のホームゲームで勝利を届けられるように全力で戦いたいと思っています。 --負傷交代したガブリエル シャビエルの状態とその後のゲームプランについて。筋肉系のトラブルで6~7週かかってしまう可能性はあると思う。試合の立ち上がりにケガ人が出て交代をしないといけないことでゲームプランは想定していたものと違うものになってしまうことは仕方ないが、興梠(慎三)を計算よりも早い時間に投入しないといけなくなってしまった。今季ほどケガ人が多いシーズンは経験がない。誰かが戻ってくれば誰かがケガをする。全員がそろうことが今季は一度もない状況で戦っている。その中でやり繰りすることは大変だが、今季はケガ人が非常に多い中で戦っていることだけはハッキリと言える。
FC東京
FW 15
アダイウトン
普段からレアンドロとディエゴ オリヴェイラと3人でPKの練習はしていて、今日は1本目をレアンドロが蹴っていたので、2本目は自分が蹴った。それをしっかりと決められて良かったですね。 --良い守備から良い攻撃ができていたが?ここ最近は勝てずにやりたいことができない時期もありましたけど、今日は開幕前から取り組んできたことをしっかりと表現できて勝利できたことをうれしく思っています。 --ゴール後にサポーターの歓声を浴びて感じたことは?今までの試合でも声は出せない中でもサポーターの皆さんは応援してくれていたけど、今日は声援があってあらためてすごいと感じましたし、その中で点を決められてその後の歓声はすごくうれしかったです。 --2点目のあとのダンスパフォーマンスはどんな意味がこもっている?家で動画を観ていたときに息子が「やってほしい」と言っていたブラジルのダンスですね(笑)。
MF 43
梶浦 勇輝
リーグ戦で初スタメンでデビューできて、しかもサポーターの皆さんの声援があった中で3-0の結果をつかめてうれしかったです。自分は中学、高校とこのスタジアムで試合を観てきていたので、この声援は日本一だと思っていますし、その声援で自分の名前を呼んでもらえたときは、やらないといけないという気持ちを強くしてくれた。サポーターの皆さんには感謝したいと思います。試合後も、永井(謙佑)選手に「待ってろ」と言われたので、今度は点を取って正真正銘の“シャー”をやりたいと思います(笑)。 --パフォーマンスについては?インサイドハーフは裏抜けと守備の強度が求められるけど、後ろでボールに関わるところはまだ課題かなと。ただ、守備の強度は自分の中でも出せたと思うので、そこはさらに伸ばしていきたいと思います。 --リーグ戦デビューと思えないほど、堂々とプレーしていたが?力をセーブしてプレーすることは考えていなかったので、最初からフルパワーでどれだけできるかが重要だと思う。ラスト10分はキツかったけど、そこは試合にたくさん絡んでクリアしていきたい。ただ、本当に周りの選手に助けられた試合であって、やりやすかったですね。