幸先よく先行したC大阪、7試合ぶりの勝利を収める
アビスパ福岡
監督
前半の立ち上がりから、本当に何度か少ない回数でできたプレーもありましたが、ほとんど相手にゲームを支配というか、持っていかれた。また、早々に失点もして、という意味では、そこから難しいセレッソさん相手に、さらに難しくなってという戦いになってしまいました。自分たちの良さを出す前に悪い内容になり、退場者も出て次節は出場停止になるだろうし、ケガ人も出て、というところで非常に悔いの残るというか、痛手の多いゲームだったと感じています。 --試合後に選手にどんな言葉をかけましたか?ゲーム自体は難しい試合になってしまったから、これ以上悪くなることはない。失点、内容、結果も含めて。私はこのゲームを心にとどめておくが、気にしなくていい、と。つまり、最後に0-2の状況から1点を取りにいって誰もあきらめることなく、ファン・サポーターの声援に応えるかのように必死に走ってボールを取りにいき、得点を取りにいき、ピンチのときは守る、という戦いを出場している選手、またベンチからも鼓舞するような声があった。それについて、われわれは「生きているよ」と。だから、心にとどめておきながら気にしないで次に向かっていこうという話をしました。 --最初の失点のところも含めて細かなミスが流れを悪くした印象ですが?自分たちの技術的なミスが今日は非常に多かったし、それで流れを逸してしまった。そういうところがあると思います。 --シャハブ ザヘディ選手へのマークが厳しくなる中でどうやって点を取るべきでしょうか?今日はかなりマークされて自由を奪われていたと思います。ボールが入れば相手がバッと寄せてきた。取れなくてもガツガツと来る。それに対して自分たちも工夫していかなければいけない。彼自身も当然工夫していたし、しようとしていました。すべてがうまくいくとは思いませんが、そこに対してチームとして、ボールをつなげるために、チャンスを作るために、そして得点を取るために、そういうふうに紐解いていくと何が必要かの答えが出てくると思うので、そういう考えで選手と作り上げていきたいと思います。
セレッソ大阪
監督
今季は良いスタートを切りながら、この1カ月はなかなか勝点3を積み上げることができず、チームとしても厳しい状況が続いていました。今日はとにかく勝点3にフォーカスして試合に臨みました。その中で、選手たちは常に前向きにトレーニングに励んでくれていました。常に良い雰囲気で変わらずできていたこと。それが今日の勝利につながったと思います。あと、今日は相手の強みやウィークを理解した中で、私たちの最近の課題も踏まえて少し戦い方を変えました。そういった中で、時間は短かったのですが、選手たちがトレーニング、ミーティングでしっかりと自分の役割を理解して、ゲームプランをまっとうしてくれたことも、今日の勝点3につながったと思います。今季の私たちの目標は優勝です。この苦しい1カ月も、大きな学びがありました。そこで得たこともあります。この学びを私たちの目標につなげていきたいと思います。 --試合に臨む意識について。前半の2点はどちらもセットプレー絡みでしたが、そこに至る過程も含め、今日はシュートの意識、前への意識が出ていたと思いますが、前半の入りについて。入りのところは、相手のスタイルも含めて、最近の私たちの課題も含めて、まずしっかりと押し込もうと。これまでもボールは握れていたのですが、シュートが少なかった。逆に、やり切れずにカウンターを受ける課題もありましたので、大胆に、思い切ってシュートで終える、やり切ることは徹底して入りました。(2点目につながった)CKが取れたのも、思い切ったルーカス(フェルナンデス)のシュート、そこからのカウンタープレスでボールを奪ったところからでした。ゲームプランをまっとうしてくれたと思います。 --戦い方の部分では、今日は奥埜 博亮選手が下がりめでスペースを埋めて、セカンドボールをかなり拾っていたと思います。そのぶん、ヴィトール ブエノ選手がトップ下のような位置でした。今日の中盤の構成と狙いについて。最近の失点の仕方として、自分たちの良い状況から(ボールを)失ってカウンターを受けたり、攻め込まれてセットプレーを与えてリスタートからやられたり。そのあたりのバランスも含めて、奥埜には今回は違うタスクを与えました。今までは(田中 駿汰の)ワンボランチでやっていたのですが、今日はツーボランチ気味に、守備のタスクを彼(奥埜)に与えました。 ブエノはここ最近、メンバー外も経験して、辛い時期もあったと思うのですが、彼が足りないところ、特に守備の部分ですね。毎日のトレーニングでしっかり向き合って、ミーティングも含めていまの課題を自分自身で乗り越えるという高い意識で取り組んでくれています。その成果が出て、今日は守備でも非常に貢献してくれました。できたことをフィードバックして、彼には攻守の要として、いろんなタスクを与えていきたいと思います。
セレッソ大阪
--欲しかった先制点でした。先に取る意識は強かった?そうですね。最近は先に失点して試合が難しくなっていたので、今日は先に取って自分たちの流れにすることを意識しました。実際に取れたので良かったです。 --先制点の場面は、アシストしたヴィトール ブエノ選手はシュートだったのかなと思いましたが、うまく止めてシュートを打ちましたね。ブエノとロッカールームで話したときは、「パスだよ」と言っていましたが、多分違うと思います(笑)。うまく止めて打てて良かったです。 --12点目で得点ランクの単独トップに立ちましたが?12点目を取れたことはうれしいです。15試合で昨年と同じ数を取れたことは、自分が昨年より上達している証だと思います。ただ、それは自分の力だけではなく、チームメートのおかげです。自分のためにチーム全員がパスをくれますし、チーム全体の攻撃力のおかげです。もっと点を重ねて、最終的に得点王の位置まで行ければいいと思います。
アビスパ福岡
DF 3
奈良 竜樹
--痛い敗戦となりました。誰も助けてくれない。自分たちで乗り越えるしかない。こんな日もある、と切り替えることも大事。ホームでこれだけの方々の前でふがいない試合をしてしまったのに、そういう切り替え方が果たして良いのかは分かりませんが、事実としてすぐに負けたら終わりという試合(ルヴァンカップ1stラウンド3回戦・柏戦)がある。自分たちが去年優勝している大会。そういう試合の前に今日のような、良かったところが見つからない試合からは、スパっと切り替えるしかない。それくらいしっかりやられた。
DF 2
湯澤 聖人
--負傷の状況は?いま、こうしてギリギリ歩ける状態。まだ分かりません。 --今日の試合をどう振り返っていますか?負傷退場したので、うまく振り返れていませんが、セットプレーで2失点、退場者も出したので、うまくいったゲームとは当然言えません。個人的なところで振り返るなら、入りは良かったのですが、クロスを3本立て続けに手前で引っかけてしまった。3本中2本をファーサイドまで届けたら、流れが少し変わったかもしれないと思っています。J1に上がってから“1本の質”がチームの課題に挙がっていますが、その辺の差があったのかなと思います。 --前節・神戸戦で9試合ぶりの敗戦を喫し、今日で2連敗。前節の神戸も今日のC大阪も優勝を狙うという目標を掲げているチームですが、『6位以上』という目標を掲げている僕らはそういう相手からも勝点を拾って、自分たちと同じくらいの相手に勝っていかないと先がないと思う。このまま上位チームには勝てない、でも降格はしない、というところで落ち着いてしまうのは、クラブの未来を考えても良くないことだと思う。ルヴァンカップで優勝したあとに、そのまま上昇していくのか、衰退していくのかは自分たち次第。そういう大事な時期に差しかかっていると思うので、また一試合一試合を大事に戦っていきます。
DF 16
小田 逸稀
--FWとしての途中出場となりました。空中戦の強さを買われての起用でした。ウェリントンと2トップで並んで。空中戦なら彼にも負けないと思うので。いきなりチャンスが来ました。そこでボールを受けることができたということに満足せず、やはりしっかり決めないといけなかった。点を取ること、チャンスメークすることを課せられてピッチに入ったわけですから。そのあとに湯澤(聖人)選手が負傷退場して右SBでプレーすることになり、そこで3失点目に絡んでしまったので、あそこはうまく対応しなければいけない。個人的にも難しいゲームになりました。 --チームは負けましたが、個人的に次につながる部分はありますか?第12節の川崎F戦で先発出場させてもらったのですが、そのゲームも含めてここしばらくはコンディションが不十分でした。そこが個人的に気になっていて、最近は個人練習でもフィジカルコンディションを上げることに努めて、このゲームを迎えるにあたっては自分でも納得できる状態に持ってくることができました。今日、良いコンディションで試合に入ることができたのは1つの自信になりました。今日はクロスを上げる場面はありませんでしたが、そこはチームとしての課題でもあるので、これから自分が試合に出ることになれば、そこでアシスト、また高さを生かしての得点という部分での結果を残せるようにしたいと思います。