残留争いを抜け出す一手。神戸が湘南を退け、破竹の5連勝を飾る
湘南ベルマーレ
FW 9
前半の最初は良い形で入り、いくつか得点チャンスがあったが、もう少しトライしていれば前半のうちに得点が奪えたのかなと思う。 --古巣戦は特別なものですか?もちろんそうですね。古巣なのでモチベーションは高かったですし、よくしてもらったクラブなので好きなんですけど、相手なので勝ちたかった。残念ながら得点を決めるチャンスを作れなかったのが残念です。 --神戸のCBは自身に仕事をさせないために強く当たってきた。たぶん自分の特徴も分かっていると思うし、神戸に限らず、どのチームも自分の特徴は分かっていると思うので、強く来るのは想定していた。彼らは1つのチャンスをしっかりとものにして、僕たちは決めるチャンスを決め切れなかったところが、僕たちの課題です。
ヴィッセル神戸
監督
非常に苦しいゲームでしたが、選手たちがよく頑張って勝点3を取ってくれました。前半に関してはチャンスも作れたし、ラストパスの精度というところで、「(精度を)上げればもっとチャンスが増えるのに」と見ていた。ハーフタイムに、「こういう入らないゲームこそ集中力を切らさないことが大事だ」と。切れたほうが負けるということで、後半集中力を切らさずに選手たちがやってくれたと思います。 --16位以上が確定。ほぼJ1残留が決まったが?振り返ってみると、苦しかったですし、自分が引き受けた状況のときは選手たちも、もどかしさというのを感じていたと思う。自分になってからも勝っても順位が上がらない状況で、本当に自分自身も心がまいるというか、苦しい状況。勝っても降格圏内から抜け出せないのがあったので苦しかったですけど、コツコツと選手たちが一試合一試合頑張ってくれた結果がこの最後の連勝につながっていると思う。みんながやるべきことを1つになってやったということだと思います。 --いまだから言える、このときが苦しかったというのは?8月、ケガ人が多くて、いっぱいいっぱいという状況をみんなで乗り切った。あのあたりは苦しかったし、個人的にはACLのところが、残留をさせなきゃいけない中で、思い切って中2日でというところでメンバーも選べなかったのは悔しいが、そこはクラブとしっかり話して、方向性を決めて、「われわれ(の目標は)は残留だ」ということを自分が就任したときから話し合ってきたことなので、悔いはない。その結果がこのリーグ戦につながっていると思います。
湘南ベルマーレ
監督
自分たちの時間帯と、相手のシンプルな攻撃で押し込まれる時間帯とハッキリしていたゲームになったと思う。勝敗を分けたところは点を取り切るところ、特に今日はセットプレーだったので、そういうところが勝敗を分けるポイントだとあらためて実感しました。内容についてはトライできたこともあるし、結果に出ていない現状は向き合ってやり続けるしかない試合になりました。 --相手の前線のプレッシャーに苦しめられていた印象だが?あまり苦しめられた印象はないですね。相手を見ながらボールを動かすこともできていたし、準備のところでもうちょっと早くしてほしいのはありましたけど、そんなにガンガン、プレッシャーに来られて逃げてという感じではなかった。それは見解の違いだと思います。 --今日はミスが多かった印象もあるが、相手の決定機をよくしのいだ前半になったか?プレースピードというか、ゲームのスピードが相手の土俵で戦ってしまったのが1つ大きなポイントだった。長いボールをシンプルに入れてくる、大迫(勇也)選手に当ててくる、それに対してスピードをもって押し込んでくる、それをうまくいなせなかったのが1つ原因だと思いますし、ちょっと慌てていた気はします。 準備のところで、いつもの良いときに比べて遅かったというのはハーフタイムに伝えたし、ちょっとしたことなんですけど、まだまだそこに自分たちの目指すべきものに近づけてはいますけど、試合で安定してというところは難しい状況です。関係性は良いと思いますが、もっともっと出し手と受け手の関係でできることはある。いつさし込むのか、いつ幅を使うのか、いつ背後を狙うのかはまだまだ。そこはかみ合ってなかったかなと思います。
ヴィッセル神戸
MF 11
武藤 嘉紀
僕自身、前半1回、後半1回、ビッグチャンスがあって、必ず決めないといけなかった。その中でもディフェンス陣がしっかりゼロ(失点)で抑えてくれていたので、本当に感謝しないといけない。 --ボールが入ればドリブル、スペースへのランなど常にアクションを起こしている印象だった。サイドハーフ、ウイングに関しては右は得意ではなく、この2試合くらい難しさを感じてはいました。その中でも手ごたえを深められて、しかけるところ、クロス、ランニングとうまくできたのかなと思う。 --ほぼJ1残留が決まったが。今季正直、大きなケガを2回してコンディションも上がり切らなかった。コンディションを戻すにも時間がかかって、チームに迷惑をかけてしまった。来季しっかりと切り替えて、あと2試合残っていますけど、良い状態でシーズンを戦い続けられることを目標にして、本当に上位を狙うチームにならないといけないと思います。
MF 25
大﨑 玲央
勝てばなんでも良かった。ここまできて内容は気にしないし、みんなが戦ってハードワークした結果だと思う。 --相手は走るチームだった。我慢を切らしたほうが負けじゃないが、最後までみんなが集中を切らさなかったことが良かった。 --前から追い、はがされても戻る。チームとしてよくできている。それはベースですね。もっともっとやらないといけないことはいっぱいあるし、ゲームを落ち着かせないといけないのも、行くところ行かないところをもうちょっとハッキリさせることもそう。前半は少し回されてはいたが、回されているよりも回させていたと自分たちは割り切って、スペースを消して、間を通されても体を張ってができていた。 --16位以上が確定したが。気持ちよく残りの川崎とマリノスと戦って勝ちたい。自分たちは残り2試合を勝ち、キレイに今季を終われれば。