2025/6/28 (土) 19:03 KO
第22節
京都サンガF.C.
京都
3
-1
ガンバ大阪
G大阪
入場者数: 20,174人
天候: 晴|気温: 27.2℃|湿度: 61%
リベンジ成功。京都が“関西ダービー”を制す
京都サンガF.C.
監督
チケットがソールドアウトということで、関西勢同士の対決をこういう形で迎えられて、試合前からサンガサポーターの声援はわれわれにも届いていました。「今日は勝点3しかないな」と思いましたし、しっかりと勝って、内容的にも非常に見るべきものがありました。前節・柏戦の前半はわれわれらしいサッカーが少しできなかったところがありましたが、選手と向き合って取り組んできたことで自分たちらしいゴールも生まれました。 ただ、3-0になったあとの采配は本当に良くなかったです。監督である自分がチグハグなことをしてしまうと、流れはすぐに変わってしまいますし、非常にまずい采配だったなと思いますし、先ほど選手にも謝りました。非常に良い試合をしてくれただけに、自分の中ですごく心残りです。ただ、マルコ(トゥーリオ)にゴールが生まれたり、アクシデントで米本(拓司)が交代したあとに平戸(太貴)が結果を出してくれたりと、試合に出た選手がしっかりチームのことを忘れないでやってくれることは、チームとしての強みだと思います。次は新潟戦ですが、今日のお客さんの声援を忘れずに、最終戦のあとに(これまでのシーズンと)違う景色を見るために一戦一戦を戦っていきたいです。 --前節から相手ボールへの寄せや攻守の切り替えが改善されていたが。試合前に「個を際立たせてしまうと、G大阪の選手はボールを失わないし、シュートを打てる選手もいる。われわれは“個+個”ではなく“個×個”だ」という話をしました。9人が頑張っても10人目がやらなかったらゼロになってしまう、掛け算というのは非常に恐ろしいものです。足していけないチームであるからこそ、全員が攻撃と守備に顔を出していき、人数をかけて攻守を行うことはわれわれがずっと大事にしてきたことです。クラブワールドカップを見ても、強度の違いというのはそういうところで出てくるのかなと伝わってきます。われわれはまだまだですが、そういうところに学びながら進んでいくという意味では、今日はキックオフからのプレーやゴールの場面も含めて、出場した選手が理解して戦ってくれたなと思います。 --2得点1アシストと全得点に絡む活躍をしたマルコ トゥーリオ選手について。少しケガもありましたが、チームメートからの信頼はすごく厚い選手です。少し早めに使ったところはありますが、今日の試合で点と点がピタッと合う試合になったと思いますし、彼自身の自信にもなったはずです。仲間も彼が出場することで発生する強みを理解しているという意味では、非常に良い働きをしてくれました。 --失点を喫した終盤について。先ほども言いましたが、自分の采配が良くなかったです。(麻田 将吾を前線に置く形は)そんなにたくさん練習はしていませんし、それが良くなかったと思っています。(J1第19節・)FC東京戦はもう少し短い時間でしたが、今日は(後半)アディショナルタイムも含めて10分ほどあった中で、ピッチ内に少し混乱が見えました。「後ろに下がれ」みたいなメッセージになってしまった交代でした。前線の選手として(平賀)大空やムリロ(コスタ)たちがいる中で、セットプレーの高さも含めての選手交代がチーム全体の混乱を招いてしまったところで、申し訳なかったです。
ガンバ大阪
監督
--先制点のアシストについて。セカンドボールを拾えて、中でマルコ(トゥーリオ)がフリーだったのが見えたので、うまくパスコースを見つけてそこに通すことができました。 --投入直後のプレーだったが。試合勘というところではそこまで問題はなかったですし、緊張し過ぎることもリラックスし過ぎることもありませんでした。アップなしで入ったのでキツさはありましたが、最初のプレーが得点につながったことで、そのキツさもプラスに変えてプレーできました。 --CKからの2アシスト目は?前日の練習でも狙っていた形でした。自分がキッカーに入って合わせることができて、個人としてもチームとしても狙いどおりのCKでした。 --試合全体について。満員のスタジアムでプレーできることは選手として幸せなことですし、そういった中で勝てたことはチームとして良かったです。押し込まれる時間帯もありましたが、そこから(前へ)出ていく動きは良かった。攻撃で敵陣へ押し込んだあとに(ボールを失ってから)再びボールを奪い返して2次攻撃や3次攻撃につなげるというところも、勝利につながったと思います。 --出場停止明けで、3試合ぶりの出場だったが。チームメートが必死に戦う姿をピッチの外から見て、あらためて自分もやらなきゃいけないなという思いにさせられました。今日の試合でピッチに立ったら「チームを勝利に導くプレーを必ずするんだ!」という強い思いを持っていました。アクシデントからの緊急出場でしたけれど、その思いを2アシストという結果で出せたことは非常に良かったです。
ガンバ大阪
--悔しい結果に終わったが?自分自身が思うのは戦術がどうこうというよりも、サッカーの根本である球際とかセカンドボールで今日は負けてしまっていたので、そこが本当の敗因かなと思います。 --前半の展開のようになってしまった要因は?京都対策としてビルドアップの練習とかをしてきたのですけど、今日はそれが1つも出ずに終わってしまった。練習ではできても、試合でできないのは意味がないですし、試合でできる勇気、自分たちでやってきたものを信じて勇気を出してやるのが大事だと思います。それを出せずに終わってしまったのが残念だし、情けない感じです。
--チームとしてはどのような狙いを持って試合に入った?(黒川)圭介が前に出て相手のSBが出てこないような立ち位置を取って、うまく中央を使いながら相手のフォーメーションを崩していくのが狙いだったんですけど、中に入るタイミングや圭介が上がるタイミングも含めてもう少しうまくやれたら良かったと思います。 --前半はやや単調な縦パスが多いように見えたが?相手のSBが出てくるぶん、出てきたところに対してのランニングをもう少し精度を上げたかったです。ホームで勝ち切ったときにああいうスペースを使ってそこにランニングするというところがうまくハマりました。そこをもう少し何本かできれば、相手のラインを下げて自分たちがやりたかったサッカーができたと思います。
京都さんが全体的に上回った結果になったんじゃないかなと思っています。この場を借りて、まず謝りたいと思っています。前半は京都さんが上回った展開になったので、後半のところで自分たちにネガティブな結果を修正しながら、ひっくり返していこうという狙いがありましたが、(後半の)頭のところで3点目を食らってしまい、トータルして京都さんが上回っている展開になったと思っています。もうここは頭を切り替えて、次のセレッソとのダービーに向けてやっていくしかないと思っています。 --後半、選手の立ち位置を変化させたと思いますが、その狙いや選手交代の意図は?シチュエーションがベストではなかったし、あとはコントロールされていたので、そこを覆しにいこうという狙いがありましたが、出はなのところで3点目を入れられてしまった展開になったのではないかと思っています。 --前半だけで3、4点取られてもおかしくなかったような展開だと思ったが、守備陣だけの問題というよりも、あまりにも自由にボールを運ばれ過ぎて、チーム全体の守備がうまくいっていなかったように見えた。今日の布陣の狙いは?インテンシティーというところを保ちたいという狙いがありました。ただ、失点が早かったですし、自分たちが課題としているスローインからの失点になったと思っています。本当に満足はできない結果ですし、これ以上口を開かないほうが良いと自分自身は思っています。もう自分たちは起き上がって、この責任をしっかりと感じながら前に進んでいくということをしていかなければいけないと思います。
京都サンガF.C.
FW 11
マルコ トゥーリオ
難しい試合でしたが、われわれが勝つに値するようなプレー内容ができたのかなと思います。勝点3を取れたこと、順位的にも上位をしっかりキープできていることは非常に良かったと思うので、本当に今日の勝点3は重要でした。それを達成できたことは本当に良かったです。 --2得点1アシストと、全得点に絡む活躍だったが。2ゴールとも、勝利に貢献できるゴールになったことが一番うれしいです。1点目は非常に良いファーストタッチができました。そこからツータッチ目は早くトゥーキックで蹴ることは意識していましたが、それがキレイな形で入って良かったなと思っています。2点目はあまりヘディングは得意じゃないので、まさかヘディングで取れるとは思っていなかったですけれど、練習はずっとしていたので、それが結果として出たのかなと思います。 (アシスト場面は)自分の持ち味が随所に出たアシストだったのかなと思います。ボールをもらった瞬間からイメージがありましたし、シン(福田 心之助)にとっても非常に良かったと思うので、決まって良かったです。今日の試合はアシスト以外でも自分のスタイルや自分らしいプレーを、わりといろんなところで多く出せたのかなと思っています。 --2万人を超える大観衆の中での勝利となったが。サポーターの存在感は本当に大切だなと思っています。多くの人が入っていただけるほど、自分たちもより良いパフォーマンスが出せますし、よりホームの雰囲気に近づくと思います。そういう意味でも今日は本当に多くの人が入ってくれたことはうれしいですし、彼らの後押しが試合を有利にしたのかなといます。
DF 2
福田 心之助
前半からマルコ(トゥーリオ)がタメを作ってくれる場面があったし、マルコもチャンスがあれば僕を使おうとしてくれていたし、イメージどおりのゴールでした。ああいうパスが来るだろうなという気はしていました。最後はGKを見たというより、コースにしっかり打ったという感じでした。 --前半の早い段階から主導権を握れていたが。僕たちもすごく充実感というか、やっているサッカーは間違っていないなと思いました。今日でいうと飲水タイムがあったので、そこまでは自分たちのプレスをどんどんハメていって、相手を消耗させようとしました。前半から行けていたのは、自分たちのプランどおりだったのかなと思います。夏場になってきてお互いに疲弊しますが、僕たちの今年の戦いを見ると後半に強いことは数字でも表れているし、自信になっています。そういう意味でも今日は良い戦いができました。 --キャンプで負傷して、なかなか本調子に戻らない時期もあったが、ここ最近は福田選手らしさが戻ってきた。最初のほうはケガをして、試合に出てもあまり自分のパフォーマンスができなかったときは苦しさやもどかしさがありましたが、曺さん(曺 貴裁監督)ともいろんなことを話した中で、徐々にですけれど自分のプレーを取り戻せています。そういう時期がなかったら、逆にここまでたどり着けていなかったかもしれません。チームもここまで好調になっていないと思うので、チームの良い潤滑油になるように、僕が一番サンガのスタイルを体現するようにというのは、常に意識しています。それが今日も出せたのかなと思います。
MF 39
平戸 太貴