得点を挙げたのは90+6分。攻め続けたC大阪が追いつき、勝点1を獲得
セレッソ大阪
--劇的な同点ゴールについて。カピシャーバ選手が必ずクロスまでもち込んでくれると信頼していました。ああいう時間帯でクロスに対して入り過ぎてしまうことはよくあるのですが、しっかりファーで待てたことが得点につながったと思います。あとは、基本に忠実に叩きつけたことが良かったと思います。コースに関しては狙っていないです。 --あの時間帯はパワープレー気味に前に上がっていたのでしょうか?アディショナルタイムの最後のほうだったので、そうですね。パワープレーで上がって結果が出たことがなかったので、ようやく実を結んだなと思います(笑)。ただ、ほかにもチャンスはありました。同点に追いついたことはポジティブですが、内容的には勝たないといけない試合だったと思います。 --0-1で終わるのと、追いついて大阪に帰るのでは、体も気持ちもまったく違うと思いますが、この勝点1について。ビハインドから追いついたという意味では、勝点1は前節(・FC東京戦)からの成長を示せましたが、全体的に見たらもっと点を取って、決めないといけなかった。立ち上がりの集中力も含め、学ぶことも多い試合になりました。
--自身のクロスから生まれた劇的な同点ゴールについて。立ち上がりはあまり良くなかったですが、その後は自分たちのペースで運べた試合だと思います。同点ゴールに関しては、自分の特長であるドリブルではがすことができました。最後まであきらめない気持ちを出して、チームの手助けをできたことは良かったです。勝利につながればもっと良かったですが、勝点1でも積めたことは良かったです。自分のコンディションは上がっているので、次の試合も活躍して、次は勝点3を取りたいです。 --中で合わせた進藤 亮佑選手について、何か一言ありますか?(日本語で)スゴイネ!(笑)。自分が1人かわして顔を上げたときに彼が見えました。ヘディングが強い選手なので、そこに上げたら決めてくれました。次の試合もアシストやゴールをしたいです。 --終了間際にもかかわらず、精度の高いクロスでした。疲れた時間帯に違いを見せることができました。自分の力を発揮できて良かったです。最後に精度の高いクロスを上げることができたことは、コンディションやモチベーションの高さを示すことになったと思います。
柏レイソル
監督
C大阪さんは攻撃も守備もまとまりのあるチームですが、そういうチームに対して自分たちも前節の勝利をつなげていこうというところで、試合に入りました。 非常に良い試合の入りができたと思いますし、先制点も良い形で奪えたと思っています。チームが目指していたところはかなりできた部分もあったと思います。ただ、サイドの守備がハマらない部分が前半から少しあり、少しずつ圧力を受ける形になりました。後半、ちょっと早めにシステムを修正したところで、受けに回ってしまったところがあります。ただ、追加点を奪うチャンスはあったと思いますし、自分たちにはまだその力がないのかなと思っています。1-0で逃げ切るのではなく、追加点を奪って勝ち切るサッカーをするために、またしっかりと準備をしていきたいと思っています。 あの時間帯に同点に追いつかれて引き分けに終わるのはメンタル的に非常にショックが残るかもしれませんが、そこをしっかりと修正したいです。自分たちはやるべきことをやったと思っていますが、まだ力が足らなかったというところがあります。先ほど話した追加点を奪って勝ち切るというところをまた目指してやっていきたいと思います。
セレッソ大阪
監督
勝点1に終わったのですが、非常に意味のある貴重な勝点1だと思います。いま少しケガ人がいる中で、今節は体調不良でバタバタと来ていた選手が会場に来られなくなるというアクシデントもあったのですが、17人全員が最後まであきらめず戦った結果が、この貴重な勝点1につながったと思います。ただ、立ち上がりは前節(・FC東京戦)と同様、課題が残りました。もったいない失点だったと思います。それでも、前半の15分以降、後半の45分にたくさんのチャンスを作り、ゲームをコントロールする時間も持てました。課題は見直して、同点、そして逆転できるような強いチームにしていきたいと思います。 --冒頭にもお話しされたようにベンチ入りが1人少なかったですが、遠征してから離脱者が出たということでしょうか?はい。昨夜、1人体調不良者が出ました。大阪から急きょ、柏に呼びました。18人全員そろって準備していたのですが、当日の昼の段階で、コンディション不良でまた1人離脱しました。大阪から間に合わないということで、17名で戦いました。 --いまの話とも関連していますが、夏の暑い試合で、ビハインドを負った状況で、交代は1名にとどまりました。出ている選手で最後まで戦ったほうが追いつく可能性が総合的に高いという判断だったと思いますが、交代策について。アクシデントの選手も含め、今日ベンチに入った選手もいろいろな特長があります。ベンチにいた選手はしっかり守備をして、カウンターで仕留める。そういう特長が強い選手が何人かいました。今日は時間の経過とともに柏も5バックにしてきて、ゴールを守る守備を徹底してきました。スペースを消された状況で強みを出せる選手という意味では、先発で出た選手を長くプレーさせたほうが同点、逆転につながるという判断でした。 --同点の場面はまさにカピシャーバ選手が対面の相手を抜いてクロスを上げ、ファーサイドで進藤 亮佑選手がヘディングで決めるという、両者の持ち味が出た、こじ開けたゴールでした。前半の失点からチームはバラバラにならず、自分たちでしっかりとプレーしました。ああいう入りをしたあとは、ゲームをコントロールすること、セルフコントロールをすることは難しい。チーム状態が悪いときはみんながバラバラになります。前節と同様、今節も立ち上がりにやられて、そういう恐れもあったのですが、自分たちでやっていることを信じて、ポジティブに、強い絆を持って、前半の15分以降、後半の45分をしっかり戦えたことは評価に値します。それがあったからこそ、最後の劇的な同点弾につながったと思います。改善するところは改善して、継続しているところは継続して、日々積み重ねていけるようにやっていきたいと思います。
柏レイソル
FW 11
山田 康太
--自身のアシストシーンを振り返って。あのシーンに限らず、ボランチが取ったあとに「僕にボールをもう少しつけてほしい」というのは練習から言っていました。今回は(マテウス)サヴィオでしたが、良い形で僕につけてくれて、ターンしました。自分の良さを攻撃で出したいというところで、1つ形になったことは良かったと思います。ゴールが欲しかったのでシュートを打とうかとも思いましたが、パスを出したらいけるかなと思いました。(その選択をして)良かったです。 --自身のやりたいことができるようになってきましたか?自分がもっとチームに貢献するというか、もっと頼ってもらうという意味では、一試合一試合で実力をこうやって見せていきたいです。そうすれば、苦しいボールでも自分につけてくれると思います。自信を持ってやれていますし、もっとチームの力になれると思っています。
DF 16
片山 瑛一
--チームとしてどういう狙いを持って入りましたか?しっかりと守備をした中で、チャンスがあれば前を向いてプレーしようと。奪ったあとのカウンターだったり、とりあえずしっかりコンパクトに中を閉めながら良い守備をするところで、自分たちのペースを握りたいと思って入りました。 --自身はカピシャーバ選手とマッチアップする場面が多くありました。クオリティーのある選手なので、入る前にどれだけ自分が良い状態で寄せられるかとか、そういう意識で前半から入っていました。(後半アディショナルタイムの失点シーンは)自分の判断ミスだったと思います。あの状況ではいろいろと考えたのですが、その中での選択の結果としてやられてしまいました。同じようなミスは繰り返してはいけないと思いますし、チームの結果に結びつけられませんでした。次はしっかり取り戻したいと思います。