水戸は前々節・琉球戦で終了間際に失点して、ショッキングな逆転負けを喫した。しかし、中3日でメンタルを立て直し、前節・北九州戦は攻守で首位チームを圧倒。北九州ゴールを襲い続け、3-0で勝利を収めた。「すべてがかみ合った、われわれにとっての大きな成功体験」と秋葉 忠宏監督は喜びを口にした。
ただ、「次の一戦にかかっている」(山田 康太)と選手たちは声をそろえる。思い出すのは明治安田J2第17節・栃木との“北関東ダービー”。3位・徳島にアウェイで勝利して、自信を持って挑んだ一戦だったが、逆転負けを喫する屈辱を味わった。もう同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。首位を撃破したのはすでに過去のこと。気を引き締め直して、チャレンジャー精神を持って今節に臨みたい。
一方、群馬は前節で福岡に敗れはしたが、第19節から2連勝を挙げるなど、調子は上向き。堅守速攻の戦いが浸透してきており、鋭いカウンターが相手に脅威を与えるようになっている。その中で存在感を発揮しているのがエースの大前 元紀。持ち前の決定力を生かして、今節は水戸ゴールをこじ開けようとしてくることだろう。
水戸の攻撃力と群馬の守備力の激突。前回対戦は3-1で水戸が勝利を収めている。水戸が連勝を収めるか、それとも群馬が意地を見せるか。“北関東ダービー”は9月27日16時からケーズデンキスタジアム水戸で行われる。
[ 文:佐藤 拓也 ]