数的不利の中、耐え抜いた鹿島。貴重な勝点3を積み上げる
セレッソ大阪
鹿島アントラーズ
監督
--逆境をはねのけてつかんだ勝点3をどのように受け止めていますか?素晴らしい戦いだったと思います。選手たちもそうですし、サポーターも含めて、このクラブがいくつかの試合で経験してきた、乗り越えてきた試合を、また乗り越えてくれたなと思っています。試合を見ながら、僕も経験した、ある試合を思い出していました。「これを乗り越えたら、コイツらは本物になるな」と思いながら見ていて、乗り越えてくれたので、いよいよ彼らが成長を見せ始めるなというところを実感しました。 --1人少なくなった状況で選手たちに伝えたこと、ハーフタイムでどんなことを伝えたのでしょうか?守備に関してはある程度入られることは仕方がないので、少し変化があるとしたら相手の右サイド、ウチの左ですね。そこは深く入り込もうとしてくるところ、コンビネーションで入ってくるので、(ジョルディ)クルークスのカットインも含めて、ニアゾーンを取ってくるところを気をつけようと言いました。 それ以外はクロスが攻撃の主でしたので、そこは粘り強く対応するしかないということだけ伝えて、あとは45分まだありましたので、守ろうというだけではおそらく守り切れないということで、動かせるところはしっかりとボールを持って、動かせるときは動かしたり、カウンターを打てるときは走っていって、カウンターを打っていくということで、セットプレーなりを取れればしっかり休めるよねというところで共有して、それも後半よくやってくれたと思います。 --全員がハードワークと集中が際立った。勝因は?やっぱり今年、いろいろな経験を選手たちはしました。僕のチーム作りが遅れたというのもありますけども、それより選手たちはプレーをしていて、いろんな出来事が試合の中で起こるんですね。それがシーズン頭にいろんなことが起こりました。 そこからよく立て直して、半年近く戦ってきましたけれども、ルヴァンという大きな試合で、同じように最後の時間で失点するということを2試合続けて経験して、そこで選手たちはすごく苦しかったと思います。スタートで出た選手もそうですし、途中から出て追いつかれてしまった選手もいて。そういう選手たちを今日は比較的最後に送り出しました。ここで乗り越えてほしいということを伝えながら送り出しました。 それで乗り越えてくれたので、素晴らしかったです。そこに至る前に1点取れたのも大きいですし、そこもチームとして準備したものがしっかりと出て、プレスが掛かったというところもありますし、その辺を含めて素晴らしい試合だったと思います。
セレッソ大阪
監督
いろいろなことがあったな、というゲームでした。良い入りをしたと思います。その中で、今季私たちが取り組んでいる、ボールを保持しながら、しっかりとゲームをコントロールする。その取り組みの中であのようなミスで失点してしまったのですが、そこに対してはクオリティーを上げていく作業は必要ですが、トライした選手たちをネガティブに思うことはありません。これからもしっかりと、その局面に対して質を上げていく作業をしていくことが大事です。 少し残念だったのは前半、セルフコントロールを乱してしまった選手たちがいたこと。ゲームコントロールをしっかりできなかったこと。そのあたりは前半、悔やまれる時間帯が多かったのかなと。ただ、後半は全員が「点を取る」、「勝つ」という気持ちを前面に出して、ファイトしてくれたこと、最後まであきらめずに戦ってくれたことに感謝したいと思います。 先ほど選手たちにも伝えたのですが、まだまだこれから、次の神戸との直接対決もありますし、ここであきらめる選手は1人もいないと思います。セレッソファミリーの皆さまと、ラスト7試合、全勝で終わって、全員で優勝に向かっていきたいと思います。 --日本代表の活動から戻り、フル出場した毎熊 晟矢選手のプレーについて。中と外を使いながら、キーパスで、自らの突破で、何度も右サイドからチャンスを演出してくれました。そこから守備もよく頑張って、彼の持ち味が十分、出た試合だと思います。精神的にも疲れたと思いますし、もちろん肉体的にも、移動もあり、時差もあり、いろいろなことがあったと思いますが、90分、代表選手としての誇りを胸に頑張ってくれたと思います。
鹿島アントラーズ
DF 5
関川 郁万
変わらない1勝ですけど、こういう状況の中で、10人のほうが長い時間で無失点で終われたことはすごく価値があると思います。 --守備陣の集中力をどう見ていますか?負けたくないんで。そういう気持ちの部分もあるし、このチームで優勝したいので、そういうのが出たのかなと思います。 --守備陣で話したことは?特に変わらずいつもどおりに。特に声も掛け合わずにやり切ったかなと思います。行くところ、ちゃんと引くところを使い分けられたと思う。多少ピンチはありましたけど、運よく外れたので、そういうのも優勝するには必要なのかなと思います。
DF 55
植田 直通
チームとして残り8試合となっている時点で、試合前から自分たちは優勝を目指していくということはハッキリしていましたし、こういう展開は必ずあると思うので、こういう試合をどう勝ち切るかはチームの中でも話し合ってきました。そういうことを意識できたからこそ、勝点3というのはかなり大きいものになったんじゃないかなと思います。 --チームで共有したことは?人数的に1人少なくなったので、かなり押し込まれる展開は多いということも分かっていたので、自分たちのペースに相手を持っていかせられればと思っていました。そこは時間を使いながらうまく試合を運べたと思います。 --県立カシマサッカースタジアムの雰囲気はどう感じましたか?そこはすごく感じている部分で、サポーターに勝たせてもらっている感覚が自分の中にもあります。残り試合、ホームで戦える回数が多いので、これはかなりアドバンテージになると思う。これを生かしながら自分たちも戦うし、ファン・サポーターの皆さんも一緒に戦ってほしいと思います。