京都の圧力をかわしたG大阪。6戦負けなしで13位に浮上
京都サンガF.C.
前半の入り方は相手に勢いを持たれてしまい、後半は自分たちが勢いを持って入ることができました。どちらが先に失点するのかというところで我慢できずに得点を与えてしまい、難しい展開になってしまいました。(失点シーンは)カウンター気味でこちらもキツい状況の中、全員が止まってしまいました。 --前からのプレスについて。行くところと行かないところをハッキリさせようということは、試合前から話していました。相手は後ろへボールを下げて、GKの東口(順昭)選手が大きく蹴ってくることが多かった。(前からプレスに)行き切ることが難しいところがあり、リトリートする時間も長かったと思います。プレスに出ていっても、空いたスペースを使われることが何度かあったので、そこはCBと声をかけ合っていました。 コンパクトにはやっていたと思いますが、距離感は良くしていきたいです。相手も前回対戦とはやり方がけっこう変わっていて、難しいところはありましたが、自分たちが修正すればもっとうまくゲームを運べたはずです。いかに試合中に修正できるかは、今後やっていかなきゃいけません。 --攻撃について。自分たちが押し込んで主導権を握る時間を増やせれば、もう少し試合運びもうまくできたと思います。自分たちの時間を作ることが、こういう夏場の戦いでは必要になってきます。
DF 20
白井(康介)選手がFC東京へ移籍して、気持ちを切り替えて「サンガの右サイドは自分が担っていくんだ」という強い覚悟は持つことができました。鹿島とG大阪を相手にした2試合でそういうところを出せたのは良かったのですが、結果は引き分けと負け。自分が先発してから勝てていません。そこはプロサッカー選手として、悔しいです。 --ファン アラーノ選手とのマッチアップは見ごたえがあったが。SBとして1対1で負けていては話にならないし、自分が一歩引いてしまったり、相手に舐められたら終わりだと思っていました。結果的にファウルが多くなってしまいましたが、あそこの戦いでは負けていないと思っていたので、そこはポジティブなところです。 --一方で失点シーンのような、1つのプレーが勝敗を分ける厳しさも痛感したのでは?ルーキーとして半年間やってきましたが、自分の1つのミスやスキで失点するし、逆に自分の1つのプレーで得点できることもあります。そういう一つひとつのプレーがチームの勝敗を分けるという意味では、まだまだこだわらなければいけない部分があるし、試合中に一息つける場面というのはないと思います。アラートさを保ちながら、途中交代が続いているので、90分間戦えるSBとしてレベルアップしていきたいです。
ガンバ大阪
監督
非常に難しい試合だったと思っています。やはり京都さんとの試合はこういう形になると分かっていました。どの相手も京都さんに対しては簡単ではない試合があったので、本当にしぶとい相手というところで今日もしのげたと思っています。 前半に関してはしっかりと支配、コントロールをしたと思っております。しかし何回かのカウンターのチャンスが気になったので修正しました。後半でしっかりとゴールを決めたあと、最後の時間はもっとボールを持ちたかったですが、やはり相手の強さも出て、セットプレーをしっかりと耐え、逃げ切ったという形になりました。しかし、本当に一番最初のチームでしたら、柔らかさというんですかね、それをはね返す力がなかなかなかったのですが、各個人がしっかりとしたパーソナリティーを持って、この試合を引き戻し、しっかりと手の中に入れたと思っています。 サッカーというのは、来週になったらどのような状況、チームになるかは分からないですが、いまの状況ではしっかりとパーソナリティーを持った集団になってきたなと思っています。 --後半の最初に京都の流れの時間帯があったが、監督はどのようなことを感じていた?中盤の優位性を見つけたかったのですが、相手のプレッシャーがけっこうかかったので、選手が中盤の優位性の認識をなかなか見つけにくかったのかなと後半の頭は思っています。しかし5分ぐらい、その苦しいところをしのいでから、自分たちのペースになってきて、(福田)湧矢のゴールまでは、苦しみながらも良い形を作れたと思っています。 --ファン アラーノ選手を60分前後で代えて、食野 亮太郎選手を入れて、両サイドのウイングを入れ替えたが、意図は?ファン アラーノのところは、彼がもう1枚のイエローカードをもらったら、次の試合がなかなか厳しいのかなと。あとは今週の練習の頭から、ちょっとひざのところで少し疲れが出ているという状況もあった。その疲れから余計なイエローカードをもらって、次節に出られないという形はイヤだったので、そういった形で代えました。
京都サンガF.C.
監督
湿度が相当高い、厳しいコンディションの中、ウチも相手も最後は足をつる選手が続出していましたが、お互いにボールを持って失ったあとがチャンスやピンチになる展開でした。最後のフィニッシュの質で、ガンバさんがわれわれよりも少し上回りました。ガンバさんがここ最近、なぜ勝点を積み重ねられているのかが今日分かりましたし、そういう相手にひるんで自分たちを出せなかった試合ではありませんでした。 後半の流れの良いときにゴールを決める、終盤にもう少し早い時間に追いつければチャンスもありましたが、ファールだったかどうかも含めて、自分たちが行こうとしているときに少しノッキングしてしまう場面もありました。ただ、選手はよくやってくれました。 --よく守っていたが、失点シーンはゴール前で緩さが出てしまった?まだ映像を見られていないが、クロスを上げる選手にプレッシャーを掛けられず、ゴール前も枚数はそろっていたと思うが、その中で相手に先に触られてしまったのは反省しないといけない。こちらもチャンスを作った場面があったし、そこで得点して勝点を獲得するか、得点を取られて勝点がなくなるか、そういう試合だったと思います。ミスを責めてすべて改善するなら苦労はしないですが、ああいうところをしのぎながら、チャンスを仕留めていくチームに変わらなきゃいけません。
ガンバ大阪
MF 14
福田 湧矢
--得点の場面を振り返ると?(食野)亮太郎くんから(山本)悠樹くんにボールが入った時点で、僕があそこに入っていくのは決めていました。ずっと相手の顔を見ていて、ボールウオッチャーになっていたので、これはいけるなと思っていて、悠樹くんが良いボールを上げてくれたのと(イッサム)ジェバリがニアでつぶれてくれたのがすべてだったかなと思います。 --今季初ゴールだが、ホッとしたところはある?本当に自分にとってもターニングポイントになる試合だったと思いましたし、今日結果を出せなければ僕はこのチームにいる資格はないな、というぐらいの気持ちで臨みました。だからこそ結果が出て安心していますけど、すぐにまた試合が来るので、次もまた結果を残せるように頑張りたいです。
MF 29
山本 悠樹
--決勝点のアシストについては?たまたまです(笑)。(福田)湧矢のところは見えていないけど、(イッサム)ジェバリはオフサイドだと思ったので、誰かがいてくれたらと思いましたけど、湧矢がいたので、それはもう彼のおかげです。 --食野 亮太郎選手の投入で攻撃に勢いがついたが?そうですね、練習を含めてすごく体がキレている印象がありました。1人でプレーさせると止まってしまう傾向があるので、うまくサポートに入ってあげて、良い形で前向きで持たせるとゴール前まで持っていったり、決め切る力はあります。僕とポジションが近かったので、亮太郎が1人にならないようにというのは意識していました。あそこで違いを作れたのは相手の脅威になっていたと思います。
DF 5
三浦 弦太
--後半の苦しい時間もあったが、無失点で勝てたことについては?無失点で勝てたことはディフェンス陣からするとうれしいことで、なんとか結果につながって良かったです。 --危ない場面で三浦選手が体を張る場面が多かったが、調子も上がってきた?まだまだコンディションを上げていきたいですけど、最後のところで体を張ることはディフェンスにとって絶対必要なところなので、それが今日は僕だけでなく、チーム全員ができたのかなと思います。