愛媛は前節、勝点で並ぶ群馬との下位直接対決に挑むも0-1で敗戦。順位浮上のきっかけをつかむべく臨んだ“シックスポイントマッチ”を落とし、本来なら降格圏の21位へと転落。チームは今季三度目の3連敗となっただけでなく、ここ3試合で1得点も奪えていないなど攻撃面に勢いがない。加えて、それらの対戦相手が守備に課題を抱えていたチームであったことも気になるところだ。
守備では徐々に粘り強さを見せるようになっている愛媛だが、そのぶん、攻撃での大胆さが失われ、やや腰の引けた戦いぶりが目立つようになっている。今節、ニンジニアスタジアムへと乗り込んでくる新潟は愛媛と似たタイプのスタイルを志向するチームだが、現在の立ち位置、お互いのチーム状態を見れば真正面からの激突での分の悪さは否めない。また、重用する選手らに疲労感があることを考えれば、中2日で行われる今節は思い切った選手のターンオーバーがあってもおかしくないだろう。
新潟は直近2戦で連敗を喫しているが、その相手は北九州、徳島という首位戦線を争う絶好調チーム。試合内容はいずれもきっ抗したものであり、決してチーム状態が下降しているとはいえない戦いぶりだった。今節はアウェイ戦となるものの、試合までのインターバルが相手より1日長い。コンディション面でのわずかなアドバンテージを生かしてポゼッション争いで優位に立ち、自慢のパスサッカーでシステム上のミスマッチを突きたい。ここで連敗にピリオドを打ち、上位戦線に再び食い込んでいくことができるか。
[ 文:松本 隆志 ]

