リーグ戦再開後初めて観客を入れる試合になる明治安田J2第4節。再開後2試合連続で引き分けている甲府(16位タイ)がホームに再開後1勝1分の金沢(8位タイ)を迎える。ともに監督交代なしで今季を迎えており、お互いに相手のやり方は分かっている対戦。甲府としては金沢のマンツーマンをどうはがせるかがポイントになりそう。昨季は甲府が1勝1分と負けなしで来ているが、前節は新潟に5-3で勝利した金沢の攻撃力や決定力は脅威になる。
ただ、金沢の柳下 正明監督は「非常に難しいゲームだったけれど、最後までチームとしてやり続ける選手、あるいはやろうとしている選手のおかげで勝点3が取れた。苦しい場面で逃げている選手が何人かいたのは非常に残念。そういう選手は替えていって、チームとして責任を持ってプレーできる選手を起用したいと思います」とメンバーの入れ替えを示唆したと取れるコメントを残しており、今節変化があるのかどうかが注目される。
甲府はホーム・金沢、アウェイ・東京V、ホーム・大宮と続く3連戦全体をマネジメントした中の最初のゲームとして捉えている。伊藤 彰監督が連戦起用する選手がどれくらいいるのか、完全なターンオーバーで戦うのかが注目される。伊藤監督は「5連戦もあるので、そのシミュレーションでもある」と話しており、無理ができる選手とできない選手の色分けが明確になりそう。
「勝てない相手はいないけれど、絶対に勝てる相手もない」とJ2の難しさを話す伊藤監督が、FW陣をどう起用していくのか。ジュニオール バホスが軸になる可能性が高いと思われるが、前節起用がなかったハーフナー マイクの起用法も注目される。甲府としては今季の初勝利で3連戦の頭を飾りたい。
[ 文:マツオ ジュン ]