最後はレオ・セアラ。鹿島が奪った値千金の1点
鹿島アントラーズ
監督
まずはホーム開幕戦で、しっかりと勝ち切れたこと。そして、あらためてサポーターの熱量を感じることができました。それに応えて我慢強く戦ってくれた選手たち、サポーターに感謝したいと思います。 ゲームのほうは前半、相手が非常にエネルギーを持って入ってきたところで、もう少しうまく外せれば良かったです。前進できるタイミングで運びたかったですが、相手もエネルギーを持ってやってきていた。後半勝負になると思っていました。前半をしっかり耐えたこと、そして後半、大きなピンチもありましたが早川 友基を中心にしのいでくれました。交代選手も含め、全員が勝利に向けて戦ってくれた。これを今後も続けていきたいですし、誰一人満足していないはず。勝ちながら成長していく姿勢を、今季も続けていきたいと思えるゲームでした。 --後半、柴崎 岳選手とチャヴリッチ選手を投入した意図は?前半から背後へのチャンスはあったのですが、実際には(良いボールが)出てこなかった。外から見ていると、選手は走っているけれど届かないシーンがあったので、そこを一発で狙うのか、刻んでいくのか。パスという意味では岳が出せますし、そこにチャッキー(チャヴリッチ)のスピードをプラスして、相手のコンパクトさを崩したかった。勝負に出るタイミングだと思っていました。彼らが入ってから、ボールを動かす作業は増えたのかなと思います。 --スタメン11人の戦いぶりについては?もっともっとチャレンジしてほしかったです。せっかくディフェンスラインの選手が相手の逆を取って前につけてくれたのに、その瞬間にまた下げてしまう場面がまだありました。前とのつながりは重要になります。前半のうちにピッチ内で修正できればより良かったですが、伸びシロという意味では、本当にもっともっとあると感じています。
横浜F・マリノス
監督
今季2戦目、アウェイの鹿島戦でしたが、多くのファン・サポーターが鹿島まで足を運んでくれ、声援を受けたので、なんとしても勝ちたかったのですが、どちらがゴールを取るかの最後の局面で、相手の質に上回られた印象です。 --ゲームプランとして、ハイラインを敷きマンツーマン気味にハメにいった狙いが当たっていました。昨季のJ1最終節で対戦した約2カ月前と比べて、当時感じたことと、今日感じたことの違いを教えてください。すべてマンツーマンというわけではありませんが、前半、走らされた部分もあったので、後半は少し修正する形にはなりました。正直、僕たちはゴール前でのチャンスを作れましたし、その意味では前回対戦よりは戦えていた印象はあります。ただ、最後にゲームを決める局面では精度やパワー、チーム力が大事になります。(開幕)2連敗なので、そこはしっかり受け止めないといけません。次、ホームでしっかり勝点3を取れるようにやっていきます。 --負傷交代した渡辺 皓太選手の状況を教えてください。 前半、足首をスパイクされ、後半は様子を見ながらプレーしていましたが、続けられないという判断になりました。 --後半、交代のタイミングや人選を悩んでいるように見受けました。どのような判断を下し、手を打っていったのでしょうか。ナベ(渡辺)はアクシデントですし、(大ケガから復帰した遠野)大弥もコンディションでいけるところまでという判断でした。前半、全体的に疲労した様子が多く見られた中、フレッシュな選手を入れて攻撃的に点を取りにいきました。あとはコンディション的に、90分戦えるか不安なポジションも考慮し、ミヤ(宮市 亮)をSBに置いたりしました。鹿島さんに1点取られたあとはなんとか1点を取り返して勝点2を狙い、攻撃的に出たのですが残念です。
横浜F・マリノス
自分が出た時間帯は多分、監督は勝負を決めにいったと思うのですが、その役割を果たせなかったのは本当に悔しいです。特に今日はキー坊(喜田 拓也)と僕が同じタイミングで入って、2人で勝たせないといけませんでした。そこは僕もおそらくキー坊も感じていると思うし、2人で勝ちに持っていかないといけない試合だったので実力不足だと感じています。 失点の場面はやっぱり鹿島の質が高く、自分たちは学んでいかないといけません。僕がGKまで出たことでプレスを外されたところもあるので、そこは意思統一していきたいです。一方で今日も決定機が何度もあったのに質が足りなかった。そこも追求していかないといけません。 --86分のディーン デイビッド選手へのスルーパスは素晴らしかったです。ボランチの背後は空くと分かっていました。練習からディーンは僕が持ったときにあのスペースにずっと走り続けてくれているので、お互い信頼関係があります。良い形でボールを受けて、ターンして、練習どおりのボールが行って、あとはディーンが決めるだけだったかなと思います。
--70日前に悔しい思いをした場所での再戦となりました。今日の自己評価を聞かせてください。50点ぐらいです。今日は2カ月前のことをあまり考えないで試合に入れました。前半はうまくゲームに入れた感覚はあったのですが、やっぱり後半から終盤にかけて体力が落ちてきて、判断力や強度がまだまだ足りない部分がありました。今日、鹿島さん相手にプロとして初めて試合に出させてもらって、スタートラインに立てたとは思います。この相手を基準にしなければ、チームとしても個人としても上には行けないと思うので、基準を上げてやっていきたいです。 --一番の改善点はフィジカルコンディションということでしょうか。そうですね。今年初めての(横浜FMでの)公式戦で、ゲーム勘、ゲーム体力ともに1試合を通してどう戦うかが課題です。このような試合に出てどんどん経験値を上げていかないといけません。まずは試合に出るために練習からもっともっとやっていかないといけないと感じています。
鹿島アントラーズ
FW 9
レオ セアラ
--素晴らしいゴールでした。振り返ってください。素晴らしいゴールでした。(攻撃を)速く展開し、ディフェンスの背後にパスを通せる場所を見つけてくれました。本当に素晴らしい動き出しでした。(鈴木)優磨がボールを受けたとき、クロスではなくパスに近い形だったのですが、それ(小川 諒也からのボール)を自分が頭で決めることができました。 (※通訳補足:柴崎 岳選手から鈴木選手の裏抜けに対してボールをしっかり通してくれましたし、そこからの落としを小川選手がクロスというよりも、しっかりパスという形で自分に届けてくれたので、あとは本当に決めるだけでした) --ホームで勝点3を取れた感想は?この考え方を最後まで持ち続ける必要があります。すべての試合に勝つこと。今日は大会(今季のリーグ戦)での初勝利を挙げることができました。引き続き努力し、常に改善していくことで、ホームでの試合という非常に難しい戦いでも、再び勝利をつかめるようにしたいです。 (※通訳補足:全部の試合を勝ちにいくという心構えで臨まなければいけませんし、またこの大会になってから1勝目を挙げられたことはすごくうれしく思います。また次の試合もホームでありますので、1つずつ修正・改善を積み重ねていければなと思います) --ゴール後、ポーズをしていましたが、あれは?スタッフから今週ドラゴンボールのフィギュアをもらったので、もしゴールを決めたらお祝いのポーズをしようと言っていました。おかげさまでゴールを決めることができました。 (※通訳補足:ウチのスタッフから今週ドラゴンボールのフィギュアをもらったので、それをしっかり形として、逆にお返しじゃないですけど、ゴールセレブレーションをやろうと思ってやりました) --ゴール後のパフォーマンスは、あまり興奮せずにやったイメージがありましたが、決めていたんですか?はい、もう考えていました。もしゴールを決めたらお祝いをしようと、スタッフと話していました。 (※通訳補足:フィギュアをもらった人と、しっかり点を決めたら何かお返しじゃないですけど、ゴールセレブレーションをやろうともともと思っていました)
MF 10
柴崎 岳
--お疲れさまでした。今日の試合を振り返っていかがでしょうか?勝って良かったです。はい。 --後半の途中から出場ということになりましたが、どんな意識で試合に入りましたか?得点が欲しい状況で呼ばれたと思うので、得点につながるようなプレーだったり、ゴールに迫る回数というのをやっぱり増やしたいなと思って試合には入りました。スタジアムの雰囲気は非常に良かったです。やっぱりサポーターの方の声援も非常に届いていましたし、いつ見てもこう、すごいなって思わせてくれるような応援でした。 --得点の場面を振り返って。FWが動き出している部分は前半から見られていたと思うのですが、なかなかパスが出ない展開が続いた中で、あのパスはずっと狙っていたのでしょうか。前半ベンチの中でも話していたんですけど、なかなかスペースに走り込む選手とパスを出すタイミングが合わない部分がありました。そこはもう少しそういったボールがあってもいいんじゃないかというところはみんなで話していたところで、(鈴木)優磨があのシーンはうまく抜け出してくれたので得点につながって良かったなと思います。 --公式戦の出場は去年9月のJ1第31節・C大阪戦以来だと思いますが、ピッチに立って思うところというのはありましたか?やっぱりプレーするのが楽しいですね。選手としてはやっぱりそこが一番なので。もちろん出られずに悔しい時期もありましたけども、そこを経て、今日なんとか1つ勝利することができ、自分が関わって勝利することができて良かったなと思います。