浦和が好調・京都を相手に逃げ切り成功。今季初の連勝を果たす
浦和レッズ
監督
前回の対戦(J1第2節/1△1)もそうでしたが、京都の強力なハイプレスが立ち上がりの20分間は掛かるという前提で試合に臨みましたが、その時間帯をうまくマネジメントできたと思います。相手を抑えることができましたし、時間が経つにつれて自分たちのサッカーがプレーできるようになりました。京都の前線の3枚をしっかりと抑えることができたと思います。 前半はミスが1回だけあって(ラファエル)エリアスにシュートを打たれてしまいましたが、シュウ(西川 周作)が良い反応を示してくれました。攻撃では、(渡邊)凌磨、(マテウス)サヴィオ、(松尾)佑介の連係が見られましたし、本日もセットプレーから点を取ることができました。後半に入ってからは、より押し込んだ状態で長くキープするようにしました。失ってもそのままプレスを掛けるという流れでした。後半の立ち上がりはアグレッシブに相手からボールを奪うことによって、いくつかのチャンスを作ることができていました。しかし、守備のミスから失点をしてしまい、自ら難しい状況に追い込んでしまいました。 日曜日からの連戦だったので交代を2人用意していましたが、ラストプレーで凌磨が点を取ってくれました。そしてこのゴールは、今日非常に好調だったサミュエル(グスタフソン)と(安居)海渡のコンビネーションから生まれたものでした。 もちろん、われわれの狙いは最後まで押し込みながら(ボールを)キープするというものでしたが、簡単ではありませんでした。京都も非常にアグレッシブに失った直後からプレスを掛けてきましたので、あまり使えるスペースがありませんでした。このような良い相手との難しい試合で、サブの選手たちもしっかりと全力で戦ってくれて、リードを最後までキープしてくれました。これからは日曜日の(第11節の相手・)マリノスさんに向けて準備していきたいと思います。 --ラスト20分は難しかったと思いますが、ゴールを一生懸命守るのではなく、もう少しうまく試合を運ぶにはどういうことが必要でしょうか?試合の間の日数がもう1日あればまた違ったと思います。 --それは間違いないですが、仮にこれが1週間空いた試合であればどうでしょうか?本日はアグレッシブなハイプレスが少し足りませんでした。われわれの狙いは(直近の第10節・)町田戦のようなハイプレスを掛けるものですが、体力的な問題はあったと思います。本日の対戦相手は、(第9節で)鹿島にも4得点を決めながらここまでの(公式戦)7試合で6勝1分のチームです。このような相手と対戦するときは、われわれがずっと攻撃を続けるのは難しいものです。 守備で苦しい時間帯もあることが前提でしたが、押し込まれたときはクロス対応などをしっかりとすればいいと思っていましたが、それができていたと思います。そして町田戦のスプリントなどの走行データを見て、負荷や練習時間をできるだけ落とすようにしましたので、戦術練習も負荷がかからないような形で非常に短い時間しか行うことができませんでした。
京都サンガF.C.
監督
試合前から「プレス強度を上げていこう」と言っていたのですが、セットプレーで点を取られるのは気持ちの部分だったりを徹底しないといけないと感じました。 --マテウス サヴィオ選手への対応に追われている印象もありました。僕たちが前に来るのを分かった上でのポジション取りだったと思いますが、セカンドボールを拾える時間帯がなかなかなくて、守備に戻る時間が前半はありました。ボールに行くのも大事ですが、相手のポジションを見ながらというのを考えないといけない場面もけっこうあったので、それが次の課題かなと思います。 --同点ゴールに絡んだシーンについて教えてください。浦和さんが守備に回ってくれていた時間帯だったので、ああいう狭いところでボールを受けられれば自分の強さも生きますし、中にはストライカーがいるので。ああいうプレーをもっとやっていければ自分たちの時間も増えると思いますし、もっと押し込むようなサッカーは必要かなと思いました。 --あの場面は左サイドに流れていました。ああいうのは僕の独断というか、曺さん(曺 貴裁監督)とも話して「自由にやっていい」と言われています。あの場面は自分の判断で、流れ的にあそこが空くなと思っていて、うまいこといったなと思います。 --今日勝っていれば暫定首位でしたが、一歩足りなかった要因をどう考えていますか?こういう連戦はチームの雰囲気も大事ですし、疲れた中でどういうサッカーができるのかは今後の課題だと思います。疲れた中でどういう試合運びをするのかは今後大事になってくると思うので、早い段階で明確に課題として出ましたし、あとは勝って上に行くだけなので、徹底していきたいと思います。
最初に日程を見たときに、浦和さんは中2日でわれわれのほうが1日休みは多かったですが、オーガナイズして試合をするには厳しい日程になるのは分かっていました。ここまで負けなしで来たことも含めて、今日の試合で勝点1でも持って帰れるような戦い方をしたかったし、その可能性もあったと思いますが、2点目を取られる時間が少し悪くて浦和さんに引かれてスペースをつぶされて、得点できなかったのは残念です。 ただ、今日出た選手も含めて非常によくやってくれたと思いますし、これで(今季のリーグ戦での)浦和さんとの戦いは終わりになってしまいますが、あらためて力のあるチームだなと感じました。われわれのチームも進歩を見せていると思うので、良い意味でこの負けを引きずらずに、次の(J1第11節・)新潟戦に向かってエネルギーをインプットしてやっていかなければいけません。強いチームはリーグで連敗しないものだと思いますし、われわれも(今季はまだ)連敗したことはないので、この負けを引きずらずに次に向かっていきたいと思います。 浦和さんにはこのスタジアムでサンガの歴史上勝っていないと聞いていて、いろんな意味で歴史を塗り替えてきた中で一歩及ばずでしたが、下を向く内容ではなかったと思いますので続けていきたいと思います。 --連戦を考慮してのことだと思いますが、福岡 慎平選手、平戸 太貴選手をスタメンから外した狙いを教えてください。コンディションやフレッシュさを総合的に考えて、今日のメンバーでいこうというのはそんなに迷わずに決めましたが、前半で交代した選手も含めて自分たちの力は出してくれたと思います。何をどうすれば良かったかと、“たられば”であとから考えてもしょうがないと思うので、僕が作ったゲームプランの中で選手はよくやったと思います。 --追いついたあとなのでもったいなかったですが、2失点目のシーンについて印象を教えてください。映像を見返してみないと分からないですが、2点目を取りにいこうという気持ちでセカンドボールを入れ替わられて相手に自由を与えてしまった感じでした。良いときならあれをシュートブロックしたり、GKを出したり、チャレカバ(チャレンジ&カバー)で防げるのですが、今日は2点目を早く取りたい気持ちが先走り過ぎたかもしれませんし、そうさせてしまった僕の責任です。 ただ、あの展開のアウェイのスタジアムで、さらに相手がギアを上げているときに(失点)ゼロで抑えるのは難しいですし、2点目を取られたことを現象的には反省しないといけませんが、次に向かうための材料にしていかなければと思います。 --引き分け以上であれば暫定首位に立てましたが、順位表でのいまのポジションについて選手たちの感じ方を教えてください。プレッシャーを感じているのか、それとも楽しんでいるのかどちらでしょうか?どちらでもないと思います。いまの順位に居心地が良いわけでも悪いわけでもなくて、自分たちは毎年ギリギリの戦いをしながらJ1に残っていまの位置にいるから、余裕を持って戦うなんてことは思いつかないです。 選手たちはどこかで意識はしたかもしれませんが、そのことでパフォーマンスの大小が決まったわけではないと思いますし、シーズンが終わったときにそういう位置にいられるよう我慢強く戦うしかないなと思います。
浦和レッズ
FW 24
松尾 佑介
--ご自身のゴールシーンについて教えてください。セットプレーは準備していましたし、そのあとのポジションからでしたが、セットプレーやリスタートだったりでああいう得点ができるとチームの助けになるので、しっかり落ち着いて決められて良かったです。ボールが良いところに入ってきましたし、落ち着いてコントロールできました。 --股下を抜いたのは狙っていたのでしょうか?1人目(相手DF)は狙っていましたけど、GKまでは(狙っていなかった)。 --1トップとサイドでどちらがやりやすいというのはあるのでしょうか?相手にもよりますが、いまは機能しているので続けていければと思います。 --いまチームとしてうまくいっている部分はどこでしょうか?チームがしっかり戦術を守って落ち着いてプレーできていることが大きいと思います。 --ホーム戦が続きますが、次のJ1第11節・横浜FM戦への意気込みをお願いします。ホームの試合は一戦も落としたくないので、良い準備ができればと思います。
MF 13
渡邊 凌磨
--ご自身の得点シーンについて教えてください。サミュエル(グスタフソン)から良いボールが来て、後ろの状況は確認できていなかったのですけど、相手もあまりいなかったので一歩前に出してシュートを打とうとしました。 --コースは狙っていましたか?狙いました。 --今季初の連勝となりましたが、いまうまくいっている部分はどこでしょうか?11人が連動して攻撃できたり守備できたりというのは良くなっていると思います。 --個人としてこの試合で意識したことを教えてください。(松尾)佑介との連係の部分だったり、前にボールが来たときになるべく時間を作れるようにというのは意識しました。 --次のJ1第11節・横浜FM戦への意気込みをお願いします。3連勝、4連勝していけるようにチームとしてやっていきたいと思います。