残留争い直接対決。“理不尽シュート”で横浜FCが制す
アルビレックス新潟
横浜FC
監督
いつもどおりゲームの入りをしっかり入って、相手コートに入って圧を掛けて、セットプレーを取りながらゴールを脅かすことを本当に選手がよく理解しながらやってくれました。セットプレーからチャンスがあったので、決めたらもう少しラクな展開になったのかなとも思いますが、ハーフタイムにも「粘り強くやれているけど、そのままで終わったらダメだよ。攻守において、シュートが入らなかったらもう何回も何回もシュートを打つよ。守備も最後やられたと思っても体を投げ出して防ぐよ。そういう気持ちでやって最後は勝とう」と送り出して、本当に選手が理解してやってくれました。アダ(アダイウトン)のスーパーシュートでしたけど、それで勝つことができて本当に良かったと思います。 --前節・町田戦に続いて細井 響選手を先発起用しました。また、福森 晃斗選手が6試合ぶりの先発で、アダイウトン選手をベンチスタートとしました。その狙いと今日のゲームプランは?ホームなので、絶対に勝点3を取りたいというところからプランを組みました。福森の配球はウチが点を取る上での重要なファクターですが、フク(福森)を使うときにはやはり守備で背後を取られる場面もあるので、細井をウイングバックとして横に置いて、ボニ(ンドカ ボニフェイス)にもフク(福森)の背中をちゃんとカバーするように伝えて、その並びにしました。アダに関しては、もともとシステムが[4-2-3-1]と[3-4-3]でかみ合わない上に、相手がローテーションする中でシャドーに置くと守備で疲弊すると思ったので、先発では動ける選手で行きながら、オープンになってきてここが勝負だというところでアダを使うプランでした。 --アダイウトン選手投入のタイミングは残り10分でした。69分のルキアン選手から窪田 稜選手に代えるタイミングでも良かったのではと思いますが、そこまで待った理由は?まず窪田のほうが守備のタスクをしっかりしながら(攻撃に)出ていけるというところがありました。ただ1回ずつ、1人ずつ入れたので、最後は3人いっぺんに入れるしかない状況の中で、結局2人しか入れなかったですが、あまりにも早く代え過ぎると何かあったときに対応ができなくなるので、引っ張るだけ引っ張って、いまだなというタイミングでアダと(新保)海鈴を入れました。
アルビレックス新潟
監督
前半、自分たちの形を作れた部分もありましたが、相手の堅い守備をなかなか崩し切れなかった。その中で、自分たちのやるべきところ、まずハードワークしようというところができた部分もあったが、それが最後の結果に結びつかなかった。 --大事な試合を落としたことをどう受け止めているか。本当に大事なゲームだということはもちろん分かっていましたし、自分たちがやるべきところを出せた中で最後、得点に結びつけられなかったことが、こういう結果につながってしまったと思います。 --無得点と失点。どちらを重くみているか。どちらというより両方。決め切る部分は、相手のゴールをこじ開けられなかった。粘り強く戦っていた中で、最後ああいう形でやられてしまった。それがすべてだと思います。 --試合後のサポーターからの厳しい声を受けて。すごく責任を感じていますし、これだけ多くの方が来ていただいて、ホームにもたくさんの方が足を運んでくださっているところで結果を出せていないのは自分の責任なのかなと思います。 --試合後、選手に伝えたことは?中2日で試合が来るので、まずはしっかり体を回復させることと、簡単に切り替えるのは難しいかもしれないですが、次に試合が来るのは決まっているので、回復して、次にしっかり臨めるようにと話しました。
入りはハッキリとやることで、自分たちのリズムでできた。相手もそんなに前から激しくプレスに来る感じじゃなかったので、落ち着いてボールを回しつつ、攻撃の機会を伺いながら、前のほうでプレーはできたかなとは思います。ただ、やっぱりここ最近続いているように、ゴールにうまくつなげることができず、一瞬のスキを突かれた。本当に勝たなきゃいけない試合だったので、悔しい敗戦でした。 --あれだけ押し込めたが、チームとしてさらにやるべきところは?主に左から進入することができて、後半、特に(橋本)健人のクロスが多くなってきたところで、そこに対してどう入っていくのかが、チームとして整理できていなかったと思う。押し込んだ中でクロスに対して、誰がどこに入るのかをもう少し整理できれば、セカンドボールも拾いやすくなって、シュートも打ちやすくなると思う。 --最後、サポーターの声をどう受け止めたか。毎試合、勝てない中でも応援してくださって、アウェイでも大勢の方が来てくださっているのに、申し訳ない。本当にいつも感謝しています。サポーターの方から言われたのは、「選手やコーチ、スタッフは移籍だったり移動があるかもしれないけど、自分たちには新潟しかない」と。あの距離で言われて、やっぱりそうだなと思った。ただ、僕たちもここに所属している限りは一試合一試合新潟で戦っているつもりなので。その気持ちを今日来てくださった方、いつも応援してくださっている方にも届けられるような試合が次はできればなと思います。
横浜FC
GK 24
ヤクブ スウォビィク
--クリーンシートで終えた試合を振り返って。本当に重要な試合で、勝点3を取ることができました。チームのみんなを本当に誇りに思います。 ただ、これで終わりではなく、(連戦が)あと2試合続いていきます。その2試合もどちらも大切なので、必ず勝点を取っていきたいです。 --58分には、この日一番のピンチをしっかり止めてみせました。あそこで止められたことが勝利につながった1つのポイントだったかと思います。自分の仕事としては無失点でチームを助けることなので、あのワンシーンだけでなく、90分間抑えられたことが一番良かった。もちろん自分だけの力ではなく、チームが一丸となった結果だと思います。 そして最後はアダイウトン選手の素晴らしいゴールで勝点3を取ることができて、本当にうれしく思います。 --GKとしては、決勝点になったアダイウトン選手のシュートは、相手の立場では受けたくないですか?ああいうシュートは正直イヤですね。でも、幸運にも彼は味方なので(笑)。 ただ、アダイウトンだけでなく、ルキアンや(櫻川)ソロモン、ジョアン パウロなど、ほかの選手たちも素晴らしい技術を持っています。そういう選手たちと練習から一緒に戦える、彼らのシュートを受けられることは、自分にとっても成長につながるので、とても良い機会だと思います。
FW 90
アダイウトン
--ゴールシーンを振り返って。逆サイドまで自分がボールを拾いにいったシーンでしたが、サイドからの良いボールを受けた際、相手CBがついてきていなかったので、スペースがあると思って足を振り抜きました。ゴールを決められて良かったです。 --三浦 文丈監督は、アダイウトン選手が右サイドから左足でシュートを打つことは珍しいという話をしていましたが、あそこはもう打とうと考えていたのですか?そうですね。ただ常に練習の中で、全体練習が終わったあとのシュート練習で右足と左足の両方を打つ練習をしています。その成果もあって、今日は左足でゴールを決められたのかなと思います。 --追加点を決められそうなチャンスもありましたね。ものすごく悔しいです。1点は取れましたけど、こうしてインタビューを受けているいまも、外してしまったシーンが頭に残っています。うれしい気持ちもありますが、それ以上に悔しさが強いです。やっぱりチャンスがあれば数点取りたいと思っているので、そのチャンスを逃してしまったことは自分自身反省しなければいけないと思います。次に向けて、またチャンスがあれば必ず追加点を取れるように、しっかり準備していきたいです。