新潟は3勝6分1敗で7位。現在7試合負けなしで、直近3試合は1-1または0-0というロースコアでの引き分けが続いている。リーグ再開から4試合は得点も多いが失点も多いという不安定さがあったが、試合を重ねるごとに守備が改善され失点は減った。決定機は多く作れているだけに、最後の精度を上げていく段階だ。
注目の若手選手は8月9日で20歳になったばかりの本間 至恩。第7節・水戸戦でのゴールが2月、6月、7月度のJリーグ月間ベストゴールに選ばれるなど、ますます相手のマークは厳しくなっているが、得意のドリブルに入れば止められない。
また、7月20日にC大阪から育成型期限付き移籍で加入した21歳の中島 元彦も、サッカーIQと技術の高さを発揮し、即戦力としてボランチで活躍。チャンスと見れば躊躇なく放つミドルシュートも武器で、前節は直接狙ったFKが惜しくもクロスバーを叩くなど、そろそろ決まりそうな予感に満ちている。
一方の山口は2勝2分6敗の21位。直近4試合は勝ちなしだが、ボールを保持して左右に展開しながらの攻撃的なサッカーは、どの選手が出ても表現できている。
注目の若手選手は河野 孝汰。山口U-18から2種登録選手として出場した第8節・長崎戦で、高 宇洋とのパス交換から初得点を挙げると、これがJ2リーグ最年少得点記録に。その後、8月1日にはトップチーム昇格を果たした。試合当日となる12日は17歳の誕生日。勝利に貢献し、チームの白星とともに祝うことができるか。
新潟は4試合ぶり、山口は5試合ぶりの勝利をつかむため、お互いの攻撃的なスタイルをぶつけ合う試合が期待される。過密日程だからこそ、フレッシュな戦力の活躍にも注目だ。
[ 文:野本 桂子 ]

