2026/5/30 (土) 19:00 KO
プレーオフラウンド 15-16位決定戦 第1戦
入場者数: 12,503人
天候: 晴れのち曇り|気温: 23.3℃|湿度: 45%
波乱の幕開けとなった一戦。終わってみれば柏が大勝
京都サンガF.C.
監督
キックオフの流れから本当にあっさり失点しましたが、時間が早かったのでわれわれらしく狙いどころをもってプレスを掛けて、すぐに追いつけました。次の失点まで、次の失点のあとも、京都らしさは出してくれました。ボールを前に前に、という勢いを出していました。守備も柏さんのうまさや素早さをある程度は封じていたと思います。何度か間を通されてピンチはあったし、何度か裏を突かれてクロスまで持っていかれる場面もありましたが、京都と柏の試合はこういう試合になります。それぞれに特徴があり、とがったものがあるチーム同士です。 第2戦があるので大量失点は避けたかったんですが、向かっていった結果が前半のスコアでした。2-3にしたところまでは、選手たちは本当に集中を切らさずにやってくれました。リケ(エンリケ トレヴィザン)がケガをするなどアクシデントはありましたが、選手たちはよくパフォーマンスを発揮してくれました。 最後に5人目の交代カードを切って(から)3失点をしたことは、勝ちにいった、バランスを崩してでもホームなので点を取りにいったにせよ、5枚目のカードを切って3失点したのは監督の責任以外のなにものでもありません。本当にサポーターの皆さんに申し訳ないです。まだ映像は見られていませんし、選手ともしっかり話はできていませんが、何か感じたものがあるとすれば、あれだけ頑張ってくれていただけに申し訳ないです。 ただ、京都サンガらしさ、京都サンガはどういう試合をするのか。柏レイソルというJリーグの中で一番パス数が多く、ペナルティーボックスの進入回数も一番多い、攻撃の鋭い相手に対して、その良さをできるだけ前で封じようと戦いました。相手のカウンターの質や、1対1のぶつかり合いの強さというよりはうまさ、セカンドボールを展開する速さなど、そうした相手の良さは感じましたけれど、選手たちは曺さん(曺 貴裁前監督)と5年半培ってきたものを精一杯、体現してくれたんじゃないかと思っています。 4点差がついてしまいましたが、「柏にできて僕たちにできないことがあるか」という気持ちを私は持っています。選手にも最後に、そういった姿勢を見せてほしいです。あの時間帯で失点を重ねてしまえばあきらめムードになってしまいますけれど、それを払しょくして、敵地での試合へ向かいたいです。
柏レイソル
監督
良いスタートを切ることができて、先制点を早い段階で決めることができました。そのあとにアクシデント的に失点はしましたが、再び突き放すことができたのは素晴らしかったと思います。 前半途中から自分たちの思いどおりのプレーができない時間帯もありましたが、ピッチの中でしっかりと修正できたことが追加点につながったと思います。そして後半、さらに追加点を目指して攻撃的にプレーしましたが、京都さんも点差を縮めるためにより攻撃的にきたところで、1点差に追いつかれてしまいました。ただ、細谷(真大)、瀬川(祐輔)、小見(洋太)、馬場(晴也)、そして原川(力)と途中出場の選手たちが素晴らしいパフォーマンスを表現し、追加点につながる良いプレーをしてくれました。大きな4点差という形で第1戦を終えることができたところが素晴らしかったです。 --京都は監督交代があり出方が読みにくかったと思いますが、どのようなゲームプランで挑みましたか?今季あと2試合しかない状況での監督交代だったので、おそらく今季の京都さんの戦い方を継続するのではないかと予想した上でゲームプランを立てました。もちろん変わる部分もあるかもしれないので、その際は試合中に適応しなければいけないところも予想した上で、準備してきました。 --前半は京都にボールを持たれる時間帯もありましたが、そこで良い奪い方をして攻撃に転じて奪った2点目や、3点目は見事なゴールでした。カウンターアタックを重点的に狙おうというプランではありませんでしたが、京都さんの特徴を踏まえた上で守備の形を準備してきました。その中でボールを奪ってからの2点目、そして3点目。特に3点目は素晴らしい連係で成し遂げたゴールでした。
慌ただしい試合の入り方でした。京都の守備のやり方的にオープンな展開にどうしてもなって、そこでクオリティーを見せたほうが勝つというゲーム展開になりやすいんですけれど、今日に関しては僕らのほうがクオリティーがあったし、京都のプレスを比較的良いテンポではがすことができました。少しオープンにし過ぎた感もあるし、後半もあまり良くなかったというか課題もありましたけれど、今日に関しては僕らのほうが質が高かったと思います。 --柏のやりたいことが出せた試合でしたか?僕らのほうが我慢というか、攻撃においても守備においてもハードワークできていたと思うので、そこで上回れたことが大きいかなと思いつつ、後半は押し込まれた時間帯もありましたし、一度は2-3まで迫られました。あそこでもう1点取られて同点にされていてもおかしくないような流れではあったので、快勝とは言えない内容ではありました。途中から交代組が多く入ってきて、運動量や強度を担保できるようになって、また主導権を取り返して、ああいう形になりました。点差よりは紙一重なゲームであったと思っています。 --先制点は開始50秒ほどで決めた小泉選手のゴールでした。ああいう質のシュートを打つことは、この2年ぐらい練習してきました。そういうものがピッチで出たという感覚ですけれど、それにしてもうまく決まり過ぎたというか。そこに関しては幸運だったかなと思っています。あのエリアからシュートを打つことは往々にしてあるのですけれど、そのときにどういう質のボールがゴールに入りやすいのか、入らなくてもセカンドボールでGKが処理しづらいボールになるのかを意識して、ああいう軌道のシュートを心がけていました。それがすごく良いほうに出たかなと思います。 --大きなリードを持った上で挑むJ1百年構想プレーオフラウンド第2戦、どんなことを意識していきたいですか?当たり前ですけれど慢心せず、良い準備をすることが大事です。0-0のつもりでやりたいです。ここまで満足のいく半年ではなかったんですけれど、最後は連勝で来れています。最後に日立台に戻って戦えるので、みんなで笑って終われるように勝利を目指したいです。
京都さんが前から(守備に)来ることに対して、僕たちがそこをワンタッチではがしたりすることは、この1週間で取り組んできました。そこが優位に進んだゲームでした。チャンスが多く作れていた中で、僕が出場した時間はある程度オープンな展開になっていて、ああいうチャンスも増えてきていました。2得点ともこぼれてきたボールだったんですけれど、ゴール前へ飛び込むことを意識したことが結果につながったと思います。 --相手のカバーなどもいて、シュートコースも思ったより大きくはなかったのでは?どこを狙ったというよりは、とにかく枠に入れることを意識して決めたゴールが1点目でした。2点目は余裕があり過ぎたぶん、少し緊張しましたけれど、とにかく正確に枠へ蹴り込むことを意識して決めました。 --4点差という大きなアドバンテージを持って、ホームへ戻ります。(プレーオフラウンドは)2試合の合計スコアというところですけれど、今季を締めくくる上でも、来季へつなげる上でも、次の試合を1試合と捉えて、そこを勝ち切ることが大事です。ホームというアドバンテージがある中で戦えるので、しっかり勝ち切りたいです。
京都サンガF.C.
MF 77
新井 晴樹
ああいう結果に終わってしまいました。自分たちが失点して、すぐに取り返して、これからというときにまた失点して。悪い循環に、自分たちでハマってしまいました。前に運ぶ形やゴール前の攻略など、最後の質のところはずっと課題でしたが、そこがレイソルとの大きな差かなと感じています。 --開始1分で先制点を奪われましたが、すぐに取り返しました。早い時間帯で1点を返せたことは良かったけれど、そこからさらに前へ前へと行かなきゃいけないのに、少し引いてしまった場面もありました。そこのギアをもっと上げられたらな、という反省はあります。 --今日の試合から次の糧にすべきこと、何を意識して、J1百年構想プレーオフラウンド第2戦へ向かっていきたいですか?まだ試合の映像を見ていないので言えないこともあるけれど、攻撃面、守備面、良いところもあれば悪いところもあったと思います。そこをしっかりと振り返って、次の第2戦へ挑みたいです。
GK 1
太田 岳志
柏さんが相手ということで、自分たちのプレスがはがされる場面が何度かあることは予測していました。その中で、プレスに行く場面と行かない場面をもう一度整理しようとして今日の試合を迎えたんですけれど、パワーを持ってプレスへ行けていない場面が多くなってしまったのかなという、前半の3失点でした。後半の3失点に関しては、(67分の得点で)1点差になってさらに得点を取りにいこうとして前がかりになった中で、相手のカウンターにやられてしまいました。ああいった場面が起こることは想定していたし、覚悟はできていただけに、もう少し耐えたかったのがGKとしての思いというか、率直な感想です。 --前からプレスに行く、行かないのメリハリをつけようとした結果、行くべきところの強度が出し切れなかったのでしょうか。そうですね。行かないときに、ただ行かないだけで、相手のDFの選手に自由に運ばれてしまって、長いボールを蹴られて、逆サイドへ展開されて、自分たちのコンパクトさを失う展開にさせられてしまいました。それは自分たちのゲームじゃない。来週アウェイへ乗り込むまでの残り1週間で、もうちょっとプレスの判断や、行かないときの整理の仕方などは、サンガタウンで取り組んでいかなきゃいけません。