ルキアンが恩返しゴール!四方田監督はメモリアル達成
湘南ベルマーレ
監督
雨にもかかわらずたくさんの人に来てもらって、情けない試合をしてしまいました。圧を掛けたいゲームで、特に行こうという中でそれができなかった前半がすべてなのかなと思いますし、その中での準備不足がPKにつながったのもあるので、本当に責任を感じています。 良いマインドで練習はしてくれているので、それを表現させてあげられないことにもどかしさはありますし、相手がシンプルに入れてくる中でそこにもっと圧を掛けられるように練習をしてきたのですけれども、前半にそれができなかったのがすべてです。点を取れていないこともそうですけど、とても残念なゲームになりました。 --後半開始のタイミングで3人交代したのは、もともとのプランだったのか、前半を受けてだったのか。どちらかというと前半の出来が良くなくて、負けていたというのももちろんありますけど、前半に意図するプレーがなかなかつながっていかないところもあったので、思い切って3人代えました。 --前半に風上を取ったことがうまく生かせていないように見えた。相手がうまかったのか、自分たちの問題か。先ほども言ったように、前半に圧を掛けたくて出せなかったことに尽きると思います。
横浜FC
監督
前節(直近のJ1第14節)の川崎フロンターレ戦を経て、中2日でこの湘南戦という厳しい日程になりました。普通に考えれば非常に厳しいスケジュールではありますが、それを言い訳にするつもりは一切ありませんでした。試合前には相手よりも走ること、球際で戦うこと、そういった部分で絶対に上回るという強い気持ちを持って臨もうという話を選手たちにしました。そして、ピッチ上では選手たちが本当に素晴らしい戦いを見せてくれたと思います。 特に後半は非常に苦しい展開になったと思いますが、その中でもサポーターの後押しを背に受けながら、全員が1つの絵を描いて、体を張って最後まで戦い抜き、1点を守り切って、今季初の(アウェイでの)勝利をつかむことができました。この勝利は、今季を戦っていく上で本当に大きな一歩になったと思います。最後まであきらめずに戦い抜いた選手たちを本当に誇りに思います。次(のリーグ戦)は柏レイソル戦になりますが、またチャレンジしていきます。 --アウェイで悪天候の中、開始直後からピンチが続いた終盤まで声を上げ続けてくれたファン・サポーターの声援をどう感じていましたか。ホーム、アウェイに限らず、どこであっても本当に多くの方に後押ししてもらっていると感じています。 湘南の圧力も非常に強く、選手たちも終盤は本当に苦しかったと思いますし、失点してもおかしくないような場面もありました。 その中で、ゴール裏からの声援があったからこそ最後ギリギリではね返すことができたり、市川(暉記)がしっかりキャッチできたりしたのではないかと思うし、ファン・サポーターの皆さんが目に見えない力を与えてくれました。なかなか結果で応えることができない時期が続いて、選手たちも自分自身も非常に申し訳なく思っていましたが、そういう意味でも今日の勝利という結果で1つ恩返しになったらうれしいです。 --今日の勝利で監督としてJリーグ通算100勝目になりましたが、思いを教えてください。今日の試合に集中していてまったく忘れていました(笑)。ちょうど10年前、私が監督として初めて勝利を挙げたのが横浜FCとの試合でした。そして今日、100勝目の節目を横浜FCの監督として達成することができて、非常に運命的なものを感じています。本当に感慨深いですね。北海道コンサドーレ札幌、そして横浜FCで応援して支えてくださった皆さんに心から感謝しています。
横浜FC
チームとしても個人としてもゴールに飢えていたので、得点できたことは素直にうれしかったです。湘南はファン・サポーターの皆さんを含め、たくさんの応援と優しさをくれた特別なチームでもあるので、その相手に決めたゴールはある意味恩返しの気持ちも込められた、特別なゴールになりました。 --湘南在籍時にGKの上福元 直人選手と一緒に練習していたので、今日のPKは蹴りづらかったのでは?上福元選手も「一緒に練習しよう」と言ってくれて、シュート練習をよく一緒にやっていました。自分は相手のGKの動きを見てから蹴るスタイルをとっていて、上福元選手もそれを知っているだろうという前提があったので、今日はどこに蹴ろうかと本当に悩みました。一度は止められてしまいましたが、結果的にはね返ってきたボールが自分のところに戻ってきてくれて、しっかり決められて良かったです。
全員の献身的な姿勢がしっかりと実を結んだ試合でした。ただ守りに下がるだけではなく、前へ前へとボールを奪いにいく姿勢があってのクリーンシートでしたし、前線の選手がしっかりと規制をかけてくれたことで、後ろの選手も予測がしやすく、連動できていました。今日はその部分が本当によく機能していて、アグレッシブな守備ができた試合だったと感じています。 --3日前のJ1第14節・川崎F戦では自身のオウンゴールが相手の決勝点となって敗れたため、不安やプレッシャーもあったのでは?もちろんプレッシャーはありました。でも、試合が終わったあとにはチームメートからもたくさんポジティブな声をかけてもらえていた中で、「自分がやらないわけにはいかないぞ」と。そういった意味で、今日は自分の役割として最低限のタスクをこなしただけだと思っています。川崎戦でのミスを帳消しにすることはできないけど、それを取り返すような、チームを救うプレーを今後はしていかなければいけないと感じています。
湘南ベルマーレ
MF 14
茨田 陽生
--後半開始から出場。意識したことは?相手が1点取っている状況で引くことは分かっていたので、自分たちがボールを握るところで縦に仕掛けるところだったり展開するところを意識しました。 --茨田選手らしいパスが出ていたように見えたが。僕自身は全然納得がいっていないですし、まだまだ際どいパスだったり、チャンスになるパスだったりを出せたと思うし、もっと強気にプレーしても良かったんじゃないかなと反省しています。 --得点を取るためには、何が必要だと考えているか。(前々節・)広島戦のときに僕が出ていて「(得点)ゼロで終わって悔しい」という話をして、その中で今回チャンスをいただいて、またゼロで終わってしまったというところでは、僕にとってはもっともっとリスクを冒していいところでパスをつけるだったり、前を向くだったりはまだまだ足りなかったなと思う。僕自身がそういうプレーをやることで、全体的に前向きに良いプレーにつながっていくかなということもあったので、僕自身のプレーがまだまだ攻撃、ゴールに向かっていないというか、相手の怖さになっていないなというのは実感しました。
FW 10
鈴木 章斗
--主導権を握っているわりに、ゴールをこじ開けられない試合だったか。前半、僕はベンチから見ていましたが、風上だったのもあるので遠くから打って良かったのではないかなというのは感じました。後半は風下で難しかったですが、クロスの本数もすごく多かったと思いますし、そこにもっと自分たちが入っていかないといけないと感じています。 --途中でシステムが変わったが、中の選手たちにはどんな影響があったか。FWの2トップに関してはあまり変わっていなかったので、そこはあまり意識していなかったですけど、今日は本当にクロスに対して入っていくことを個人としては意識してやっていました。 --惜しい場面もあったが。風があって、自分の中でも距離があった中でボールスピードが速くなかったので、どうしようかなと悩んだところもありましたけど、そこを決められる選手になっていきたいなというのはすごく思います。
MF 50
藤井 智也
--課題に感じた部分は?中の状況より、(クロスを)上げることに手一杯になってしまいました。0-1でもちゃんと自分たちのサッカーをやればいいんでしょうけど、点を取られてから勝てていないので、点を取られたときの悪い焦りが、チームとして大きい焦りにつながってしまった。 練習では本当に全員がボールを受けにいって意識高くやっているんですけど、試合になるとそういう姿勢が全体として見られないのは、これはもう選手たちの課題です。監督から提示してもらっていることに関しては、別に迷いもないですし、全員分かっていますけど、これは選手たちがちゃんと自分たちの役割を果たさないといけないなと。チームとしてというよりも、(試合に)出ている選手たちの課題だと思います。 --他クラブでのプレー経験がある藤井選手自身も、焦りを感じているということか。クロスのところとかの悪い焦りは僕自身もありました。ビルドアップとか試合を通しての焦りというのは、僕自身は昔に比べて減ってきていますけど、やっぱり順位とかを考えずにその試合へしっかり臨むということは大事なのは分かっていながら、やっぱりJリーグはそんなに簡単に勝てるものでも残れるものでもない。連勝できているときとの違いは少なからずあるんだろうなとは思っています。