前節はともにアウェイで敗戦を喫している。いずれも今季初の連敗を避け、上位に引き離されないためにも勝利あるのみだ。
ホームの新潟は前節途中でロメロ フランクがケガでピッチをあとにしたのが気がかりだが、12日に浦和から期限付き移籍加入した荻原 拓也が早速出場。ロメロ フランクと交代で右サイドハーフに入ると、途中から左サイドハーフも務めた。試合終盤の苦しい時間帯に持ち味のサイド突破からFKを獲得し、そこから続いたセットプレー4連発で反撃のきっかけを作った。荻原は新潟での初出場を振り返って「自分のプレーは良くなかった。しっかりコンディションを整えて、チームの中でうまくいかなかった部分を全体で話し合って、解決できることはすぐ解決して次に臨みたい」と、ホーム戦デビューに向けて切り替えている。
また、今節は本間 至恩が出場停止から復帰する。連続出場で疲労が目立つ選手たちの中で、フレッシュなドリブラー・本間や、出場に飢えていた荻原の活躍に期待がかかる。
京都はここまで10ゴールを挙げているピーター ウタカをはじめ、ジュニーニョ、野田 隆之介、金久保 順ら強力な攻撃陣を擁する。ヨルディ バイス、庄司 悦大からの決定的なパスをいかに防ぐかも、新潟にとって重要になるだろう。
5連戦の4試合目となるが、新潟はアウェイ・岡山戦から中3日でのホーム戦。京都はアウェイ・金沢戦から中2日で再びのアウェイ戦となる。移動等の負担を考えれば、京都にとっては正念場。ただ、新潟も故障者が増えており、試合までにどこまで回復できるか。選手のターンオーバーや交代策も含め、アルベルト監督、實好 礼忠監督の采配にも注目だ。
[ 文:野本 桂子 ]

