“大阪ダービー”の勝者はC大阪。少ないチャンスをモノにし、勝点3ゲット
セレッソ大阪
--決勝点を振り返って。少ない時間で結果を残すことを意識してプレーしていたので、チームを勝利に導けたことをうれしく思います。僕のポジションにはレオ セアラ選手という素晴らしい選手がいて、見習う部分も多くありますが、自分の結果が出ない中でいろいろ考えることはありました。でも、こうやって結果を出せて、吹っ切れた部分はあります。 --クロスに飛び込んだ場面を振り返って。絶対に(クロスが)来るという気持ちで入りました。滞空時間が長かったので、そこでしっかり叩きつけることを意識しました。叩きつけて入らなければ仕方ないというか、GKを褒めるしかないという思いで、叩きつけることだけを意識しました。 --“大阪ダービー”で決勝点を決めたことについて。やっぱり、奮い立ちましたね(笑)。僕は大阪出身ではないですが、歴史あるダービーということはずっと知っていましたし、たくさんのサポーターが足を運んでくれる意味も実感しました。今日のゴールも歴史に刻まれたと思うので、本当に興奮しました。
--最後のスーパーセーブについて。(マテイ)ヨニッチもうまく打たせないようにプレッシャーを掛けてくれましたし、体が勝手に反応しました(笑)。 --考える時間もなかった?そうですね。そこだけには折り返しが来て欲しくないというところに来たので(苦笑)。逆に言えば、そこに(折り返しが)来たらイヤだなというイメージがあったので、そこに対しての準備ができたのかもしれません。自然に手が出ました。 --後半は押し込まれる時間も長かったが?目の前でずっとボールを動かされていたので、目も疲れました。相手も中に人数をかけてきて、うまくボールを回してきたので、人につくことより自分たちのスペースを守ることを考えていました。うまく対応できたというか、なんとか耐えることができた感じです。 --試合後、率先してサポーターを盛り上げる姿がありました。勝って感情を露わにする姿は珍しいと思いますが、それだけ気持ちも昂った勝利でしたか?そうですね、何か知らんけど(笑)。もうちょっと落ち着かないといけないですね(苦笑)。たくさんのサポーターが来てくれて、これだけ素晴らしい環境を作ってくれたので、セレッソファミリー全員で喜ぶ勝利だと思います。みんなで喜べて本当に良かったです。
ガンバ大阪
監督
非常に悔しく痛い敗戦になりました。しかし90分、チームはすごく自分の中では良かったと心から思っています。結果を除いて、そのように思っています。本当にサッカーというのはわがままというか、本当に釣り合いが取れないなという部分で自分自身は思っていて、相手は前半の1回、後半の1回というところを仕留め切った。 私たちはかなりの決定機を作ったんですけど、決め切れず、悔しい、悲しい結果になったと自分自身は思っています。このチームは勝利とともに成長していくところが大事になってくると思っているんですけど、それが達成できずに本当に悔しく思っていますし、これ以上は今日何もないのかなと思っています。 --今日は食野 亮太郎選手を先発に起用するなど、少しメンバー変更がありました。その意図は?本当にパフォーマンスが日々の練習の中で良かったというその一言に尽きると思います。非常にレベル高く練習も表現してくれましたし、その中で相手のSBを困らすためのスペースを突く動きをしっかりとしてくれたと思っています。どのような選手、どのような価値を持った選手とかそういうのは関係なくて、日々の練習の中でパフォーマンスが良い選手というのを僕自身は使い続けたいと思っています。 --良い内容だけど勝利につながらない試合が今季は何度もあると思います。ダニエル ポヤトス監督は「今までとやることを変えない」と話をされていますが、“大阪ダービー”で負けたことで何か変えようということはありますか。本当に内容が良く、負けているということには本当に悔しく、厳しく思っています。でも、サポーターの皆さんにメッセージとして伝えたいのは本当に落ち着いてほしいということ。しっかりとこのガンバの今までの流れというのをしっかりとしたサッカーのアイディア、スタイルとともに変えていくんだというところ、今季だけで良い形というのではなく、長く良い状態のクラブを一緒に作っていこうとクラブから言われています。 この3カ月から4カ月の中でしっかりと選手たちはそこに応えて、このサッカースタイル、まあ良い試合、悪い試合というのもあるんですけど、このクラブをなんとか変えていこう、スタイルを作ろうという形で必死にやってくれていると思います。 もちろん、そこの中で勝利がついてこないのは悲しく、自分自身満足していません。しかし、その中でも確実に成長していると思いますし、クラブ自身も私を助けてくれていると思っています。僕はこのサッカースタイルを何も変えず、ガンバとともに貫き通していきたいと思っています。それは疑いのないことです。
セレッソ大阪
監督
“大阪ダービー”は今日の試合に限らず、選手たちには「とにかく結果にこだわる」と。「少々内容は悪くても、今日は絶対勝つんだ」と。そこに全員の強い気持ちを集結させて臨んだ試合でした。厳しい試合でした。全員が最後まで戦って、走って、ハードワークした結果、最後のゴールに結びついたと思います。敵地での“大阪ダービー”で勝点3を取れたこと、昨年と同様、歴史的勝利を飾れたことを非常にうれしく思います。 --内容としてはG大阪に押される時間帯も長かった中で、C大阪は[4-3-3]でスタートし、途中で加藤 陸次樹選手と北野 颯太選手の2トップを軸とした[4-4-2]でのカウンターをメインに切り替え、最後は5バックで締めました。昨季、今季と積み上げてきたことをしっかり生かせた部分もありますか?そうですね。[4-3-3]で自分たちでボールを保持したかったのですが、どうしても守備がハマらなかった。相手の2CBに前進される、時間とスペースを与えてしまう。その結果、守備に追われる時間帯が続き、奪いどころも低くなった。自分たちの保持にも時間を割けなかった。昨年からやっていた形ですが、[4-4-2]にすることでCBにフタをしたかった。プレスを掛けたかった。そうやって守備で制限を加えながら、攻撃では陸次樹と颯太の走力と技術を生かして、さらには(中原)輝とジョー(上門 知樹)も含めて、必ずカウンターが狙えると。 (G大阪が)バランスを崩して攻めてくることも想定していました。しぶとくCBにフタをしながら、ボールを奪って、スピードのある4人でカウンターを狙う意図で、[4-4-2]にしました。最後は5バックにして、クローズしました。今年やってきた[4-3-3]がうまくいかなかったとしても、立ち返る場所があったり、そういった選手の起用だったり、幅が持てたことは私自身にとっても大きく感じています。いろいろな選択肢の中で、チーム戦術を変えていける。それはこれからも続けていきたいです。 --両SBのクロスの質の高さが光った2得点について。また、前半で松田 陸選手が退いた理由について。われわれの強みであるサイド攻撃は、トレーニングから継続的にクオリティーを求めています。サイドチェンジやクロスの質、入り方はトレーニングで積み重ねた成果が出たと思います。あらためてトレーニングや共有は大事だと実感しました。 松田 陸に関しては、連戦が1つの要因です。またすぐにホームでの鹿島戦があります。もう1つは前半で警告を1枚もらっており、対面の選手も個で仕掛けられる選手ですので、退場するリスク管理も含めて、交代させました。
ガンバ大阪
FW 11
イッサム ジェバリ
--プレーの感覚は悪くないと思うが、試合を振り返って。自分たちのゲーム運びに関して正直、感触は良かったですね。実際に前半も主導権を握った手ごたえの中から相手にスキを突かれて失点してしまい、追う形で後半に入って後半もやはり自分たちが主導権を握りながら、同点にしながらもスキを突かれて失点してしまったのは痛かった。 --似たような試合展開が続いているが、改善するために必要なことは?失点が多いのは実際に否定はできませんし、いろいろなJリーグのチームと対戦したり、見ている中でショートカウンター、あるいはカウンターで早く相手のスキを突いてくるので、そこの改善点はチームとして見出さないといけないですね。自分たちのスタイルの中ではボールをしっかりと握りたい、そこから主導権を握って得点をしていきたいですが、そこは毎日の練習の中で組み合わせていけるように磨いていくしかない。
GK 99
谷 晃生
--2失点目の場面は北野 颯太選手のところに三浦 弦太選手と黒川 圭介選手がマークについていた。大歓声の中で背後への選手に対して指示が通らなかった?難しいですね。相手のキッカーがフリーの状態で、速いボールも蹴ることができる選手ですし、中に何人入ってきたかは確認していましたが、最後のところまでは見られないので。 --展開的にはG大阪が押し込む時間が長かったが、その中でカウンターを受けるリスクもある。そこの攻撃と守備のバランスをどう考えていた?試合が始まる前からおそらく自分たちがボールを持つ時間が長くなるとは自分たちも理解していましたし、その中でセレッソがショートカウンターとかカウンターでチャンスを過去にも作ってきているチームなので、そこに気をつけようと試合前から話はありました。結果的に最後カウンターでやられてしまったところと、あの失点の前にもカウンターでチャンスを作られた場面が何シーンかありました。それを中で修正できなかった部分と、僕たちがあの2失点以外はほぼ試合を支配していたと思うし、うまく試合を運べていたと思うんですが、結果としてついてこなかったのがサッカーだと思いますし、いまの自分たちの力不足な部分ですね。