“変化”に苦しんでも。町田が“ここぞ”のチャンスをモノにする
FC町田ゼルビア
--2試合ぶりの先発出場となりました。ご自身のプレーを振り返ってどんな手ごたえが残っていますか。全員が守備でしっかりと頑張りました。みんなで勝ち取った勝利だと思います。個人というよりも、1点を取った上でクリーンシートで終えられたことは、チームとしてすごく機能していた証です。 --決勝点は相馬 勇紀選手の直接FKでしたが、そのFKを獲得するまでのプレーの起点は、ドレシェヴィッチ選手からのロングボールでした。練習でやっている形ですし、それが発揮された格好です。ああいったパスを出せば有効だろうと判断したため、(オ)セフンにボールを出しました。 --日本に来るにあたって、情報収集をしていたイッサム ジェバリ選手とのマッチアップはいかがでしたか?スウェーデンで一緒にプレーしたこともありますし、よく知った仲ですが、とてもクオリティーのある選手ですから、彼と対戦するのはいつも難しい状況に追い込まれます。本当に良い選手だと思います。
ガンバ大阪
監督
本当に選手たちは良い試合をしてくれたと思っています。もちろん、この負けはすごく悔しく、残念に思っています。前半の15分ぐらいまでは、相手にセカンドボールなどをしっかりと拾われたりしたんですけれども、15分以降は自分たちの流れに持っていって、チャンスをしっかりと作れたんじゃないかなと思っています。あのゴールに関しては、すごく悔しく思っています。 後半は選手たちも意図があるような形でしっかりとプレーしてくれましたし、相手が町田さんというところもあって、快適なプレーというのはできないときもありましたけれども、選手たちはしっかりとやってくれたと思っています。 ファン・サポーターの皆さま、選手たちもそうだと思いますが、いまは悔しさでいっぱいだと思いますし、責任者としてこの試合を取れなかったことに、本当に自分自身も悔しく、皆さんと同じように悔しさ、悲しさを感じています。 --今日は[4-4-2]の布陣で中盤をダイヤモンドにしていた。スリーボランチに関しては町田のセカンドボール対策で、攻撃面ではウイング不足というところの中での形だった?すべてを(いま)おっしゃっていただいたなと思っています。セカンドボールをしっかりと拾いたいという意味で、ああいったボランチの形を含めて置きました。相手のウイングバックもシャドーも含めて西村(拓真)選手、相馬(勇紀)選手というところはスペースを突く動きもありますし、オ セフン選手もそこで存在感を示す動きになるので、そういったコントロールをするために、ディフェンスの前にネタ(ラヴィ)をしっかりと置いて、スリーボランチでコントロールしていきたかったという意味合いがありました。相手も前からプレッシャーを掛けてくるので、私たちの前線のところでしっかりと起点も作りながら、そういったところを(宇佐美)貴史も含めて突いていきたかったという狙いはありました。 プランどおりに選手たちはしっかりとやっていたと思いますし、本当に勝ちたかったなという試合ですけれども、ここからまた自分自身も学んで、それを次の機会に生かしたいと思っています。いまはウイングが(負傷中で)いないという状況もあり、今日のプランをしっかりと練りました。 --このシステムというのは、いまウイングがいない中でのシステムとして今後も採用して試していくのか、それとも町田戦というところでの判断だったのか?しっかりと分析をして、その辺も決めていきたいと思っています。 --今日はイッサム ジェバリ選手とデニス ヒュメット選手を前線に並べて長い時間起用したが、デニス ヒュメット選手をよりフィットさせるためには布陣なのか時間なのか、どういったところが重要になる?本当に彼には時間が必要なのかなと思っています。もちろん仲間との連係であったりというところでは、もっともっと深くやっていかないといけないところもあります。それは練習、試合のところでこれから時間をかけてやっていき、そして少しずつ彼の流れというところが入ってくるのかなと思っています。 全員がチームの中の大事な一員というところを全員が認識して、今後もやってくれると思っています。
FC町田ゼルビア
監督
--相馬 勇紀選手が直接FKを決めて、勝ち切りました。試合を通しての手ごたえは?前半の前半はチャンスを作れましたが、前半の途中から自分たちにとって、相手がイヤなポジションを取ってきました。その後は後半も含めて押し込まれるシーンも増えた中で、連戦でもあることを考えると、ずっと守るような展開はしんどくなってきますから、自分たちが主体的に試合を動かせるようにするなど、試合を通して改善の余地はあると思います。 --下田選手個人として、攻撃面で意識していたことは?背後への展開がなくなってくると良い流れが出ないことは、前節の福岡戦を映像で見て感じたことです。僕たちは背後を使うことで良さが出るチームなので、ボールを失うことはあるかもしれませんが、背後を使うことでロングスローも取れますし、意識的に背後を使うようにはしていました。
ガンバさんが大幅に陣容を変えてきましたが、今までのわれわれもそんなに悪い試合をしていなかったので、そういった変化にあまりわれわれの気が向くことなく、しっかりと自分たちをマネジメントしていこうという話をしていました。たとえ相手にボールを持たれたとしても、しっかりと身を挺して守り、チャンスにつなげていくという町田らしいサッカーを選手たちが終始実践してくれたと思っています。 前半のFKはとても難しいシュートでしたが、相馬(勇紀)がよく決めてくれました。また、ラスト10分はしっかりとCBを中心に身を挺してしのいでくれたことは、われわれが掲げる勝利の方程式にハメ込んだメンタリティーを選手たちが発揮してくれました。後半は幾度となくカウンターからチャンスはあった中で、2点目や3点目を取れれば、もっと早い段階で勝利を確立できたと思います。それは今後の課題となりました。 前節(・福岡戦)は勝点1でしたが、今節は勝点3を取って帰れることは大きいです。次節(・川崎F戦)は中3日で迎えるタフな試合となりますが、しっかりとコンディションを整えて、ホームゲームでファン・サポーターの皆さんに勝利をプレゼントできるように、しっかりとチームをマネジメントしていきたいと思います。 最後に、今日は平日にもかかわらず、約300人のファン・サポーターの方々が足を運び、終始われわれに力強い声援を送ってくれたことに感謝するとともに、次はホームの大勢の前でしっかりと勝点3をプレゼントできるように準備していきます。 --前半は相手の陣容が変わっていた影響もあったのか、危ない位置に入られるシーンもありましたが、後半は修正されていたような印象です。ハーフタイムにはどういった指示をされたのでしょうか。バイタルエリアに有効なボールを配球されると、そこから反転されて、コンビネーションプレーを発揮されてしまうため、中央をしっかりと閉めることと、あまりボールを入れさせないことや、入ってきたボールに対して、局面で自由を奪うことを徹底することはゴール前ではやらなければならないこととして強調しました。後半に向けては、その点の修正を図りました。あとは相手が終始カウンターを狙っていましたし、3バックの脇や背後は何度も何度も狙ってきていた中で、そこに対するチャレンジ&カバーもできていました。また岡村(大八)が中心となって、(イッサム)ジェバリのところでボールを収めさせないことも、しっかりとやってくれました。 --後半の終盤は相手に攻め込まれた中で3バックのチャレンジ&カバーが光りました。相手が2トップでくる中で3バックならば1枚は余る形ですし、的確にチャレンジ&カバーを明確にした中で、ウイングバックを含めたスライドもどんなに疲弊をしてもやり切ることは、勝っているゲームだからこそ、明確にサボらずにやっていくことは強調しました。最後の場面でも必ず止めるというそういった意思をずっと持ち続けること。あとは交代メンバーを含めて、できるだけ陣形をコンパクトにすること、またゴール前に配球される回数を減らすことも含めて、後半も選手たちはよくやってくれました。
ガンバ大阪
MF 27
美藤 倫
--トリプルボランチの右で使われたということは美藤選手を町田の相馬 勇紀選手に当てるという狙いだった?それもありますし、ロングボールも多い中でセカンドボールの回収とか、普段よりも真ん中に多く人数を割いてということを意識していました。 --攻撃に関しての手ごたえについては?良い形は作れていましたし、今季8試合した中でも攻撃の面では良い攻撃も多かったです。でも、最後のクオリティーのところで、自分自身も特にそうですけど、ワンタッチで止めて正確に打つとか、最後の横パスや自分で行くかの判断、シュートのクオリティー、そこがまだまだだと思います。
FW 23
デニス ヒュメット
--フィニッシュに行く場面は少なかったが、周りを使ううまさを見せたが?良い波長もあった中で、ラストパスなど最後の精度がこれからの課題になると感じますし、そこのところをこれから練習を積み上げて連係を深めていけばもちろん攻撃もつながるし、攻撃のチャンスも増えていくので、磨きをかけていきたいと思います。 --2トップのほうがプレーしやすい?1トップか2トップかは自分でなく監督が決めることなので、どちらが良いというのはありません。ただ、先ほども言ったように最後の判断の精度を磨くことと、今日も(イッサム)ジェバリとの連係も良い感触がありましたし、(宇佐美)貴史との連係もうまくいったので、それをもっと次の試合に向けて磨きをかけていきたいです。