一方のC大阪は前々節で鹿島を1-0と破り、今治と延長戦までもつれ込んだJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦は4-3で勝ち抜いた。続く前節・FC東京戦は1-1のドロー決着。C大阪のほうはリーグ戦では3試合連続で1得点にとどまっている。ゴールこそ奪えているものの、次の1点を決めて勝点3をつかみたい。
そんな中で東京Vは、キャプテンである森田 晃樹がケガから復帰。明治安田J1第6節・名古屋戦で負傷して別メニューを続けてきたが、川崎F戦に68分から途中出場を果たした。森田 晃樹の投入後は彼と同い年の平川 怜でダブルボランチを組み、齋藤 功佑がトップ下を務める形に変更するなど、中盤の組み合わせに選択肢が増えるのは好材料。新井 悠太や福田 湧矢、松橋 優安、川﨑 修平、山見 大登など個性的なシャドーとマッチさせ、より木村 勇大や染野 唯月といったFWたちが得点を挙げやすい形作りにもこだわりたいところだろう。
今節に向けて、「負けてはいけないというのはある」と桜のチームへの対抗心について明かしたのが、ジュニアユースからG大阪で育った川﨑 修平だ。今季途中に加入し、前々節・神戸戦で途中出場から東京Vデビューを果たしたアタッカーは、ルヴァンカップ2回戦・秋田戦ではスタメンに名を連ね、続く川崎F戦でも82分から出場。川崎F戦ではチャンスにつなげる場面があったが、「ここを抜ければ、というところは2、3回ぐらいあったけど、ゴールやアシストにつながっていないのは悔しい」と振り返っている。
また、G大阪のアカデミーやトップチームでも経験したC大阪とのダービーマッチについては、「やっぱり何か(ほかとは)違う感覚を持って戦っていたなというのはある」とも。かつてのライバルだったC大阪を相手に加入後初ゴールを決め、新天地である東京Vに勝利をもたらしたい。
C大阪の注目は、リーグ戦ここ5試合で3ゴールと結果を残すラファエル ハットン。開幕からの数試合はなかなかシュートを打てなかったが、第4節・新潟戦で途中出場から後半アディショナルタイムに貴重な同点ゴールを決めると、第7節の浦和戦では開始早々に先制点をゲット。徐々にコンディションも上がってきており、開始6分に先制ゴールを奪ったFC東京戦では自身今季最多となる5本のシュートを打った。チームもリーグ戦5試合連続で先制に成功しており、東京V戦も先制してラファエル ハットンらFW陣が攻撃を畳みかけたい。
[ 文:藤井 圭 ]
