開幕戦では栃木をホームに迎えた長崎だが、セットプレーからフレイレが奪ったゴールを守り切り、勝利を挙げている。しかし、栃木の激しいプレスの前に大苦戦。今季目指すボールを保持して主導権を握るというスタイルはほとんど発揮し切れなかった。新型コロナウイルスによる活動自粛期間を経て、チームは5月11日にグループトレーニングから活動を再開。その後も全体トレーニング、対外試合と早期に活動再開できたこともあり、リーグ戦再開に向けては十分に準備することができている。「個々のポジショニングやボールを回すときの立ち位置など、チームのみんながしっかりと理解してきている」と澤田 崇も中断期間での取り組みについて手ごたえを話している。
一方の北九州は開幕戦で福岡との“福岡ダービー”を戦った。競った試合を展開しながらもチャンスでの決定力に欠け、0-1で敗れている。北九州は新型コロナウイルスによる活動自粛期間を経て、5月19日からグループトレーニングで活動を再開。しかし、こちらは北九州市内で5月下旬から再び新型コロナウイルスの感染者が増加。第2波が発生したことで全体トレーニングからグループトレーニングに戻る。あるいは対外試合の設定が思うようにいかないなどの影響が出た。ゲーム体力、試合勘については不安が残るのが実情だろう。
リモートマッチとなる“九州ダービー”、画面の向こうで声援を送るサポーターに熱い戦いを届けたい。
[ 文:杉山 文宣 ]