苦しんだ末に、浦和がこぼした勝点2
横浜FC
--6試合ぶりのスタメンでしたが、今日の試合を振り返ると?前半からしっかりとコンパクトなラインが保てて、ボールを奪ってからも後ろからビルドアップして組み立てて、良い流れで得点を取れたと思います。 自分たちはしっかりと今週やってきた練習の成果が出て、アウェイで勝点1を取ることができたので、その点は良かったと思います。 --ゴールの場面を振り返ると?カプリーニから良いボールが来て、彼とリターンパスのコンビネーションで自分がターンをして、1対1を仕掛けて、相手に取られかけたんですけど、それからプレスを掛けて運よく奪い返すことができました。良いところにボールがバウンドしてきたので、左足を振り抜いて、良いゴールだったと思います。
浦和レッズ
監督
前半は良いパフォーマンスを見せることができずに、良い時間帯とは言えないものになりました。ビルドアップのスピードが上がらず、横浜FCにコントロールされてしまい、相手のラインを破ることができませんでした。 前半のうちにブライアン リンセンが離脱してしまいましたので、ハーフタイムでフレッシュな選手を3人投入することによって、強度とスピードを上げようとしました。流れを変えることはできたと思いますが、明らかな決定機を作ることができませんでした。横浜FCは本日、特に守備で良いゲームをしていたと認めざるを得ません。押し込むところまではいったのですが、ペナルティーエリア内にボールを届ける回数が少なかったと思います。(興梠)慎三と(髙橋)利樹という2トップにした中でも、エリアの周りでボールを持つものの、2人に届けることがありませんでした。 しかし選手たちは、最後まで逆転を目指して頑張ってくれたと思います。最後に大きなチャンスもありましたが、決め切れずに勝点は1点のみになってしまいました。 --首位の神戸が勝って8ポイントに差が開いたが、この差をどう受け止めているか。もちろん、われわれが目指していた結果は違うものでした。本日の結果は非常に残念だと思っています。 --前半が悪かった理由をどう考えるか。映像を見て分析したいと思いますが、いまの印象でコメントするなら、攻撃のときの動きがあまり良くなかった、十分ではなかったと思います。相手の5バックを引き出してギャップを作るところまではいきましたが、そのギャップを使うことがありませんでした。 --9月だけでも公式戦7試合を戦い負担は大きいと思うが、負傷者を除いて同じメンバーで戦い続けている印象。まったく出場機会のない選手は、まだ求めるレベルに達していないという判断か。いまは一試合一試合が非常に重要な時期にいます。シーズンの途中まではより多くの選手にチャンスを与えながら戦ってきましたが、いまは出場時間の長い選手のほうが理解度が高いと考えて起用しています。
横浜FC
監督
アウェイ感の本当に強い埼玉スタジアムでの浦和戦でしたが、選手が勇気を持って、いま持っているものを全部出し切ってくれました。非常に良い入りができたと思いますし、90分を通して十分に胸を張れる内容を選手が示してくれたことは感謝しています。ただ、結果として勝点1に終わったことは悔しく思っています。もっと自分たちがレベルアップして、もっと上を目指して、それが必ず勝点3につながっていくと思います。3週間(の中断期間)でしっかりリセットして、残り5試合、すべてを懸けて残留をつかみ取りたいと思っています。 アウェイですけど横浜からサポーターの皆さんがたくさん来ていただいて、力になりました。最後に残留という形で恩返しできるように、チーム一丸となって残り2カ月、全力で頑張りたいと思います。 --74分という悩ましい時間帯の失点でしたが、勝点1を守るか、リスクを負って勝点3を取りにいくか、どちらの比重が大きかったですか?両方です。 --特に前半は主導権を持って戦いを進められていましたが、それにはどういった要因が?前から奪いにいく守備がハマることが多かったところと、攻撃で用意していたものが非常にうまくいってボールを前に運べたところ。その中で前線の選手がある程度突破につなげた部分は、予想以上というか、前半からうまくいった要因だと思います。
浦和レッズ
DF 2
酒井 宏樹
もちろん、誰一人この結果には満足していませんが、終わったことなので。切り替えて次に向けてやっていかないといけません。それぐらいの試合数がまだ残っていますし、それぐらいの価値のある大会が僕らにはまだ残っています。どうやって気持ちを整えて、また次に向かっていくかが大事だと思います。 --前半は特にうまくいかなかったと思うが。勢いよく横浜FCが入ってきたというのと、前の外国籍選手がよく収めていました。僕らにも否はありましたが、彼らのプレーも素直に良かったと思います。試合には波があるので、そのタイミングでしっかり抑えることができていたら僕らにも(波が)来ていたと思いますが、そこで失点してしまったことが、プランが崩れた大きな原因かなと思います。 アンラッキーな部分も多くて、中盤で取り切れずに相手に渡ったり、失点シーンも(アレクサンダー)ショルツがボールを見失ったように止まっていました。そこを相手がしっかり決めてきましたし、あのシュートもすごかったので。いろいろな要素があっての(前半の)0-1なのかなと思います。僕らもどこにスペースがあるかは分かっていながら、どうやって攻略していくかが見いだせませんでした。そこがもう4、5分早ければ(失点も)なかったのかなと思います。 --追いついたあとの時間帯はどのように考えていたか。勢いを持たせるように、ちょっとオーバーくらいにプレーはしていましたが、相手がなかなか堅くてメンタルも折れませんでした。勝ちたかったのはもちろんですし、悔しいですが、総合的に見ると今日の1ポイントは妥当だったと思います。これを3ポイントにしていく努力が大事だと思います。ここから一つひとつやっていかないといけませんし、あきらめるのは簡単ですが、あきらめたくないので頑張ります。
DF 28
アレクサンダー ショルツ
残念な試合になりましたので、次のことをすぐ考えるのは難しいです。まず睡眠をとって、次も今日のような試合にならないようにしっかりとプレーしなければいけません。 --早い段階で失点してしまった。スタートが悪かったですし、前半はそれがずっと続いてしまいました。失点シーンはもちろんひどい守備でした。避けなければいけない状況です。試合全体でもあまり勢いに乗れず、相手はカウンターアタックでわれわれにダメージを与えてきました。試合前から分かっていましたが、入りが悪くて試合の構図を変えることができませんでした。1点入れば変えられることは分かっていましたが、それが少し遅かったと思います。 --全体的に疲れているようにも見えたが、体力やメンタルの疲労はどう感じていたか。疲れているように見えたかもしれませんが、前の2試合はよくプレーできていたと思いますので、フィジカル的な要素ではないと思います。サッカーではなぜそうなったのか説明が難しいときもあります。分かりません。 今日はすべてのボールが相手に転がっていたイメージもありますし、相手は僕らの流れを切ることがうまく、流れをつかめませんでした。ただし、残念がってばかりはいられませんので、前を向かなければいけません。今季はまだまだ、いろいろな良いことに手が届くところにいます。