会心のゲームを披露。京都が1-0で広島を下す
サンフレッチェ広島
--最終ラインで起用されたが。後半は相手も先制点を取って、守備を固めていくイメージでしたが、前半は相手が前から来たときにプレスをかわすような縦パスは出せていたと思います。ただ、もっともっとチームに良いチャンスを作れるような土台を最終ラインから作っていけたらなと思いました。守備のところはパワーもつけていきたいし、駆け引きのところで勝っていくことも大事かなと思っています。 --ビハインドになってからの攻撃について。負けていたので、監督も攻撃的な選手を入れて前がかりに攻める。前へ前へという積極性を出したのですが、無得点で終わったのは残念でした。まだ上へ行けるチャンスはあります。次節の名古屋に勝って、なるべく上で戦いたいです。
京都サンガF.C.
監督
ウチが勝点3を取りましたが、広島さんは非常に力のあるチームだと対戦しながら感じていました。今日は見ているお客さんは臨場感があって、すごくエキサイティングでお互いの良さが出ていた、時間が経つのが早い濃密な90分間だったと思います。そういう試合の中で14年間勝てていなかった広島さんから勝点3を取れたことは、スタッフと選手が1つになってサンガタウンで競争しながら、一歩一歩前に進んだ成果だと思います。 今日は最後の三竿(雄斗)のシュートブロックを含めて、全員が魂を込めてピッチに立ち、得点の形も練習してきたことが成果になったことも含めて、監督冥利に尽きる試合はなかなか経験できないです。これまでJ1で何試合も指揮を執ってきましたが、自分の記憶に残る、三本の指の中でも上のほうに入るゲームができました。選手たちを誇りに思います。 --試合後、ゴール裏へ向かって何度も両手を上げていたが。2年半の中で一番大きなボリュームの、力のある声援をもらいました。今日の勝点3の半分はサポーターに取らせてもらったと思っています。そういう意味で今日の勝利を彼らと共有したくて、思わずああいうアクションになりましたが、やりすぎちゃったかもしれません。
サンフレッチェ広島
監督
まずは曺(貴裁)監督率いる京都サンガの勝利に「おめでとう」と称えたいです。前線のフィジカルを生かしたロングボールといった攻撃に本当に苦労しました。ただ、自分たちのチームのパフォーマンスにも満足しています。多くのチャンスを作り出し、シュートまで結びつけました。最後の最後、シュートの正確性が残念ながら今日は欠けていたと思います。それがあれば、違った結果になっていたと思います。 --マルコス ジュニオール選手をベンチからスタートさせた理由は?後ろを安定させるという意味で、まずはガク(野津田 岳人)でスタートしました。ただ、前半の時点で、自分たちで試合を握っていて多くのチャンスを作り出せていました。後半、もう少し前から出ようということで、彼のテクニックやクリエイティブさを生かして、もっと前へ行こうという判断から起用しました。彼のパフォーマンスに関しては、すごく良かったと思います。 --後半途中の布陣変更はリスクを伴ったが、その成果はどう評価しているか?選手交代後も非常にうまくいったと思いますし、ほとんどの選手に良いシーンがありました。ただ、最後の最後のシュートのところは足りなかったと思います。
京都サンガF.C.
FW 23
豊川 雄太
やっと入りました。ホッとしています。本当にみんなに感謝です。(シュートシーンは)覚えていないんですよね。無心で打ったほうが入るんです。無心が一番ですね。試合後に映像をちょっと見ましたが、ヤマくん(山﨑 凌吾)が突破してくれて、(原)大智が前でつぶれて、(武田)将平くんがうまく残してくれたので、僕は蹴るだけでした。 --J1でキャリアハイの6得点となったが。リーグ前半戦は良い流れで5点取れました。ここからというところでリーグ後半戦はずっとチャンスがありながら、なかなか得点が取れませんでした。僕が得点していれば、チームはこの順位にはいないというところで責任を感じていました。今日勝点3を持ってこられたのは、僕1人の力ではないですけれど、ゴールという結果で応えることができたのは良かったなと思います。これからどんどん取っていきたい。まだ6試合ありますし、たくさん点を取っていきたいです。 --交代後はベンチ前から味方へ声を出し続けていたが。途中でピッチから退いてベンチから試合を見ていて、一人ひとりがゴール前で体を張って守っているシーンを見て、心にグッとくるものがありました。今日はたまたま僕が得点を取りましたが、チーム全体でつかんだ勝点3だと思います。 みんな素晴らしいパフォーマンスだったと思います。「ここで絶対に勝つんだ!」という思いが、今週の練習のコーチ陣や監督たちから感じるものがありました。そういうものが今日の選手からも出ていたのかなと思います。
DF 6
三竿 雄斗
前半からお互いに何度か決定機があって、すごく肉体的にも精神的にも疲れる試合でした。良い時間帯に得点が取れて、粘り強く守ることができて、本当に素晴らしく今後につながる試合だったと思います。 とにかく集中を切らさないようにみんなで声をかけ合って、キツい時間が長かったですけれど、最後のところでみんなで体を張って、守り切ることができたのは日頃のトレーニングからの意識づけや成果だと思います。こういう仕上げができれば簡単には負けないと思うので、続けていきたいです。 --終了間際のシュートブロックについて。最初のファーストのところで自分が捨てられなかったので、あそこでやられたら自分の責任です。とにかくシュートコースに入ることだけを考えていました。 --2試合続けて粘り強く守って、無失点で終えたが。広島はフィジカル的にも技術的にも、質の高い選手がそろっていました。弱点というかスキのないチームでした。そういう相手に対して、こういう戦いで勝つことができたのはすごく自信になると思います。 ここ5試合のうち4試合をクリーンシートで終われています。チームとして素晴らしいことです。これを続けていくことに意味があるし、来年につなげるという意味でも残りの試合を大切に戦っていきたいです。
DF 3
麻田 将吾
序盤は悪いわけではなかったけれど、相手の1トップ2シャドーや2列目からの飛び出しに対して、少し苦戦したところがありました。でも、試合の中で修正することができて、そこから立て直すことができました。後半の入りの部分が最近はあまり良くなかったのですが、今日は得点を取ることができました。その後は相手に押し込まれる時間帯もありましたが、粘り強く守れたので良かったと思います。 --終盤はリードする中で押し込まれたが。サイドを割られようが、クロスで良いボールが来ようが、最終的には中央でどう守るのか、最後の局面で体を張れるのかだと思います。ゴール前の数は僕たちも相手も多かったですが、一人ひとりが相手にゴールを入れさせないための守備ができていたと思います。 形を変えたり、メンバーを替えたり、いろいろしましたが、やることは最終的にゴールを守ることです。そこは徹底できたのかなと思います。 --「J1で一番強いチーム」と監督も言っていた相手に勝ち切ったが。どこが強いかということは僕としてはあまり関係なくて、この90分間で対戦する相手に勝つことだけを考えてやっています。その中で相手が広島ということで、去年から天皇杯も含めて4回戦いましたが、勝てていない相手だったので、今日は絶対に勝たなきゃいけませんでした。ここで勝つことに意味があると思っていたので、より気持ち的な部分も高めながらプレーすることができました。