28年ぶりに7連敗を喫したG大阪。ポヤトス体制1年目は不本意な16位
ヴィッセル神戸
--得点王受賞、おめでとうございます。チームメートに感謝です。それしかないですし、僕1人では獲れないので。 --点を取ろうという姿勢を続けていたと思いますが。それはいつもと変わらずです。自分が無理やり打つということはしないですし、チームメートに点を取るチャンスがあれば渡すつもりでいました。ただ、ヨッチ(武藤 嘉紀)にしろ、(山口)蛍にしろ、僕に取らせてあげようという感じは強かった(笑)。そこはうれしかったですけど、まだまだ僕自身成長できると思うし、まずはしっかり休んで、シーズンを振り返って、また来年しっかりと良いコンディションで臨むというのを意識したいなと思います。 --シーズンを通して離脱することなく戦い抜きました。チームとしても大きなことだったと思います。チームとしてブレずに34節まで戦えたことが大きかったですね。そこで若い選手、中堅の選手が自信をつけて、堂々とプレーし始めたので、僕もすごく頼もしかったです。僕も含めて、まだまだ成長しないといけないですけど。これからさらにピッチの中では妥協せずに要求し合って、一緒に成長していければいいと思います。
ガンバ大阪
監督
本当に悔しい敗戦になりました。負けが続いているというところで自分自身もフラストレーションが非常にたまっていますが、今日は前半からチームが素晴らしい流れも作ってくれましたし、良い前半、全体を見ても良い試合をしてくれたと思っています。やはり失点のところも含めて、エラーのところで少しやられたなというところを思うんですけど、選手一人ひとりが素晴らしい姿勢、素晴らしいプレーを披露、表現してくれたと今日は本当に心から思っています。本当に悔しく思いますし、痛みとともに今季が終わってしまったと思っています。 --負けている状況で藤春 廣輝選手をピッチに送り出しましたが、投入の意図は?本当に藤春選手は、このG大阪のレジェンド選手だし、それにこれからも値する選手だと常に思っています。本当にサポーターの皆さんとの別れというのを(良い状態で)差し上げたかったんですけれども、負けている状態で出場させて申し訳なく思っています。しかし、本当にこの1年間私のチームをすごく支えてくれましたし、若手や仲間を思いやる選手、選手の鏡という形で本当に私にとって重要な選手でしたし、助けられました。 --今季はチームとして良かった時期もありましたが、結果的に7連敗で終えました。レギュレーションが変わっていなければプレーオフに回ることになる16位でした。順位について感じるところと、今季できたベースについては?本当にチームも自分自身もこういった状況に最後なってしまったのは、すごく悲しさでいっぱいです。しかし、9月のところで勝てれば本当にチームとして、落ち着いて、すぐに残留は決まって、また違う展開に持っていけたと思うんですけども、まあカレンダーの難しさなどもチームに影響しました。負けていた試合の中でも、勝ちに値する試合、紙一重のところまでという試合がかなりあったと思っています。それも言い訳になるかもしれないですけども、これも1つのサッカー、フットボールということだと思っています。もちろんファンの皆さんがG大阪が勝つ姿を見たいというのも分かりますし、そこの期待に応えられなくて大変悲しくも思っています。しかし、私は隠れず、いつもどおり選手とともに前を向き、未来に向けて、このガンバを元の位置に戻すために良くしていき、成長させていく糧と思い、しっかりと前へ進んでいきたいと思っています。あとは本当にこのG大阪というチームを前進させていきたいと思っています。
ヴィッセル神戸
監督
今日の試合に関しては、自分たちがいつもやってきたことをどれだけ出せるか。そこのモチベーションの部分を一人ひとりが高めないといけないと思っていました。やはり、前節で優勝したのもあって、気の緩みとかがあったゲームかなと思います。ただ、こういうゲームでも勝点3を取れるし、そこが自分たちの今年の勝負強さというか、こういう難しいゲームでもモノにできる強さは今季通してできたんじゃないかなと思います。 --今シーズンを振り返って。本当に選手たちが自分の要求に応えてくれましたし、誰か1人が頑張ったとかじゃなくて、選手も、スタッフも含めてチームの全員が頑張った。そういう中で、選手もあと一歩のところを寄せるとか、体を張るとか、今日もシュートブロックでテツ(山川 哲史)がカバーしてくれましたが、そういうところで自分たちはモノにしてきている。逆にゴール前では迫力を出してというところで、しっかりやるべきことをやってくれた。選手が要求に応えてくれたことが大きい。本当にみんなに感謝しています。 --アンデルソン ロペス(横浜FM)とともに得点王に輝いた大迫 勇也選手について。点を取りたい気持ちはあったと思うけど、いつもどおりポストプレーに徹したり、降りてゲームを作ったり、1人よがりなプレーがまったくなかったですし、本当に素晴らしい人間性も兼ね備えた選手だとあらためて見て感じました。なんとか得点を取って最後、単独で得点王になってほしいのもあったので、最後のチャンスのところは自分もちょっと熱くなってしまいましたけど、結果的に得点王を獲ってくれました。それは彼個人の賞ではありますけど、みんなが頑張った、ヴィッセル神戸が今季全員で戦った証だと思うので、サコ(大迫)に「おめでとう」と言いたいですし、選手みんなにも「おめでとう」と言いたいです。
--1-0での勝利。勝負強さを感じるゲームでした。勝負強さを身につけたかといえば……ちょっと早いかな(笑)。ただ、今年を象徴とまでは言わないですけど、難しい試合、自分たちもあまりリズムが良くないし、どっちに転ぶか分からない試合を粘り強く焦れずにサッカーをすることで、1つのチャンスをモノにできる戦い方を今年はすごく継続してできた。その流れで、今日も出せたのは良かったと思う。それが勝ちグセみたいなものにつながると思うので、そこはすごく良かったですね。 --ケガもあったり、いろいろなポジションをこなしたり、さまざまなことがあったシーズンだと思いますが。ケガが多かったので、また経験したことのない1年で大変でした。逆に自分がそういう歳というか(苦笑)、そういうふうにもなり得る年齢になってきたことを理解しないといけない。自分的にそれで分かったのはどういうケアをして、どういうふうに試合に向かうか。1週間だったり、数日の調整だったりが自分の中でまた新しいものがあった。それで自分の体のコントロールができると思うし、この終盤みたいに元気な状態でプレーできるところまで持ってこられた。これも1つの経験。 いろいろなポジションをやっていることに関しては、いっぱいいっぱいでやっている(笑)。何か偉そうに言えることでもないが、それも昔からの自分の強みというか、「やれますよ」って。代表でもボランチをやったことがあるし、1試合でも多く試合に出られる自分の特徴でもあるので。そこで出たときに役割をしっかり果たせればなと。でも、みんなと一緒に、チームとしての結果が取れたことは非常にうれしく思うし、自分自身が神戸に伝えてきていたものとか、自分自身が理想としていた戦い方だったり、みんなが同じ方向を向いてサッカーをやれたことは、自分もイチ選手としてみんなに感謝したいし、みんなにありがとうというのが本当に今年は強いですね。
ガンバ大阪
DF 4
藤春 廣輝
--G大阪でのラストマッチを終えた心境は?今までここでプレーするのが当たり前という感覚がありましたけど、「もうここでできないんだな」という思いがアップをしているときからありました。当たり前だったものが、いきなりなくなるのは寂しいものですが、それでも今日少しでしたけど、13年間を締めくくれたのは良かったなと個人的には思います。感謝しかないので、「本当にありがとうございました」とクラブには言いたいです。 --サポーターからのコールをどう捉えましたか?すごく温かくしてくれたのでうれしかったですし、本当にいろいろなサポーターに「13年間ありがとう」って言われましたけど、こっちが言いたいぐらいです。G大阪で13年できて良かったかなと思います。
DF 24
黒川 圭介
--終盤に藤春 廣輝選手との交代になりましたが、感じたことは?交代の時間帯は80分過ぎでしたけど、僕らの試合結果次第ではもう少し長い時間プレーしてもらうことも可能だったし、ビハインドの状態でハルくん(藤春)をピッチに迎えたのは、自分としては悔しいところです。 --今日の試合も失点するまでは良かったですが、課題は?今日もボールを奪われて、簡単に相手に持っていかれて失点しました。不運な形でもありましたけど。自分たちが良い時間帯も必ずあるし、今日の前半も危ない場面は作らせていなかったのに……。そういう時間帯に畳みかけたり、1点だけでなく、2、3点を良い流れで仕留めていければ勝てるチームになるのかなと思います。