水戸は前節、甲府とホームで対戦。1点ビハインドで迎えた終了間際、リトリートする相手を中央から崩して同点ゴールを決めてドローに持ち込んだ。その勢いを今節につなげたいところだ。
リーグ3位タイの13得点と攻撃は調子を上げているが、失点も同5位タイの多さで12失点を喫している。特に前節の2失点のようにスキを突かれる「『えっ?』と思うような」(ンドカ ボニフェイス)失点が多いだけに、集中力を切らさずに守り切る意識が求められる。“良い守備から良い攻撃を生み出す”水戸の目指す姿を体現し、浮上のきっかけとなる勝利をつかみたい。
金沢は前々節・群馬戦で5-0の圧勝。前線でルカオが群馬の守備組織を壊し、勢いのある攻撃を生み出していた。ただ、前節は大宮の組織的な守備を打ち破ることができず、課題を残した。仕切り直しの一戦。水戸を上回る勢いを出して、自慢の攻撃力を発揮し、ゴールをこじ開けたい。
ともに両サイドを起点に攻撃を繰り出すチーム同士。サイドを有効に使うとともに、そこでのマッチアップで上回ったチームが優位に試合を進めることができるだろう。
3連戦の最終戦、コンディション的に厳しい状況での戦いとなる。だからこそ、ともに大切にしている運動量や切り替えの速さ、球際の争いで上回ったチームが勝利を手にすることとなるだろう。より“らしさ”を発揮するのは、果たしてどちらのチームか。
[ 文:佐藤 拓也 ]