幸先の良いスタートから一転……。守備が崩壊した磐田、痛恨の3連敗
ジュビロ磐田
監督
今日もスタジアムに入るところからたくさんのサポーターがわれわれに対してたくさんの声援を送っていただきました。試合が始まる前から試合が終わって挨拶へ行ったときも、本当にたくさんの声をいただきました。われわれもそうですけど、サポーターの方も前を向いてわれわれの勝利を信じて、あと2試合ありますけど、もう一度しっかりとやらなければいけないという思いにさせてくれる声かけをしていただいて、本当にありがとうございます。結果として上位(残留争いのライバル)との差を詰めることができず、本当に申し訳ありません。 試合は非常に良い入りができたと思いますし、追加点を取れるチャンスもあったと思っています。ただ、時間の経過とともに長いボールが多くなって、こぼれ球を拾えなくなってからかなり押し込まれました。そこで少し疲弊してしまいました。もう少し自分たちでボールを動かす時間を増やすことができればと思っていましたが、そうさせてもらえず、前節(直近のJ1第36節・G大阪戦)もそうでしたけど、前半の終了間際に失点したことがわれわれにとっては重くのしかかった。 それでも1-1の状況で後半を迎えられましたけど、また早い時間帯で失点してしまった。痛い2失点目でした。追加点を奪われ、選手交代や少し形を変えながら得点を奪いにいきました。追いつくまでにはいかず、今節も多く失点してしまいました。 ただ、前節もそうでしたけど、なんとか勝点を拾うために選手たちは最後まで走り切ってくれたと思います。必ず、残り2試合で勝点6を積んで何かを起こしたいと思います。 --植村 洋斗選手を右CBで起用したことについて。ケガ人等でCBがいなかったので、4バックという選択肢もありましたが、マリノスに対して4バックのほうがいいのか、3バックのほうがいいのかはすごく考えました。3バックにしたときにCBをやる選手がいなかったので、植村にはそこで今週はプレーしてもらって、十分にやれると。逆に彼の良さが今まで出ていた選手よりも出せたところもありました。これは十分にやれるという判断で、3バックの右を植村でいく決断をしました。 --前半の途中から試合の流れがガラッと変わってしまった要因は?スタート時はみんなが勇気を持ってプレッシャーを掛けながら、奪ったボールをどこに運ぶかをチームで共有できていたと思います。途中から長いボールが増え始めて、もう少しつなげるんじゃないかというところから相手ボールになる機会が多かった。相手も本来はハイプレスが強みのチームなので、そこに対してわれわれが少し臆病になり過ぎてしまいました。そこで長いボールが増えて、セカンドボールが拾えなかった。最初の頃と(チーム全体の)距離感も変わってしまったと思います。 --その苦しい時間帯は守備のほうでもボールを奪えず、苦しい展開でした。その守備はどう評価していますか?スタート時は(ボールを奪う)ポイントを分かっていたと思いますけど、少し相手の出入りが多くなって、そのときに誰がつかみにいくのか、誰が戻るのかというところで迷いが生じていたとは思っています。
横浜F・マリノス
監督
横浜F・マリノス
試合の入りで少しバタバタしてしまった部分はありましたし、不用意なミスから失点してしまったので、チームとしても入りは良くなかった。そこから徐々に持ち直して点を取ることもできましたが、そういうところを試合開始から最後まで貫き通さなければいけないと思っています。 --試合にうまく入れなかったのはミスが多かったからですか?そうですね。あとはセカンドボールを拾い合うところで相手ボールになってしまったり、そういうシーンが多かったと思います。 --前半途中から試合の流れを引き戻すために意識していたことは?自分がボールを受けたときに一発で縦に入れるのではなく、相手陣地でボールをキープしながら攻撃を狙ったほうが相手としてイヤだと思っていたので、そういう中で(ボールサイドに)人数をかけながら全体的に良い距離感でやれていた。それをもっと早くやれたら良かった。 --前半とは違って後半はかなり良い入りができていました。その理由は?今季は、前半もそうでしたけど、試合の入りのところで失点してしまう場面が多かったので、そこをもう一度引き締めて自分たちのほうからアクションして点を取りにいこうという話をしていました。そういうところから2点目、3点目を取れたことはすごく良かったと思います。そこでまた良い距離感でボールを回すこともできていたので、そこも良かったところだと思います。 --ACLEも含めて年内残り4試合に向けて。次はACLEなのでまた違う大会にはなりますけど、残り4試合をすべて勝つつもりでいますし、一つひとつのゲームを大事にしながらチーム全体としてやっていきたいと思っています。
全体的には本当に素晴らしいパフォーマンスで、選手たちが結果を出してくれたと思っています。 ただ、前半最初の20分間はかなりスローなスタートになってしまって、残念なパフォーマンスでした。ジュビロさんのプランがあったのかは分かりませんが、彼らも勝ちにくるサッカーということで前から来ていましたが、最初の20分間は非常に残念なスタートだと思っています。ハーフタイムに選手たちに言ったことですが、「みんな荷物をまとめて帰ろうよ」と言いたくなるような20分間でした。 ただ、後半は選手たちがギアを上げて、点をたくさん取れるようなパフォーマンスを存分に出した内容だったと思います。4点以上の得点を取れるチャンスを作っていたと思いますし、しっかりとゴールを取ったことは素晴らしい結果でした。パフォーマンスとしても素晴らしい内容でした。 ジュビロが2点目を入れたあとは難しい時間帯もありましたが、そういうところのゲームマネジメントが大事だと思いました。ですが、内容を見れば分かるとおり、勝ちに値するパフォーマンスを選手たちが出してくれたことで勝利という結果をもたらしてくれたと思います。 ACLEとJリーグを含めて(年内)残り4試合です。数日間、選手たちにはオフを与えて、もう一度フレッシュな状態に戻して、残りの試合で結果を求めてやっていきたいと思っています。
ジュビロ磐田
FW 55
渡邉 りょう
--ジョルディ クルークス選手が決めた先制点の場面は狙いどおりの形でしたか?あの場面では松原 后が1個前へつけて、僕もそこへつけると思っていたので、先に動き出して3人目のサポートをして、ジャメくん(ジャーメイン 良)が良いタイミングでパスを流してくれた。自分で行くか迷いましたけど、ゴールまでちょっと距離があったので、しっかりとジョルディの足を止めないようなボールを流し込めば、必ず決めてくれると思っていた。ただ、ちょっとだけパスが伸びてしまったので、そこを彼のスピードで決めてくれましたけど、その精度は完璧に合わせられるようにしたいと思います。 --先制したあとはかなり苦しい展開になりました。そこで感じていたことは?リードしている中での試合運びとか、スタイルの違いはありますけど、また状況が状況なのもありますけど、受け身になってしまった。そういう中でもどう積極的にやるか、どうボールを動かすのか。そこを試合の中で(積み)重ねていかなければいけない。一度ラインを上げることはもちろん大事ですけど、それだけだと相手もラクですし、後ろには強い選手もいて、そこのポジション取りを早くするとか、それは後ろの選手たちだけでなくて、前の選手もそうだし、自分も含めてチーム全員に言えることなので。どういうポジションを取って、どういうゲーム運びをしていくのかというのは、もっともっと経験してチームに還元していかなければいけないとすごく感じました。 --後半について。失点が早過ぎた。その時間帯に失点してしまうと、難しくなってしまう。前節(直近のJ1第36節・G大阪戦)もそうですけど、ゲームの入り、終わりの時間帯は気をつけなければいけないと話していたが、その中で失点を繰り返してしまっている。自分自身もそうですけど、チーム全体の意識だったり、声かけだったり、日頃の練習から自分たちで突き詰めていくしかないと思っています。 --残り2試合に向けて。もちろん他会場の結果次第というところはありますが、まずは自分たちが2勝して、そのテーブルに乗ることを最低限やらなければいけない。ホーム3連戦で(2試合を終えて)勝点1も取れず、サポーターの方もショックを受けている方は多いと思いますが、それでも試合が終わったあとにあきらめない姿勢を見せ続けてくれている。僕らはなんとかその思いに応えなければいけないと思っていますし、僕はあと2試合、その思いに応えられるチャンスが残っていると思っているので、最後、しっかりとそのテーブルに乗れるように、次の試合に向けて勝点3を取れるように良い準備をしていきたい。
MF 50
植村 洋斗
--前半の流れが変わった時間帯について。自分たちの時間帯を前半の最初は作れていたんですが、得点を取ってからは蹴るシーンが増えましたし、先制してからビビらずにつなぐことが大事だと思う。それはチームとしてチャレンジしていかなければいけないと思います。今日みたいに蹴ってしまって自分たちの時間が短いと、難しい展開になってしまう。 --リードしたことで心理的に「大事に」というのが働いてしまったのでしょうか?一人ひとりリスクを避けるために簡単に蹴ってしまうことが増えたのかなと思いますけど、そこで1個ボールをつなげるだけで自分たちの時間帯を作れて、キツい時間帯を減らせると思うので、そこは勇気を持ってやっていく必要がある。 --横浜FMのボール回しに対する守備はどうでしたか?前半はチームとしてコンパクトに守れていたので、そこの怖さはなかった。ただ、後半は自分たちの最終ラインと中盤の距離が空いて、マリノスに中で作られて、外へ広げられて、数的優位を作られてしまったので、そこをどうしていくのかは課題です。前半相手にボールを持たれる時間帯が多かったことでの疲労もあったと思いますけど、そこはやっていく必要があると思っています。 --コンパクトにやるために必要なことは?最終ラインをそろえるところは伊藤 槙人くんがリーダーシップをとってくれるので、そこに合わせてやる必要がある。そこがキツくなってくるとバラバラになってしまう。相手がラインを下げたときにどれだけ自分たちが上げられるか。小まめにラインアップしていく必要があるとは感じました。