栃木県グリーンスタジアムに乗り込んだ岡山は、試合開始早々にセットプレーのこぼれ球を野口 竜彦が押し込む。大卒ルーキーのプロ初得点で先制点を挙げるも、25分にチェ ジョンウォンが背後を取られてペナルティーエリア内でファウル。PKを与えるとともに一発退場となり、同点に追いつかれた岡山は60分以上を数的不利の中で戦うことになった。苦境の中でもチームは我慢強く守って試合を進めたが、後半アディショナルタイムに栃木に決勝点を奪われて、勝点1を持ち帰ることはできなかった。
デンカビッグスワンスタジアムに山口を迎えた新潟も、後半開始して間もない51分に退場者を出す苦しい戦いだった。マウロが右足でうまく流し込んで17分に先制し、29分にはロメロ フランクが追加点をゲット。36分には浮田 健誠に得点を許して2-1で迎えた後半、前半に警告を受けていた本間 至恩が二度目の警告を受けて退場となった。新潟はアディショナルタイムも含めると40分以上を10人で戦うことになったが、1点のリードを死守して4試合ぶりの勝利をつかみ取っている。
両チームともに心身の消耗度の激しい試合を戦って中2日。15日にシティライトスタジアムで行われる一戦はどんな戦いが待ち受けているのか。両チームにとってフレッシュな選手の力が欠かせない試合になるだろう。そして、岡山はセットプレーが長所でもあれば短所にもなっており、新潟もセットプレーからの得点も失点も多いチーム。セットプレーが勝敗を分ける可能性は高い。
[ 文:寺田 弘幸 ]
