真夏の5連戦の5試合目。タフな試合になることは必至で、総力戦になるだろう。中2日の連戦のためフレッシュな選手起用をしてくるはずで、両指揮官がどんな選手を起用するのかに注目したい。
山口は、この5連戦をここまで1勝3敗。前々節にホームで大宮を1-0で撃破し、意気揚々と群馬に乗り込んだが、あえなく敗戦。イウリの7試合ぶりのゴールで先制し、その後も何度か決定機を迎えたが、追加点を取れずに1-2で逆転負け。群馬にホーム初勝利を献上してしまった。チームとして決定機を作り出すことはできているだけに、フィニッシュの精度を上げたい。
町田は、5連戦を1分3敗。前節はホームで磐田と対戦して0-0で引き分け、連敗を『4』で止めた。「J1レベルのチーム」(ランコ ポポヴィッチ監督)を相手にハードワークして勝点を得たことはポジティブに捉えていいだろう。町田としては得意とするセットプレーに活路を見いだしたい。山口はセットプレーからの失点が多いだけに、その攻防も見どころの1つだ。
J2昇格同期の山口と町田は“ライバル”の関係だ。山口にとってはJリーグでの対戦が最も多いのがこの町田で、J3時代を含めて11戦して5勝6敗。引き分けが一度もないことが両者の関係を表していると言ってもいいかもしれない。
勝ちたい気持ちが上回るのは果たしてどちらか、熱戦必至の一戦だ。
[ 文:田辺 久豊 ]


