琉球は前節、ホームで千葉と対戦。ボールを握りながらも千葉の堅い守備の前に最後までゴールを割れず、0-1で敗れた。
開幕節でも千葉に敗れており、「リベンジを果たせず非常に悔しい思い」とは樋口 靖洋監督の弁。ただ「守備面はチャレンジ&カバーを徹底し、攻撃では斜めのパスが効果的で敵陣に押し込むことができた」と、この試合で見せた攻守の内容においては手ごたえをつかんでいる。
切り札として途中起用されることの多い上原 慎也が千葉戦で3本のシュートを放ち、今回も攻撃に厚みをもたらした。「決定的な形でシュートが打てるシーンを作っていて、自分の武器を生かすような呼び込み方ができている」と指揮官は評価し、上原 慎也本人も「攻撃的なサッカーを目指すチームなので、どんな場面で入っても僕が点に絡むプレーをするのは必然的」と胸を張る。また風間 宏希や小野 伸二ら、ケガ人が徐々に復帰しコマが揃いつつある中、勝負どころのベンチワークで中2日の試合を勝利につなげたいところだ。
一方、前節ホームで甲府と対戦した新潟は、守備時5バックを敷く甲府に苦戦するも、「得点を奪うための狙い」(アルベルト監督)として本間 至恩、大本 祐槻らがサイドから推進力を見せて突破口を切り拓くと、左サイドの荻原 拓也のクロスが相手のオウンゴールを誘い、点に結びつけた。その後失点を喫して同点で終えたが、90分を通して攻撃的にゴールへ向かうスタイルは脅威で、中3日で迎える琉球戦においては主導権争いを制することが勝利へのカギとなりそうだ。
両者の対戦は8月23日の明治安田J2第14節以来で、このときは新潟が1-0で勝利している。
攻撃志向を前面に押し出す両チームの一戦。そのつばぜり合いに注目だ。
[ 文:仲本 兼進 ]
