90+5分、振り抜いた下田。食らいついた町田がドローに持ち込む
柏レイソル
監督
少し中断期間を挟んでのゲームでしたが、前節(・横浜FM戦)でわれわれが勝った流れを今日のゲームにもしっかりつなげていこうということでゲームに入りました。 町田さんは非常に強度が高く、失点数も少ないチームです。そういう中でわれわれもアグレッシブにハードワークしてしっかりゴールを取っていく。そして、継続して強固な守備をやっていこうということでゲームに入りました。トータルして攻守にわたって、自分たちのやろうとしていることをしっかりと選手はやってくれたと思っています。また、勝利のために90分間本当にハードワークしてくれたと思います。最後ああいう形で追いつかれましたけど、ゲーム自体は本当にきっ抗していたし、チャンスも守備の堅い町田さんを相手に作り出せたのではないかなと思っています。この勝点1はチームにとって残念ではありますが、また中3日で(代替開催となるJ1第25節・)浦和戦がありますので、そこに向けてしっかりと準備をしていきたいと思います。 --町田に対して、どのような対策を講じていましたか?町田さんはロングボールを非常に多用されるチームですので、ロングボール対策といいますか、チームとしてどういう形で守備をするか。特にファースト、セカンドボールを含めて、しっかり回収していくという意識づけはやってきたつもりです。ゲームを通して、最後のほうは少し押し込まれる時間がありましたけど、選手がしっかりとタスクを意識しながらやってくれたかなと思っています。 攻撃のところは、やはり町田さんは非常に失点も少ないチームですし、そういう中でいかに深いところに入っていくか、町田さんの背後を突いていくかというところです。それは今季積み重ねている部分ではありますが、町田さんに対してもカウンターを含め、多くチャンスを作れたと思っています。町田さんの守備のやり方がどう来るか、予想がつかなかったんですけど、ビルドアップのところでは蹴るときとつなぐときのメリハリをある程度チームとしてしっかりやることができたと思っています。
FC町田ゼルビア
監督
総合的に見ると、意図する形をよく作れた場面もあった一方で、ミスから発生したカウンターを受ける場面もありました。いろいろな意味で攻守が目まぐるしく変わるような展開が続いたなという印象を持っています。われわれとしてはしっかりとオン・ザ・ボールのクオリティーを上げていく必要がありますし、アングルを含めた修正が必要だという認識を持ちました。得点シーンに関してはPKでしたが、交代出場の選手が幾度となく仕掛けていった勇気あるドリブルがPK獲得につながりました。ただ、後半に喫した失点はもったいなかったです。ここ2試合は自分たちのミスが失点につながっているため、そういったミスは減らしていかなければなりません。ミスを減らすためには日常の集中したトレーニングの中で検証する必要があります。やはり失点があまりにももったいなさ過ぎるため、日頃からそういった緊張感を持って練習に打ち込んでいくという雰囲気を作るのはとても重要なことだと思います。まだまだ首位は手の届くところにありますし、全然下を向くような順位でもありません。自分たちをもう1回見つめ直し、残り4試合、しっかりと頑張っていきたいと思います。 --失点の直前は柏のチャンスが続き、選手交代も準備していました。あの時間帯の流れをどのように捉えていましたか?全体的にCKを与える機会が多かったことは、守備面での対応策が必要です。確かにイヤな予感はしていたため、CKの直前に選手交代をしたほうが良かったかもしれませんが、これは結果論です。それよりも失点を防ぎ切らないといけないCKの場面だったと捉えています。しのぎ切ったあとの選手交代で猛攻を仕掛けるプランだったので、それだけにもったいない失点でした。 --戦前は「町田らしさを取り戻す」という話をされていました。今節を通して、町田らしさを取り戻す手ごたえはつかめたのでしょうか?崩されての失点ではないため、そういう意味ではポジティブに捉えていいのかもしれません。ただ、われわれがボールを保持している際にパスカットされることや、セカンドボールの回収は柏さんにイニシアチブを握られた時間帯が多かったことは改善の余地があります。また、われわれの矢印がゴール方向へ向いた際に、もう少しスピードを持って、選手の関わりを増やす必要があるかもしれません。終盤も左サイドで藤本 一輝がドリブル突破からチャンスを作った場面で、例えば逆サイドのヘンリー(望月 ヘンリー海輝)が走り込んでゴールに押し込むぐらいのバイタリティーを発揮する勝負勘を見せてほしいです。そういったことは個人戦術や感覚の部分であるため、映像を見せて少しずつ成長を促していくものでもあります。そういった点に焦点を絞って、選手たちを成長させていきたいです。
--緊張感にあふれたPKの場面でした。黒田 剛監督が僕を信頼してPKのキッカーを任せてくれたので、責任を持って蹴りたいという気持ちでした。ゴール裏にはたくさんのサポーターの方々が入ってくれていましたし、皆さんの姿を見る余裕もありました。GKはそんなに見ていないですし、良いコースに強いボールを蹴ることだけを意識しました。 --PKを獲得した場面はどのように見えましたか?僕が(藤本)一輝にボールを出した形で僕が見た様子では相手の足が掛かったような、掛かっていないような、どちらにも見えました。自己主張をしない一輝が「当たった」と強く言っていたので、PKになってもいいように心の準備はしていました。
柏レイソル
FW 19
細谷 真大
なかなかチャンスは作れなかったですけど、後半に入って、よりポケットを取ったところからチャンスを作る回数が増えていました。ポケットに入ってからの崩しは、後半の始まりの時間帯ではうまくできていたのかなと思います。 --自身の得点シーンを振り返って。ポジションを取ったところにうまくこぼれてきたので、決められて良かったです。 --追加点を取るためにはどういう工夫が必要だと考えていますか?全然チャンスはありますし、自分もコヤくん(小屋松 知哉)から横パスを受けるシーンがありましたけど、自分のポジショニングがハッキリしなかった部分があったと思います。そこはしっかり合わせていけたら良かったかなと思います。
MF 37
手塚 康平
--結果的に自身のCKから先制点が生まれました。あまり狙いどおりじゃなかったんですけど、仲間が良い準備をしてくれてアラートにやってくれた結果だと思います。 --試合を振り返って。そこまで悲観する内容ではなかったと思いますし、後半に自分たちが先制点を取れた。それまでも何度か奪って、カウンターで前線の選手が深い位置を取ったりというのはできていたと思います。あとは試合の終わりのところ。どう終わらせるかというところだったと思います。 --得点を取れた時間帯はチームとしてチャンスを多く作れていた。それこそセカンドボールの拾い合いとかもそうだし、守備でみんなが良い準備をできて、良い奪い方ができていたからこそ、前に良い形で配球でき、良い攻撃ができていたのかなと思います。 --勝点を着実に積んでいますが、この流れをどう次につなげていきたいですか?今日はPKという形で失点してしまったんですけど、これまで(直近)何試合か無失点で終えられていて、それ(堅い守備)は継続できていると思います。やっぱり(J1第30節・)ジュビロ戦での早い時間での失点、その後の2失点目をここまでずっとみんな忘れないで(教訓として)生かせていると思います。これを継続して、あとは点をもっと取れるように練習からしっかりやっていきたいです。