群馬と栃木のリーグ戦対戦成績は、群馬の5勝3分7敗。直近の2015シーズンは1勝1敗。群馬に当時の選手は残っておらず、新たな戦いの幕開けとなる。
J2復帰イヤーの群馬は開幕7戦で1勝6敗。今季はクラブレジェンドの奥野 僚右監督が就任したが、その信頼が揺らぎ始めている。パスサッカーにこだわるあまり、守備基盤が緩み、7試合で18失点。栃木との“北関東ダービー”では守備の立て直しが迫られる。
最下位の群馬は前節・金沢戦で守備の甘さを突かれて、今季ワーストの5失点。リスクマネジメントの意識が薄れて、次々とゴールを割られた。苦戦が続く奥野監督は「5失点したことによって吹っ切れた」と今節の栃木戦へ向かう。
群馬にとって好材料は大前 元紀が完全復活したこと。開幕戦出場後に負傷し、再開後は前節で先発復帰し、随所にテクニックを見せていた。大前は「攻撃の形はできてきているので、1点が入れば変われると思う」と話す。
対する栃木はここまで2勝1分4敗の19位。明治安田J2第4節で千葉、第5節で大宮と実力チームを破って連勝を決めたが、ここ2試合は無得点で敗戦。群馬戦で3試合ぶりの勝利を挙げたいところ。
ゲーム展開は群馬がボールを持ち、栃木が受ける時間が長くなることが予想されるが、ポイントは攻守の切り替えとゴール前の攻防。栃木には矢野 貴章らタフな選手がそろうだけに、群馬は警戒が必要だ。群馬の総得点4に対して、栃木は『3』。栃木は少ない得点を勝点に結びつけているのが特徴。今節の“北関東ダービー”は、ロースコアのバトルになるのかもしれない。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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