交代策を結果につなげた京都。切り札・パトリックが値千金の決勝点
名古屋グランパス
MF 17
--試合を振り返って。その前に準備のところがどこまでできたのか振り返りたいと思います。(体が)動かなかったというのが正直なところです。 --京都は立ち上がりからアグレッシブに来たが?入りとしては、相手が来る、だから背後に蹴って相手を消耗させようというところだったんですけど、それもなかなかうまくいかず。言い訳はいっぱい出てきますけど、何というか、試合内容どうこうじゃなくて、僕の心構えのところ。どこかで「効率よいプレーをしよう」みたいな、そういう気持ちになってしまって、やっぱりいつも見たいな泥臭さというか、厳しい状況でもみんなのために走るみたいなところが少しおろそかになったと感じています。アウェイまで来てくれたファミリーの皆さんを含め、チームメートとかスタッフに本当に申し訳ないし、こういう心構えの試合は二度としたくないと思います。
京都サンガF.C.
監督
直近4試合は2勝1分1敗できていて、前節(・G大阪戦)も悪くはなかったんだけど、われわれらしいかと言われると少し相手に依存する戦い方になってしまったなという思いもありました。今日は中断前の最後のホームゲームということで、自分たちをどう出すのかということを、戦略的な部分も詰めながら臨みました。僕が監督に就任してから、今日はベストゲームの1つじゃないかと思うくらい多くのチャンスをつかみましたし、名古屋さんの良さを出させない試合になったと思います。ただ頑張っただけでなく、非常にまとまった意味のある勝利だと思います。 今日は日本三大祭りの1つと言われる祇園祭の『宵山』で、街には多くの人があふれていました。そういう中でこの試合を観に来られた人に、エキサイティングで勝点3につながる試合を見せることができました。祇園祭の『山鉾』に負けないような試合になったかと思うと、ホッとした気持ちとうれしい気持ちがあります。今日、戦ってくれた選手たちは本当によくやってくれました。 --ベストゲームと思ったのは、どのあたりを評価してなのか?名古屋さんがボールを持ったとき、われわれの狙いと一歩踏み込む勇気が、これまでの名古屋さんとの試合とは見違えるような感じで、ボールを奪うことができました。その勢いで(攻撃への)ボールを出せたことは、目指しているサッカーに近いものができたと感じています。名古屋さんには20年程J1で勝っていないと聞いていました。それくらい勝っていない相手に対して中途半端に挑んでも、0-0の時間を長くしても、最後に(キャスパー)ユンカー選手やマテウス カストロ選手にやられてしまう展開になるのは目に見えています。それだったら、最初の飲水タイムまでに得点を取る選択をしようとしました。リスクはありましたが、選手が非常に応えてくれました。
名古屋グランパス
監督
たくさんのファミリーの皆さんが、連休ということもあって亀岡に来ていただき、応援していただきましたが、その期待に応えられなかったというのは、本当に残念だと思いますし、責任を感じています。勝利をプレゼントしてあげたかったです。選手たちは、先制されながらも徐々に良くなった。終盤はやはり運動量が落ちてしまったなと思います。(相手は)パトリックとかフレッシュな選手が入ってきて、若干長いボールで押し込まれた部分もあったと思います。2失点ともにセットプレーだったので、もう一度確認を中断期間でしっかりとしなければいけないなと思っています。 --ターレスの評価は?初めはFWで使ったんですが、最初は相手がアグレッシブに入ってきたので、彼の良さがなかなか出し切れませんでした。それから1失点してシャドーに落として、それからは持ち味がだいぶ出せたと思います。もっとやりたいとか、できるというところを見せたかったと思います。なかなか決定的な仕事をさせてもらえなかったと思いますが、爪痕は残してくれたと考えています。
京都サンガF.C.
FW 11
山﨑 凌吾
先制点は押し込むだけでしたが、あそこにこぼれてくるかなという予測と感覚で決めることができました。右足か左足か……どちらで押し込んだのか分からないですが、気持ちで押し込んだゴールでした。得点を決められたことも良かったし、チームが勝てたことが一番うれしいです。 今日は良い試合への入り方ができて、チームとしても多くのチャンスを作ることができました。その中で先制点を決めて前半を折り返せたのは良かったです。名古屋さんに対して、自分たちの良さをもう一度思い出して、前から奪いにいく、奪ったボールを前へつけることが出せていました。先制したあとも決定機を作れていたので、そこで2点目、3点目を決めることがベストですが、自分は久しぶりの試合だった中で、チームに貢献することができて良かったです。 --プレスを掛ける判断について。名古屋が背後に蹴ってくることは分かっていましたが、自分たちは前から行くことでリズムが生まれます。前節は奪ったボールをミスしていましたが、今節はなかったことがすごく良かったです。 --曺 貴裁監督は「ベストゲームだ」と称賛していたが。「キャンプでキツい練習をやるぞ」と言っていたので、そのキャンプを終えたあとの試合がベストゲームになるんじゃないでしょうか(笑)。
FW 9
パトリック
今回もチームを助けることができてうれしいです。自分だけじゃなくて、今日はみんなが本当に大きな仕事をしていました。その中でたまたま自分が決勝ゴールを決めただけです。チームみんなのゴールであり、勝利です。 (決勝点のCKは)どこを狙うのかという話もチームメートとしていました。(麻田)将吾もそれを分かっていたと思うし、タイミングよく合わせることができました。ボールは速かったですが、あの瞬間に自分の準備ができていたので、「決まった」という感覚はありました。大きなチャンスは来ると思っていました。 --試合後、ゴール裏でサポーターへ話しかけていたが。今日はホームゲームでしたし、そこで勝てたうれしさをサポーターに伝えたかったです。「(日本語で)最後に決められて良かったです、うれしかったです」ということを話しました。 --決勝ゴールを決めることが多いが。そういう結果を出して、チームを助けられていることはうれしいし、続けていきたいですね。プレー時間やチャンスは去年のほうが多かったですが、いまは少ない時間の中でワンチャンスを決めるように集中しています。
MF 19
金子 大毅
試合に入るところから、狙いとするものを出せていました。ディフェンスラインとも連係をとりながら戦うことができたと思います。今週の練習で取り組んできた、ボールを奪いにいくことができたし、実際にそれで(木下)康介くんがチャンスを作る場面もありました。 --自陣へ攻め込まれた際も粘り強く守っていたが。名古屋は一発があるチームなので、そこへのリスクマネジメントを含めてしっかりやろうと話していました。1失点はしてしまいましたが、抑えられる場面もいくつかありました。中断前の最後の試合で勝てたのは大きいし、この流れを切らすことなく中断明けからもみんなで戦っていきます。 --試合前にはJ1通算100試合出場のセレモニーもあったが。Jリーグでプレーしている年数にしては、少ないと思います。もう少し早く150試合、200試合と積み重ねていきたいです。