驚愕のロングシュートと堅守。攻守にパワーのあった福岡が今季3勝目
アビスパ福岡
監督
得点そのものは信じられないようなゴールでした。素晴らしかったです。その前の20分くらいはずっと攻められるワンサイドゲームだと思いますが、そこでシュートを簡単に打たせない、また耐え忍んだところがチームの良さでもあります。その回数と時間を短く、少なくしたいのですが、今日のところはあそこでうまくボールを奪うことはできなかったと思います。ですが、守備は機能していた、点を取られなかった。そういうふうな点数を取るまでの間が1つ今日の試合のポイントになったんじゃないかと思います。終盤は、どちらももしかしたらゴールが取れるという流れだったと思います。チームのスタイルというのか、自分たちの無失点で終えるという強い気持ちと意識とプレーと、そのへんがうまく表現できたんじゃないかと思います。 --シャハブ ザヘディ選手のゴールが生まれるまでの守備の評価について。また、後半の効果的なハイプレッシングについて。1つ目はやはり自分たちの守り方。できれば高い位置でボールを取りたいのですが、相手はボールを動かすのが上手な選手たちがそろっている。前から行っていたのですが、押し込まれてしまった。また、カットボールを簡単に相手に渡してしまう、われわれはうまくなかった。そのへんが押し込まれた理由だったと思いますし、そうありたくなかったのが実情です。ただ、後半に入って自分たちが前から行けるというメッセージと、選手たちからもそういう空気を感じていた。もう少し前から行きたいね、ミドルサードでそういう形をアグレッシブに出したいね、というものを実行していく中で、相手が少し困ったのかなと思う。リードしていると引いて守りがちですが、そうならないようにというメッセージを選手に伝えたつもりです。 --今季リーグ戦初先発となった佐藤 凌我選手の評価について。良かったと思います。前半は守備に追われてボールを触れなかったと思いますが、出場時間も長くなりましたし、その中でチームの中での役割をまっとうしてくれました。もしかしたら本意ではなかったプレーも多くなったと思いますが、それでもチームのためによくやってくれた、評価は高いです。
ガンバ大阪
監督
説明は簡単です。1本決められ、先制されてゲームを終わらせられてしまった。ひっくり返すことができなかったという展開でした。福岡は良い守備を継続されて、それに対して自分たちはチャレンジしにいくけれども崩せなかった、という展開が90分続いたんじゃないかと思います。前半のところに関しては、自分たちの流れで進めることができましたが、先制を許しました。後半はわれわれが畳みかけて攻撃をしたのですが、なかなか最後のところを崩すことができませんでした。福岡さんは本当にああいった展開で良い守備をするチーム。今日の勝利に関しては「おめでとう」と伝えたいと思います。
ガンバ大阪
--J1第7節・札幌戦以来の先発出場となりました。今日は右SBとして先発したわけですが、前の岸本(武流)選手との関係を攻守で意識して入りました。対面に鳥栖で一緒にプレーした岩崎(悠人)選手がいましたが、岸本選手が外側に張って岩崎選手を引っ張ってくれた。僕のスペースはすごく空いていたので、やりにくさはありませんでした。 --ボールを持ちながらの無得点。どういうことが足りなかった、また必要だったのでしょうか?前半も後半も押し込めてはいたので、その中で最後の質、僕ならクロスの質が良くなかったです。チーム全体としては足を振っていくシュートへの意識も少し足りなかったんじゃないかと思います。 --今日の敗戦で2連敗となりましたが、中2日で大事な“大阪ダービー”が控えています。次の試合は絶対に負けられないですし、ファン・サポーターの皆さんも勝利しか望んでいないと思うので、しっかり勝っていまの悪い流れを断ち切りたいと思います。
アビスパ福岡
FW 9
シャハブ ザヘディ
--見事なロングシュートによる決勝ゴールでした。今までのキャリアの中で今日のようなロングシュートは2回ほどトライしたことがあると思いますが、今日3回目のチャレンジでうまく決まったので良かった。また、自分の得点が勝利につながったことが非常にうれしいです。 --あのロングシュートは狙いどおりですか?ゲーム中は常にGKの位置を見るようにしていますから。 --ベンチに下がったあとも最前列でチームメートに声を送って、試合終了の瞬間もとても喜んでいました。アビスパファミリーの一員として誰がプレーしていても、自分としてはサポートしたいし、しっかりと応援をします。
DF 2
湯澤 聖人
--ウェルトン選手をどう抑えるかが守備の大事なポイントだったと思います。左に入る可能性もあるので映像は見て準備していましたが、実際に彼が左サイドに入ったので「今日は疲れるな」と覚悟しました(笑)。どう抑えるかのイメージ?縦をふさいで中に行かせるイメージ。縦に向かってスピードに乗られると抑えるのが難しいので。序盤に(ドウグラス)グローリとの1対1のやり取りを見て、僕とグローリの連係で抑えたほうが安全だろうと思って、そうすることにしました。ボールは持たれてもリズムをうまく阻害できればなと思ってプレーしました。完璧ではありませんでしたが、まずまずうまくいったと思います。 --5試合ぶりの勝利について。なかなか勝てないときの勝利というのは苦しむというか、何とも言えない試合の中で勝点3を粘り強く取るしかないと思っていました。今日の内容は決して良いとは思っていませんが、それでも勝ったことで自信になり、その自信がこれからの内容を高めることにつながるんじゃないかと思っています。
MF 6
前 寛之
--今日の個人のパフォーマンスについて。前半は苦しい展開の中、ボールに関わる回数も少なく、攻撃の時間を作るプレーがあまりできませんでした。後半はチームとしての内容が上がる中で、個人的にもうまくプレーできたんじゃないかと思います。相手はボランチをうまく使ってポゼッションをするチームなので、そこでのバトルやシャドーに入る選手へのケアは松岡(大起)選手と常に話しながらできたゲームで、守備に関してはボールを取る回数も多かったと思います。松岡選手と良い関係の中でプレーできたと感じています。松岡選手との連係について、攻撃面ではまだどちらが出ていくかの意思疎通やタイミングはもっと深め、高める必要がありますが、守備のところは手ごたえを感じています。 --奈良 竜樹選手が復帰したことで自身のプレーに何か良い影響が出ていますか?まず、彼は精神的支柱であるので、気持ちの部分で大きいですし、真ん中にいていろいろなところを見て声を出せる選手なので、前にいる僕がプレーしやすいと感じる場面も多いです。特に守備においては、自分がやれること、やれる幅が広がっているとも感じています。