ゴールラッシュで、湘南が果たした“約6カ月ぶり”
湘南ベルマーレ
監督
毎試合たくさん、ホームで特に声援をかけていただいて今年もやれた中で、残留ができずに申し訳ない気持ちがあり、非常に難しい準備の中でのゲームでした。ただ、相手も同じような状況で、そこで差を見せたかったゲームでした。もちろん準備期間のところも含めてですけれども、今までやってきたところで何を出せるかというところで、自分たちにアドバンテージがあると思っていましたし、それをどう表現するか、どうつながるかというところを大事にするゲームでした。 非常に選手が実直にというか、シンプルにプレーしてくれましたし、やるべきことを徹底してやってくれた90分だったと思います。本当にもっと点を取りたかったとか、失点がいらなかったとかということはありますけれども、とにかくホームで勝てたこと、それを見せられたことは良かったというか、勝ちがない中で勝てたのは大きかったと思います。残り試合に向けて、もう1回それをやりたいなという気持ちがいま湧いています。本当に感謝しかないですし、残り1カ月しっかり戦っていきたいなと思えるゲームでした。 --20試合ぶりの勝利。ロッカールームの雰囲気は?20試合ぶりというところよりか、1試合勝っても20試合ぶりに勝っても本当に勝つと良い雰囲気です。当たり前ですけれども、それぞれ悔しさがある中で迎えたゲームで、やっぱり「勝てなかったら」と思うことも多分あったと思うので、その不安に対して、結果が1つ出たことでホッとしたところもあると思います。 勝って休みの要求はされて認めちゃいましたし、そんな雰囲気でした。 --選手には何を伝えたか。毎試合同じように次の準備をすることであったり、感謝は伝えましたし、本当にこの準備期間で出したものを次につなげないといけないというのは伝えました。特別なこと(言葉)は特にかけていないですけど、今日は夏に入ってきた選手であったり、新しく来た選手にとってもリーグ戦初勝利だったので、そういうところを触れながら話はしました。 --降格が決まってからは難しい時間が続いたと思われる。どのようにチームマネジメントをしたか。先ほども言いましたけれども、本当に難しいところでした。もちろん、みんながやろうとはするし、頑張ってくれているところはある中で、やっぱりモチベーションをどういうふうに持っていくかというところ。チームとして僕は何を拾って、何を求めて、何を託すのかというところが非常に難しかったです。 ただ、その中でも勝ちたい相手でもありましたし、勝たないといけない相手でもありました。未来に向けて個人だけでなくチームとしても一歩踏み出さないといけないということで、自分自身も(今季限りでの)退任が決まってからの準備でしたが、辞めるからとか、残留できなかったからとかではなくて、常に求めている自分たちができるマックスを、という中で準備をしてきて、それを(選手たちが)非常に理解してやってくれたと思います。 先ほど、夏に入ってきた選手は初めて勝ったという話をしましたが、今日は(認定NPO法人Being ALIVE Japanが提供するTEAMMATES事業を通して湘南に入団した玉木)結人くんも来てくれましたし、本当に今日はみんなで勝ちを分かち合えたと思うので、本当に良かったな、準備期間がどうかというよりも、本当に今日勝てて良かったなという気持ちです。
アルビレックス新潟
アルビレックス新潟
どれも自分たちのミスからというか、個人的にはシーズン最低の試合だと思っています。今季のダメなところと言ったらあれですけど、自分たちのミスから失点する部分を含めて、すべてが詰まった試合になってしまったのかなと思います。 --奪ったあとは後ろから見ていてどうだったか。まずは奪うまでの部分をできていないわけではないですけど、そのボールをまず自分たちのボールにするかどうかの技術の部分もそうだし、あとは1点目に関してはリスク管理の部分。相手のFWが1枚いて、ジェイソン(ゲリア)もいて、あそこでひっくり返されるじゃないですけど、頭を越して落としているようじゃ、相手からしたらラッキーだし、そういう部分をどれだけ摘み取れるかじゃないですけど、練習からどういうことが起こり得るのかをもっともっと予測しながらプレーしなければいけないと思います。 --後半の入りも元気がないように見えた。前半、自分たちからミスを招いてしまって、ハーフタイムで声をかけながらやっていましたけど、やっぱり相手のほうが後半の入りも勢いがありましたし、それに呑まれてしまったのかな、という部分はあります。やっぱりあそこでちゃんとはね返すじゃないですけど、踏みとどまらなきゃいけないです。あそこで失点しなければ、こっちが1点取ったらまたこっちの展開になりますし、そこの我慢強さじゃないですけど、もっともっと足りないのかなと思います。もっと活を入れる部分もそうですし、自分の声からもそうですし、もっともっとまとめられるように声をかけられたらと思います。
監督
立ち上がりから相手に押し込まれる形が多くなってしまい、その中で自分たちのミスから失点をしてしまって、リズムを崩して。そして追加点を取られた中で、後半、前半もそうだったんですけど、自分たちがボールを奪ったあとのロストだったり、マイボールのときのロスト、悪い形でボールを失ってしまう形が多く、リズムがつかめないまま追加点を取られて、ああいうような形になってしまったのかなと思います。 --前半から苦しんでいるように見えた。どこが誤算だったか。まずは自分たちの守備のところでも、そんなに悪かったわけではない中で、うまく取れたところもありました。さっきも言いましたけど、ボールの失い方が悪い中で、相手に勢いを出させてしまったので、自分たちが苦しい状況になることが多かったように思います。 (湘南が)ハードワークするチームということはもちろん分かっていた中で、それをどう自分たちがやるべきこと(ではね返すのか)というのが、うまく出せなかった。逆に(相手の)勢いを出させてしまったといった部分が良くなかったと思います。 --17戦未勝利という結果に対する受け止めは?(ワースト)記録というのは分からなかったですけど、自分の責任だと思います。
湘南ベルマーレ
GK 31
真田 幸太
率直にうれしいですし、みんな笑顔になっている姿を見ると、自分も元気じゃないけど、うれしさというのがあります。 --組織的な守備が非常に効いているように見えた。準備する時間が1週間いつもより多かったので、そこに向けて準備を(できた)。難しい気持ちはみんな持っていますが、そこで選手として価値をどう上げていくかという中で、この試合に向けて全員でつながるという部分を出そうという話になっていて、つながった結果が組織的な守備になったのかなと思います。 --今日の試合は背後のケアも多く見られた。(J1第31節・)川崎F戦のときにも背後のカバーが1本ありましたけど、(もともとは)自分は背後のカバーが正直苦手だったんです。小学校のときは(当時の監督に)「かまぼこ」って言われていて。かまぼこって板についているじゃないですか。そういうふうに言われていて、そこからの成長という意味では飛び出していかないといけないし、智さん(山口 智監督)にも日頃から「背後の安心感を与えてくれ」と言われてきたので、その結果が今日のプレーだったり、背後のカバー、ケアにつながっているのかなと思います。 --PKは今季だけで4回目だった。まあ50%止めているので、良いんじゃないですか。 --実戦を積み重ねる中で、手ごたえや見える景色は変わってきたか。やっぱり試合でトライ&エラーして、反省して、また練習で何を練習するのかというところで、(反省を踏まえて)練習して、それの継続が見える景色だったりを変えてくれるのかなというふうには思います。
FW 28
太田 修介
--組織的な攻守で試合を優位に進められていた。監督からもつながるところは言われていて、近い選手とどれだけつながれるか、遠い選手とどうやってつなげるかみたいなところになってくると思うので、そこはすごく意識していました。 --勝利したいまの気持ちは?本当に夏に(完全移籍で湘南に)来て、リーグで勝てていなくて、結局降格してしまって。夏に来たのにそこ(残留)の力になれなかったというところがすごく、僕の中ではずっとモヤモヤしているものがありました。降格はもう決まってしまったんですけど、今日、(出場の)チャンスがもらえたので、本当に勝ちたいという気持ちがあって、本当に良い試合ができて良かったなと思います。 --古巣対戦ということへの意識もあったか。そこももちろん、自分が移籍した理由を表現しなければいけないとも思ったし、湘南に来て自分が取り組んでいるものを前面に出していくというのは、すごく意識していました。 --序盤から持ち味が出ているように見えたが。本当はゴールやアシスト、目に見える結果がすごく欲しかったので、そこの面で言うと物足りないところがあるのですけど、久しぶりにゲームに出て、良さが出るシーンもありました。でも正直言うと、物足りない気持ちのほうが強いです。点を取りたい、アシストしたいという気持ちがあるので。 --残り2試合にその思いをぶつけるプレーを期待していいか。そうですね。それを勝利につなげていきたいと思います。