リーグ戦再開後、2連勝。開幕3連勝と絶好のスタートを切った長崎。内容としては3試合いずれも苦しんではいるが、特に再開後は途中出場の選手たちの活躍もあり、チームとしての総合力と勝負強さを発揮している。前節はアウェイで福岡と対戦。先制される苦しい展開だったがビクトル イバルボ、富樫 敬真の活躍で残り10分から逆転劇を演じてみせた。チームとしても勢いのつく逆転勝利だったと言えるだろう。
一方の愛媛も好調だ。再開初戦、徳島との“四国ダービー”では3点を先行される展開から後半に一挙4得点を奪い、ダービー史に残る大逆転での勝利。勢いそのままに続く前節、山口との試合では前半にセットプレーから先行。後半、押し込まれる場面もあったが、粘り強い守備で耐え抜くと終盤に2得点を奪い、終わってみれば3-0での勝利。愛媛も長崎同様、途中出場の選手が得点に絡んでおり、勢いとともにチームとしての総合力を見せている。
昨季の対戦では1勝1敗だったが、いずれの試合でも愛媛がボールを握り、主導権を持った試合だった。長崎にとってはホームで1-4の惨敗を喫した相手でもあり、昨季のリベンジを果たしたいところ。愛媛のポゼッションを寸断する厳しい守備が求められる。
また、今節からは制限付きではあるがサポーターの入場が認められる。川井 健太監督は「良いものを提供できればと思っている」と語り、ビクトル イバルボも「サポーターの方々の前で良い試合ができれば」と話す。サッカーのある日常の第2ステップ、観客が戻ってきたスタジアムでの熱いプレーに期待したい。
[ 文:杉山 文宣 ]