J1昇格を狙う大宮にとって、前節・琉球戦はショッキングな敗戦となった。前半は2シャドーがよくボールに絡んでカウンターなどでフィニッシュまで運ぶことができていた。だがその展開で決められずにいると45+5分に失点。後半に入ってからイバや黒川 淳史、嶋田 慎太郎を投入してシステムを[4-4-2]に変更して逆転を狙うも、ビルドアップで行き詰まりカウンターを受ける展開に。そこで守備が崩壊して、終わってみれば大量5失点で敗れる結果に終わった。
「いろんなことが改善できるように、次のゲームに向けて切り替えも含めてやらなくてはいけない。すぐにできるのであれば選手のメンタルの部分を改善するべきだと思います。この状況で次のゲームにというのはなかなか難しいと思いますので、しっかりとケアが必要かと思います」 そう高木 琢也監督が試合後に話していたように、今節に向けて求められるのは精神面の回復。13位と苦しい状況に置かれているのは確かだが、これまで積み上げてきたものを信じて戦い続けることで兆しが見えてくるはずだ。
そんな大宮と対戦するのが、6位の山形。前節・福岡戦は主導権を握って攻めたが、相手の守備ブロックを突破できず。53分に喫した失点をはね返せずに、0-1で敗れた。「ボールは保持しているけど点が取れないという試合が多いので、(ボールを)大事にし過ぎているのかなというところもあります」と本田 拓也が話すように、ダイナミックさを欠いているのが現状。アグレッシブな姿勢を表現することが勝利への近道となる。
両者の対戦で思い出されるのは、昨季のJ1参入プレーオフ1回戦。大宮のホームで行われた一戦は、2-0で山形が勝ち上がった。今回はどんな結末を迎えるのだろうか。
[ 文:高澤 真輝 ]