ジェアン・パトリッキの劇的なミドル。C大阪が逆転で“大阪ダービー”勝利
セレッソ大阪
--“大阪ダービー”の歴史に残るゴールでしたね。自分の歴史にも残る素晴らしいゴールを“大阪ダービー”で決めることができて、本当にうれしいです。自分の過去一番、素晴らしいゴールができました。勝利に結びついたことが最高にうれしいです。 --あの瞬間、パスコースもあったと思うが、なぜシュートを選択したのか?そうですね。最初はパスを出そうと思ったのですが、相手が引いて、僕のほうに来なかった。スペースが生まれたので、そのままシュートを打つことにしました。運よく、入りました(笑)。 --コースは狙いどおりか?そうですね。狙いどおりです。下に打つとGKに防がれるので、上の端を狙いました。 --それにしても絶好調ですね。フフフ(笑)。僕もうれしいです。 --川崎F戦に続き、終了間際の逆転ゴールです。逆転ゴールを決めることができてうれしいですし、こうして好きなサッカーができてうれしいです。
--同点ゴールについて。ひさびさだったので、だいぶうれしかったです(笑)。正直、勝ち越したい思いが強かったので、喜んでもいいのか、という思いもありましたが(苦笑)。展開としても、相手が少し落ちていた後半すぐに決めることができて良かったです。 --今季4点目まで少し期間が空いたが、この大舞台で取れたことは、今後のシーズンにもつながっていくのでは?そうですね。期間が空いた中で、求められることをもう1回、整理して。自分の中で納得できないパフォーマンスも続いていたのですが、この前の(天皇杯・)名古屋戦から、徐々に自分のやるべきことも分かってきました。一生懸命やり続ければ結果が出ると、小菊さん(小菊 昭雄監督)にもずっと言われていたので、だいぶ期間が空きましたが、取れてホッとしています。 --前半の飲水タイム明けからは、自分たちのペースに戻せたか?失点の形がもったいなくて、雰囲気としては良くなかったですが、苦しい時間を耐えれば、相手が落ちてくることも分かっていました。そこからの強さがいまのセレッソにはあると思います。今日は自分の(加藤)陸次樹の動き出しに相手CBもついてきたので、あまりビルドアップには関われなかったですが、その結果、サイドや他も空いたと思います。その中で、前半の最後にお互いヘディングでチャンスもあったので、欲を言えば、そこで結果が出せればもっと良かったです。
ガンバ大阪
監督
9連戦の最後のダービーのゲームで、このような結果になったことが本当に悔しい。ファン・サポーターもたくさん楽しみ、そしてお越しいただき、またもや残念な結果をしてしまったことが本当に申し訳なく思います。いろいろな負けの要因をしっかりと受け入れた中で修正して、勝てるゲームができるように前を向き、切り替えて、選手とともにやっていきたいと思います。 --立ち上がりはすごく良い入りをしたと思うが、飲水タイムから相手に流れがいってしまった原因は?やはりスタートの入りがすごく良くて、先制点を取ることができました。ただ、途中から疲労が少し見えながらも、うまくプレスが掛からず、そして受けるというか、回される展開がちょっと多くなった。また、奪ったボールをマイボールにするところで、敵陣に入っていくところまではなかなか行けず、セレッソさんの流れになったなと。 本当に前半、なんとかゼロで終えてハーフタイムに向かえたのは良かったですが、後半も少しうまくやりたいことができず、そういう中でフレッシュな選手を投入して挽回したかったですが、チャンスを作れていたところはあります。 今までだったらもう少し守る、防戦一方になりそうなゲームもありましたが、今日のゲームに関しては、後半少し(食野)亮太郎や(倉田)秋や(坂本)一彩を入れて、盛り返してチャンスを作ってくれたところは今後につながると思います。選手全員で本当にこの状況を変えていかないといけないと思うので、しっかりと良かったところと修正するところを見極めた中でチャレンジしていきたいと思います。 --後半の途中からセカンドボールがまったく拾えない状況に陥ったが、ご自身はどのように感じていたか?本当だったらセカンドボールももちろん、ダワンや(齊藤)未月や秋、亮太郎もそうですけど、中盤の選手も含めて、後ろの選手もそうですけど、マイボールにしたかったというのはあります。あとは後半の苦しい時間帯に、今後どれだけ自分たちがボールを持つことができるかというところで、その持つところとか、セレッソさんに対しての攻撃の狙いがちょっとできなかったなと。そこは修正していかないといけないと思います。 --最初から前からプレスに行きたいという狙いはあったと思うが、徐々に5バック気味になって受ける時間が増え、そこから劣勢になった。それは引く狙いではなかったと思うが、前からのプレスがハマらなかったのが原因か?ウチのプレスが掛からなくなって、うまく連動できなくて、そういう状況には本当はしたくなかったですけど、選手もなかなかうまくハマらないというところで、もうハッキリと[5-4-1]でしっかりコンパクトにした。 もう1回そこからボールを奪って、しっかりとブロックを作ってボールを奪うようなサイクルを作りたいなというところで、バラバラになると良くないと思った。そこをハッキリとさせて、ちょっと持たれる時間だとか、受ける時間は多くなってしまったので、そういうところは前半にしても後半にしても、前からけられるようにしていきたいとは思います。
セレッソ大阪
監督
今日のゲームは、セレッソファミリーの方々にとって、これから語り継がれる歴史的な試合、勝利になったと思います。立ち上がり、相手の強い重心を受けて苦しい時間帯も続いたのですが、いまのチームの強みは、どんな困難にも崩れず一体感を持って、全員が自分の役割をまっとうできること。それがいまのチームの強さだと思います。今日も苦しい時間帯を全員で乗り切って、ゲームコントロールして、前半の飲水タイム以降は自分たちのゲームプランを遂行できました。その中で、しっかりと同点、逆転を勝ち取った選手たちを、私は誇りに思います。 --同点ゴールを決めた山田 寛人選手について。彼については、随分前から、セレッソの将来を背負って立つ選手だと思っています。いまも思っています。少しケガや体調不良もあり、大きな波に乗り切れなかった。そして、ベンチ外も経験した。その期間、悔しい思いもしてきたと思いますが、同じポジションの選手たちが結果を出しながら、彼自身もしっかりと積み上げて、自分の課題に取り組んだ結果が、今日の素晴らしいゴールが生まれたと思います。まだまだ大きな成長を成し遂げていってほしいと思います。 --最後のジェアン パトリッキ選手のゴールについて。ベンチで見ていて、スルーパスを出すのかなと思ったのですが、彼のゴールにつながったシーンは、一気に前に動き出す、そういうパワーがあったからこそ、ジェアンがシュートを打つ時間ができたと思います。まさしくチーム全員で取った貴重なゴールだと思います。 --“大阪ダービー”での“シーズンダブル”は1999年以来だが?ダービーの勝利は私の中でも特別です。今日、勝てたことを非常にうれしく思っています。アウェイの地で、厳しいゲームで逆転勝ちできたこと。ガンバに勝ったこともそうですが、チームの成長を強く感じたゲームでした。まずそこを非常にうれしく思います。私自身も、個人的にもずっとガンバの背中を追いかけて、過ごしてきました。こうしてガンバに追いつき、追い越そうとしている現状をうれしく思います。ここで一気にガンバをクラブ全体で追い越していけるように、クラブ全体で努力していきたいと思います。
ガンバ大阪
FW 40
食野 亮太郎
--G大阪での再デビューとなったが。試合前から自分は(中村)仁郎と代わって出ると言われていて、タスクも彼と同じもので入っていった。中間ポジションで受けてターンしてどんどん仕掛けようという意図でしたけど、全然ダメでした。 --惜しいシュートもあったが。あそこを決め切れなかったことがすべてだと思いますし、あそこを決めていたら、2-1で僕たちが勝てた試合だったかもしれないので、サポーターの皆さんに申し訳ないです。
MF 41
中村 仁郎
--ひさびさの先発に加え、C大阪戦ということで気持ちも入っていたと思うが。5試合ぶりかな。試合に出て、結果を残す気持ちでやっていたんですけど、なかなか試合も空いて、けっこう、試合勘もなくなっている状況であまり試合に入れなかったのがいまの課題かなと思います。 --序盤はボールも持って良いプレーもあったが、鈴木 武蔵選手との連係を含めて課題はあったか?試合の入りは点が入ったあと、飲水タイムぐらいまでは良いプレーもあったんですけど、相手もやり方を変えてきて、こっちがそこに対応できなくなって、個人としてもそこから体力の面でもなかなかうまくいかなかったと思います。 --序盤は鈴木選手へのロングボールも多かったが、それはチームとしての狙いだったのか?そうですね、武蔵くんはけっこう相手を背負えるし、背後へも抜けられるので、そこで僕がセカンドボールを拾って組み立てる感じだったんですけど、最初はうまくハマったと思うし、武蔵くんの特徴も分かっていたから、それができたんですけど、相手も対策してくるし、そのときにもっと自分の力を出さないといけなかった。