山形はどちらかと言えば、ボールを握ることを志向するチーム。前節の町田はボールを握ることを大前提としている東京Vに圧倒的にボールを支配されただけに、思考が近い山形相手に前節の教訓は生かせるはずだ。前節は7割以上もボールを支配されたことで反撃に転じる回数・時間帯が少なく、先制しながらも最後まで守備が持ちこたえることはできなかった。山形戦に向けて、今季のチーム初ゴールを決めた平戸 太貴は「もう少し自分たちから奪いにいく守備をして、奪ったボールを失わずに攻めにつなげること」をポイントに挙げる。
対する山形の前節は栃木のパワープレーにも屈せず、耐久力のある守備で1点差を逃げ切っている。山形としては前節の反省を踏まえ、もう少し町田を押し込む展開を望むはずだ。攻める山形、守る町田という構図も想定される中、スキを見せたほうが苦しい試合展開を強いられるに違いない。
今節も前節に続いてのリモートマッチとなる。スタジアムに観衆はいなくても、平戸は「サポーターの応援してくれる声は選手たちに届いている」と話す。今季初勝利を目指す町田と初の連勝を狙う山形が激突するリモートマッチ。DAZNを通じて熱視線を送るにふさわしい一戦だ。
[ 文:郡司 聡 ]
