為田のクロスから加藤の一撃。C大阪が1-0の勝利を収める
セレッソ大阪
--得点シーンについて。為田(大貴)選手が良いボールをくれたので、為田選手に感謝しています。そこに信じて走り込めたのが良かったと思います。 --アウトサイドのパスでくると思っていた?それは予想外でしたが(笑)、信じて走って、「うわ、こんなに良いボールきた」と。ふかさないことだけを意識して、ゴールにしっかり叩き込むことを意識して打ちました。 --故郷で決めた思いについては?本当にうれしいですね。今日は両親も来ていたので、決めることができて、なおかつ自分のゴールで勝てたことが本当にうれしかったです。 --試合運びとしても、「しっかり守備をして、チャンスを逃さない」という試合前のプランどおりだったのでは?そうですね。昨日オンライン会見で話したとおり、守備からしっかり入って、チャンスを逃さず決めて、勝利に導けたことは良かったです。
--チームとして、今日の守備は素晴らしかったが、後ろからどう見ていましたか?焦らずしっかりブロックを作りながら最後までやれました。あまり前からは(プレスに)行けなかったのですが、やることを徹底してできたと思います。相手に持たせる時間は長かったのですが、ピンチらしいピンチはなかった。セカンドボールも拾えていたし、最後までみんなで良い距離感で守り切れたと思います。 --セットプレーも多かったが、そこをしのげたことも大きかったのでは?セットプレーでやられるのが一番もったいないので。確かにCKは多かったですが、そこでやらせなかったことが一番良かったと思います。 --前節、J1通算350試合を達成したが、通過点ですか?そうですね。あまり気にしていないです。もっともっと選手として成長したい気持ちしかないので。これからもっと成長できればうれしいです。いろいろな人に支えてもらっているので、そういった人たちの気持ちに応えられる選手になりたいです。
浦和レッズ
監督
非常に難しい試合になってしまいました。相手のDFが堅いことは分かっていたので、そこをいかに破っていけるかがこの試合の1つの目標でした。前からのプレッシングもあり、われわれに良いビルドアップをさせてくれずに、どちらかというとセレッソ大阪がわれわれをうまく消したなという印象があります。 その中でどう修正するかも準備してきましたが、それでもなかなか変わりませんでした。後半は3人の選手を代えましたが、実際にピッチでも見えたとおり、フィーリングやコンディションの部分が上がり切っていなかった部分もあったと思います。なので、いつもの最大限のレベルを出すことが難しかった試合となりました。特に終盤は攻撃の手段としてクロスが多くなってしまい、そういう形になるとわれわれにアドバンテージが生まれず、彼らにとっては守りやすい攻撃をしてしまったと思います。 --チーム全体に疲れがあるように見えたが。そうですね。走るだけではなく、それ以外の神経系、目には見えないところにも疲れが影響していると感じます。特に何人かはフレッシュさを欠いている部分がありました。強い相手になってくると、一つひとつのプレーの質が求められますが、判断のスピードなどに影響が出てしまっていたのかなと思います。 --失点の場面は、ファウルのあとにボールを置いてあげてクイックリスタートされてしまった。あまり良いシーンではなかったと思うが。その瞬間はちょうどテクニカルスタッフとどう改善するかを話していたので、見てはいません。ただ、それが彼らの唯一に近いチャンスでしたし、残念な失点でしたので振り返ってみたいと思います。 彼らにとって、あの先制点は試合を決めるきっかけになってしまったと思います。0-0のままであれば、われわれとしてもうまく点を取って勝つか、0-0の引き分けという展開だったと思います。ただ、良い形のチャンスが少なかったので、引き分けが可能性としては大きかったと思います。
セレッソ大阪
監督
リーグを折り返してから、ACLも含めて、これまでの浦和の戦いを見たときに「今日は難しいゲームになる」という中で、特に選手たちとは守備の共有と奪ってからの攻撃、ゲームコントロールを最重要視して、このゲームに臨みました。連戦が続く厳しい日程の中、これだけの素晴らしい選手たちが勝利のために走り、戦い、最後までファイトする。そのような姿に私自身も心を打たれました。素晴らしいゲーム、感動的なゲームができたと思います。 ただ、中2日ですぐにリーグ戦もありますし、強敵の浦和とまたルヴァンカップ準決勝での2連戦が控えていますので、今日の喜びは今日だけにして、また良い準備をしていきたいと思います。 --浦和相手に決定機を作らせなかった守備が素晴らしかったと思います。終盤も間延びすることなく、前半と同様のコンパクトなブロックを作れていたと思うが、そのあたりは最近の試合の反省も生かせたと思う。終盤も含めた守備のイメージについて。まず、浦和はポジションや立ち位置を変えながら、可変して前進してくる。そこはストロングポイントだと思っていましたので、相手(の後ろ)が4枚なのか、3枚なのか、ボランチがどこにドロップするのか。そこを見ながら守備のスイッチの入れどころは全員で共有してきました。ボールを握られる時間も長かったですが、守備でゲームをコントロールできたと思います。 そして、ここ数試合内容が良い中でも、終盤に同点、逆転されて負ける試合もありました。そういった意味でここ2試合は全員で、特に攻撃のボールの動かし方ですね。リスク管理をしながら、どう安全に安定して前進していくか。そこは全員で共有しながらやってきました。その成果が今日出たこともうれしく思います。 --為田 大貴選手の「ここしかない」というクロスから生まれた、加藤 陸次樹選手の先制点について。もちろん、フィニッシュの決定力、タメ(為田)のボールの質も素晴らしかったですが、ファウルで止まったあとに誰一人集中力を切らすことなく、速いリスタートからのカウンターでした。キャンプから「相手のスキを見逃さない」ことに対し、選手たちは意識高く取り組んでくれていますので、そういった日々の積み重ねが、あの素晴らしいゴールにつながったと思います。私自身、非常にうれしく思っています。
浦和レッズ
GK 1
西川 周作
--慎重にアップを行っているようにも見えたが、自身のコンディションは?コンディション的には問題なく戻れました。僕としてはACL以来でしたが、サポーターの方々の前でプレーする緊張感がありました。ゴールを任されたからには勝ちたかったのが率直な気持ちです。やらなければいけないことは整理できていた部分が多かったので、失点シーンについては、明日ジョアン(ミレッ)を含めてGKチームで解決策を話し合いたいと思います。 --チーム全体から疲労が感じられたが、後ろからどう見ていたか。失点シーンではボールをストップしなければいけなかったと思いますし、すぐ始められてしまったぶん後追いになってしまいました。そういう細かいところはもっとこだわらなければいけないですし、ずる賢くやらないといけないなというのは感じました。 --失点シーン以外はカウンターをよく防げていたと思うが。相手もしっかりと整理した守りをしてきますし、取ってからのカウンターは注意していたところでした。CB2人が非常に高い集中力でリスクマネジメントをしてくれていたので、あまりピンチの数は多くなかったと思います。これをやり続けることが大事ですし、誰が出てもチーム力を落とさないことができていると思います。
DF 28
アレクサンダー ショルツ
もちろん残念な気持ちが大きいです。自分たちのパフォーマンスがこのような結果を招いてしまったと思いますし、あのように簡単なチャンスを与えてしまってはいけない相手です。それがゴールに直結してしまう良くない形でした。 --なかなか攻撃がうまくいかなかったが。セレッソがポジションをしっかりと取って、われわれを外に追いやり、中も堅かったので難しいポイントでした。ここ2カ月くらい出していたパフォーマンスが出せなかった状況でした。後半はスペースもなく、いろいろとチャレンジしましたが、個人個人のアイディアなどもしっかりと出せませんでした。 --ルヴァンカップでリベンジのチャンスがあるが。今日のリベンジもありますが、昨年も同じようにセレッソに負けています。次のセミファイナルは良い機会だと思います。