光ったエリアスの一振り。広島は終始優勢に進めるも勝ち切れず
サンフレッチェ広島
監督
非常に残念です。今日の試合は、あれだけ京都を相手にゲームを支配してチャンスを作ったにもかかわらず、結果がついてこなかったことに対して非常に残念に思います。 --監督がおっしゃるように非常に残念な引き分けだったと思いますが、他会場で行われたほかのカードもすべて引き分け。差が広がっていない現状をどのように見ていますか。今日勝てなかったことが残念。それだけです。 --ゲームはほぼ支配していたと思いますし、ラファエル エリアス選手の最後のひと振り以外、ピンチはほぼなかったと思います。今日の守備陣の頑張りについて。1から100までわれわれが本当に素晴らしいサッカーをした。そういうふうに思っています。首位の相手にこういうサッカーができたことが良かったと思います。 --前半から広島がゲームを支配した展開でしたが、決め切れなかったことがドローという結果になった要因だと思います。そのとおりだと思います。シュートもたくさん打ちましたし、ポストに当たったり、クロスバーに当たったりするシーンもありました。GKが素晴らしいセーブを見せたシーンもありました。その中でセットプレーも非常に良いボールが行っていたと思います。ただ、ボールがゴールに入らなかった。それだけです。
京都サンガF.C.
監督
試合としてはホームの声援を受けた広島の試合だったと思います。決定的なシュートも含めて、20本ほどのシュートを打たれていると思います。こういう試合を無失点にできればいいんですが、今日は劣勢の中で精神的に最後まで切れずに同点に追いついた、非常に価値のある試合だったと思います。サッカーに優勢勝ちがあるなら広島さんの優勢勝ちだったと思いますけれど、こういう試合でリーグ戦において、相手の勝点を奪いながら自分たちの勝点を積み上げることは、今までなかなかできなかった戦い方です。手放しには喜べませんが、激しいコンタクトの中でファイティングスピリットを持った選手たちは、非常によく頑張ってくれたなと思います。 --前半は守備に回る場面が続いたが。ボールを奪ったところの出口のところの共有がうまくいかなくて、そのまま(相手の攻撃になって)連続攻撃を食らう場面もありました。広島さんも相当アップテンポで来ていたので、後半は交代選手を入れて、前で時間を作れたらと思っていました。自分たちが点を取った形のような、相手のダブルボランチの背中で起点を作って、サイドで人数をかけていくことで押し込めた場面もありました。広島さんの交代選手のクオリティーや活力で押し返されるところもありましたが、最後に荒木(隼人)選手を入れたパワープレーも含めて、(守備で)ズルズルと下がらないで最後まで自分たちの形を、信念を持ってやり続けたことが勝点1につながりました。今日の勝点1は非常に大きいと思います。 --先制されても追加点は許さず、同点に追いつきました。そのあとも、あわよくばカウンターで逆転を狙うシーンもありました。そういう戦い方を精神的に切れないでできるのは、5年間やった中での選手の成長だと思います。選手も大きな勝点1だと分かっていますけれど、誰も満足はしていなかったと思います。相手から学ばなきゃいけないというのもあったと思います。その点については僕も感銘させられました。
京都サンガF.C.
チャンスが少なかった試合でしたが、あのシーンを決められたことによって、われわれは勝点1を得ました。ここはサポーターの圧力を非常に感じるスタジアムで、非常に難しい試合、難しい展開になりました。そういう中で勝点3をもちろん取れたらいいんですけれど、今日に関しては勝点を積み上げることが非常に大事だったので、その中で『ゼロ』じゃなく『1』を取れたことは非常に評価ができると思います。どんな状況でも我慢強く自分たちのやるべきことに集中していましたし、それが1-1という結果につながったと思います。 --決定機が少ない中で決めたナイスゴールだった。ワンチャンスをしっかり決められたことを自分としてもうれしく思いますし、そのゴールのためにチームメートが非常に頑張って、そこまでボールを届けてくれました。チームとして評価できるゴールだったことをうれしく思っています。 --今日のゴールで得点ランキングの単独トップに立った。素直にうれしいことはうれしいです。ただ、自分が一番大事なものは、Jリーグでのチームとしてのタイトルです。(得点王は)それを目指す中でついてくる副産物だと思っています。自分はこれからも、まずチームが勝つためにやっていきますし、仮に自分がゴールを取れなかったとしても、チームが勝ってタイトルを獲ることのほうがうれしいことです。そこへ向かう中で、自分の仕事としてゴールが生まれていけばいいなと思っています。 --ゴールパフォーマンスはアンパンマン?そうです。あれは娘との約束で、「次にゴールを決めたらやるよ」と約束していたんです。娘たちは日本に馴染んでいて、日本の子どもたちとの交流があったり、学校も行ったりして、そういうところで日本のいろんなことを覚えてくるんです。それを自分にも教えてくれます。子どもからのリクエストで、それをやることができました。
失点してからも落ち着いてやれていましたし、失点後は失うものはないなと思って(ゴールにつながった縦パスは)自分の感覚を信じたところはありました。 --チームとしても焦りはなかった?今日の試合の流れを見ていて、1点取られるかどうかは分からなかったけれど、1失点に抑えていれば得点の可能性はあります。失点後にみんなで集まって「1失点に抑えよう!」という話はノリくん(鈴木 義宜)たちとしました。 --押し込まれる場面が多かったが、最後の局面での踏ん張りも目立った試合だった。以前は失点が多かったですけれど、優勝するのなら最少失点でいかなきゃいけないというのはディフェンスラインとして感じています。前線の選手だって攻撃もして守備もして、ものすごくしんどいチームのやり方だと思います。やりたい攻撃を我慢してまで守備に回ってくれることが多いので、最後の最後に体を張るのは僕たちディフェンスラインの仕事かなと思いますね。 --試合後に座り込む選手も多く、ハードな試合になりましたね。あれだけ押し込まれたので、ものすごくキツかったですね。本当に前の選手もよく頑張ってくれました。途中で下がった選手も、ラクな顔をして交代した選手なんて誰一人いなかったです。
サンフレッチェ広島
GK 1
大迫 敬介
--広島に着いたのは昨日の何時ごろでしたか。23時前ですかね。一応日本の時間に合わせて生活していましたけど、あまり寝られなくてさすがにキツかったです。 --試合に出るつもりで戻ってきていましたか。そうですね。出るつもりで準備していました。 --実際にプレーしてみてどうでしたか。もちろん疲労はありましたけど、広島のGK、(チョン)ミンギも(田中)雄大くんも(ヒル)袈依廉も準備していた中で自分が出るからには、時差だったり疲労だったりを言い訳にしたくなかったですし、結果を出したかったですけど、それができなくてすごく悔しいです。 --ピンチらしいピンチもなかったからこそ無失点でいきたかった。前後半を通して決定的なピンチもなくて、失点したシーンのところだけだったので本当にもったいないと思います。 --失点場面はDFの股を抜けてきたシュートだったので、難しかったと思います。それでも触っていたので、かき出したかったですし、あれを防ぐのが自分の仕事なので、それができなくて悔しいです。
MF 24
東 俊希
--今日でJ1通算200試合出場になりました。それはうれしいです。 --試合は攻め続けましたが、1得点だったことについて。内容は良かったので、やっぱり2点目を取らないと攻撃的な選手がそろっている京都には勝てない。本当にあの1点(1失点)だけで、(山﨑)大地もすごく抑えてくれていたので、内容的には完全に勝ちゲームだった。この敗戦は本当に悔しいです。あ、引き分けか。 --敗戦に等しいくらいの気持ち?はい。そんな気持ちです。 --得点を取るところについて、思うことは?今日に関しては良いイメージで攻撃できていた。アンラッキーでポストに当たったり、そういうことが起きただけで、どんどんチームとして良くなっていると思うので、続けていきたいです。