守り抜いた先制点。柏が苦手・鳥栖を破り連敗ストップ
柏レイソル
--先制の場面について振り返ってください。チームとして裏のスペースをうまく使いたいのと、鳥栖は前からプレッシャーを掛けてくるので、うまくはがせたらというイメージを持っていました。裏を取ろうと動き出したところにボールが出て、もう一度ポジションを取り直すという自分の良さが出たシーンだと思います。そこに対して良いパスが来て、GKのポジションを見たときにニアが空いていて、そこに決められた。ボールを持たれて厳しい展開の中で、1つ貢献できたなと感じました。 --相手GKが出てくるところは試合前から狙っていたのでしょうか。そうですね、守備範囲が広くて裏へのパスはつぶされていますけど、裏が取れたときはチャンスができるというイメージは持っていた。抜け出した瞬間も少し空いていたので、冷静に決め切れたと思います。 --J1通算50得点は意識していたのでしょうか。節目の数字なので、数試合前から「あと数試合で届くな」というのは分かっていました。もちろん、1つでも積み重ねたいという気持ちもあるのでうれしい気持ちはありますが、50点で満足かと言われればそうではなく、もっと多くのゴールを決められるように頑張りたいです。
サガン鳥栖
監督
ホームで2連敗ということで申し訳ない気持ちがあります。前に進むことを忘れてはいけないので、次に向けて良い準備をしてやっていきたいし、天皇杯もあるので、次のステージに進めるように準備したい。 --新型コロナウイルス感染症の影響もあった中、どんな準備をしてきたか。勝つための準備をして、メンバーを選び、勝つためのトレーニングを行いました。相手の前線の攻撃は注意しながらやったんですけども、先に(点を)取られて典型的な試合になった。そうならないよう準備したが、そういう意味で残念。 --ゴールを奪えなかった要因は。そこを追求しなければいけない。入るべきところに入る、そこで触る。何かしらの問題があるので、どんどんフォーカスしていきたい。もちろん、そのほかの方法論も考えるが、チャンスは作れていたと思うので、続けていくことと、少し発想を変えるところと、選手たちとトレーニングしたい。 --後半からシステムを変えたのは。前半がものすごく悪かったわけではなく、チャンスはできていた。ただ、垣田(裕暉)の近くにもう1枚いるとどうなるか、もう1枚いると相手が困るのではないかと、ズレを生み出したかった。そのぶんは良かったが、相手がより後ろ重心になり、そこに何人いようが関係ない状態になってしまった。もう1つ前のところをやっていければ良かったと思う。
柏レイソル
監督
鳥栖さん相手に、非常に厳しい戦いになると予想したとおりの展開になった。(鳥栖は)ハードワークできる選手がそろっていて、前節(前々節・神戸戦)ホームで勝っていないということもあって、是が非でも勝たないといけない試合だったと思う。こちらも3試合勝っていない状況で、ここ3試合は特に自分たちのミスから失点につながることが続いていたので、直近の試合を振り返り、どこを改善するかについて選手たちと対話をして、そこに対応をとってきた。 ゲームを通して見たとき、鳥栖のほうにボールを握られる時間が長く、支配率は相手が高かったかもしれないが、守備から攻撃、奪ってからの攻撃では再三良い形を作れていた。決定機を作るという意味では相手を上回っていたんじゃないか。先制してからも、奪ってからのカウンターで脅かすシーンを作れたと思うので、今日の結果がこれからのシーズンの後押しになる、非常に重要な試合になったと思う。 --先制点、スローインから左右に振って、武藤 雄樹選手が背後を突く形だった。どう評価するか。あの場面は(川口)尚紀が入れたボールで、ここまでチームとしてトレーニングで取り組んできている形。2トップのどちらかが最終ラインの背後のスペースに抜けて、出し手と受け手が合わせることはトレーニングのテーマとして取り組んできて、今日の得点はその成果の表れではないかと。良いタイミングで背後に抜けることを、武藤はじれずにやってくれた。武藤は手術もあって3カ月離脱を強いられた中、それまでも途中出場はあったが良い形で、ゲーム感覚も含めて良くなってきている。選手としての経験もあり、前線でイヤなポジションを取りながら引き出すのがうまいので、それが今日のゲームで随所に見られた。もっともっと良くなると思うし、ゲームに入る準備を入念にさせてケガの再発を防ぐとともに、さらに良い形でゲームに入っていけるよう、準備してもらいたい。
サガン鳥栖
DF 30
田代 雅也
--普段どおりの万全の対策ではなかったかと思いますが、0-1という結果をどう受け止めていますか。前節(前々節・神戸戦)もそうですが、失点しなければもちろん良いんですが、僕らは前に出て点を取り続けていくことにフォーカスしている中、2試合連続で得点が取れなかったことが一番だと思います。個人としては、失点することで苦しい思いをさせてしまったなと。 --この試合で見えた課題と収穫は。課題は最後の質だと思います。 --限られたメンバーでのリーグ戦、天皇杯も続きますが、今日の試合をどう生かしたいでしょうか?このメンバーでこういう試合ができたことはポジティブですし、勝点を拾っていかないといけないです。負けたことでネガティブに思うこともありますけど、引きずっていられない。試合に出続けさせてもらっている身としては、チームのために何ができるか考えて、限られた時間を準備したいなと思います。
MF 45
楢原 慶輝
--途中出場ですがJ初出場になりました。0-1で負けている状況で、自信を持って行ってこいと背中を押してもらったので、チャレンジすることだけを意識して臨みました。 --それまでどう試合を見ていたでしょうか。チャンスをなかなか決めることができなくて、自分が出たらチャンスを作ってまずは同点に追いつこうという気持ちで見ていました。 --プレーで意識したことは。ゴールを目指してアクションし続けること、常に相手の背後を狙って動き出すことを意識しました。 --出場して見えた課題は。J1の強度と、スタジアムの良い雰囲気の中でプレーできたので、自分の技術をもっと見直して練習からやっていくことと、もっとゴール前で相手に恐怖を与えられる選手になるということを日々の練習で突き詰めていきたいです。