「いよいよ始まるなと。ワクワクしています」 2011年以来の町田監督復帰を果たしたランコ ポポヴィッチ監督が率いる“新生・町田”は、地上戦でのパスワークを基軸としたチームスタイル。より直線的にゴールを目指した前体制とは異なるため、町田はプレシーズンからチームスタイルの転換に取り組んできた。そのお披露目の舞台でもあるホームでの開幕戦を前に平戸 太貴は「ワクワクするサッカーを見せたい」と言葉に力を込めた。
対する敵地に乗り込む甲府は、伊藤 彰監督が就任2年目を迎え、“継続路線”でJ1復帰を狙う。プレシーズンでは3バックと4バックを併用し、柔軟に戦えるチームにしようと、強化を図ってきた。「相手によって戦い方を変えられることも強さですし、変えたことで勝てるようなチームにしていきたい」と伊藤監督は言う。より柔軟性を身につけつつある甲府は、“曲者”と言えそうだ。
なお、町田と甲府は2月の宮崎キャンプで練習試合を実施。主力組が対戦した時間帯は甲府が押し込まれながらも一発を仕留める力で町田を苦しめた。開幕戦は約2週間ぶりの“リターンマッチ”となる。
その“前哨戦”のあと、町田のランコ ポポヴィッチ監督は「開幕戦の結果は見てのお楽しみ」と不敵に語り、対する甲府の伊藤監督は「また違った試合になる」と警戒心を隠さなかった。
町田の雪辱か。甲府の返り討ちか。“白星スタート”をもくろむ両者の激突は、熱戦必至だ。
[ 文:郡司 聡 ]
